「子どもにも、保育者にも“あったかい保育”を。」りんごっこ保育園で「不適切保育防止・メンタルヘルス研修」を実施

保育環境や保育者自身の心の状態と向き合い、よりよい保育環境について考える機会に

社会福祉法人絆友会

社会福祉法人林檎の木「りんごっこ保育園」

社会福祉法人林檎の木が運営する「りんごっこ保育園」(東京都東村山市)では、「あったか保育で心ゆたかに」という保育理念のもと、一人ひとりの子どもの姿を丁寧に受け止め、安心して過ごすことのできる保育環境づくりを大切にされています。

社会福祉法人絆友会は、2026年9月5日、同園にて職員を対象とした「不適切保育防止研修・メンタルヘルス研修」を実施しました。

今回の研修では、不適切保育を単に「してはいけない行為」として学ぶのではなく、日々の保育環境や部屋の構造に「不適切」がないかについて職員同士で振り返りました。

あわせて、子どもたちと向き合う保育者自身の心の状態にも目を向け、ストレスや心の疲れに気づくこと、自分自身をいたわりながら働き続けることの大切さについて考えました。


「不適切保育をしない」から、「よりよい関わりを考える」へ

不適切保育防止研修では、「環境」と「生活習慣」をテーマに、日々の保育を振り返りました。

環境は「第三の保育者」とも呼ばれるほど、子どもの行動や保育者の関わりに大きく影響します。研修では実際に保育室の見取り図を描き、子どもと保育者の双方が安心して過ごせる環境になっているかを確認しました。

また、叱る前に「叱らなくても済む仕掛け」を環境の中につくることや、食事や休息、個別スペースなど、子どもの生理的欲求や意思を尊重することについても学びました。

さらに、子どもを追い詰めないために、複数の活動や過ごし方を提示するなど、保育者があらかじめ「逃げ道=選択肢」を用意することの大切さについて考えました。


「休んでも取れない疲れ」の正体を知る

メンタルヘルス研修では、自分自身の心の状態と向き合い、「休んでも取れない疲れ」について考えました。

身体は休んでいても、頭の中ではさまざまなことを考え続けていることがあります。

研修では、意識的に力を抜くための具体的な脱力方法を実践するとともに、「常に100点を目指さなくてもいい。60点でも十分」という考え方についてもお話しました。

子どもに丁寧に向き合い続けるために、保育者自身の心と身体を守ることの大切さを改めて考える機会となりました。


講師の話に耳を傾けながら、メモを取る保育士さんたち

園全体で保育を振り返ることが、不適切保育の予防につながる

不適切保育の防止は、一人の保育者だけが意識すればよいものではありません。

職員同士が日頃感じていることを話し合い、困ったときには相談し合い、「よりよい保育のために何ができるか」を園全体で考えていくことが大切です。

今回の研修も、職員一人ひとりが自分自身の保育を振り返るだけでなく、保育環境を見つめ、お互いの考えを共有しながら、園として大切にしたいことを改めて考える機会となりました。

社会福祉法人絆友会では、不適切保育を「個人だけの問題」として捉えるのではなく、保育環境や職員同士の関係、そして保育者自身の心身の状態など、さまざまな角度から考える研修を実施しています。

今後も、子どもたちと保育者の双方が安心して過ごすことのできる保育環境づくりにつながる研修を、保育現場の皆さまとともに考えてまいります。


りんごっこ保育園について

社会福祉法人林檎の木が運営する「りんごっこ保育園」は、東京都東村山市恩多町にある認可保育所です。

「あったか保育で心ゆたかに」という保育理念を掲げ、家庭のぬくもりを感じられるような雰囲気の中で、一人ひとりの子どもが持つ可能性を引き出す保育を大切にされています。

保育方針として、一人ひとりの子どもの姿をしっかりと受け止め、発達の見通しを持ちながら優しく丁寧に関わることを大切にされています。

また、保育者は担当するクラスだけでなく、園児全員の保育者であるという意識を持つことや、職員同士が助け合い、補い合える信頼関係を築くことも方針として掲げられています。

園内では、子どもたちが五感を使って過ごす「はだし保育」や、間仕切りのない明るく広々とした空間を活用した「オープンスペース保育」を取り入れています。

また、専任の栄養士による手づくりの自園給食など、子どもたちの心と身体の健やかな成長を支える環境づくりにも取り組まれています。


講師コメント(水野講師)

今回の研修では、不適切保育の防止や職員のメンタルヘルスという重要なテーマに対し、日々現場で子どもたちと向き合う保育士の先生方の視点に寄り添うことを最も大切にいたしました。 日常の保育に少しでも役立ち、先生方が明日からの保育に前向きに取り組めるような内容をお届けできていれば幸いです。子どもたちはもちろん、保育に携わる先生方ご自身も笑顔で満たされる園環境づくりに、本研修が少しでも貢献できることを心より願っております。

「こどものえがお研究所」代表

水野 翔太 氏

講師の「こどものえがお研究所」代表 水野翔太氏

社会福祉法人絆友会による研修実施支援

社会福祉法人絆友会は、保育園や児童発達支援事業所を運営するとともに、保育士等キャリアアップ研修、不適切保育防止研修、メンタルヘルス研修、防災研修など、保育現場に向けた実践型研修事業を行っています。

現場の課題や悩みに寄り添いながら、“聞いて終わり”ではなく、職員同士の対話や振り返りを重視した研修を実施しています。

今後も、保育現場で働く方々が明日からの保育に生かすことのできる、実践的な学びの機会を提供してまいります。

社会福祉法人絆友会・一般社団法人絆友会

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会社概要

社会福祉法人絆友会

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業種
医療・福祉
本社所在地
埼玉県さいたま市桜区田島三丁目13番4号
電話番号
048-711-5697
代表者名
川名 美雄
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年08月