『 ハイプロテクトコラム 』を商品化 ～より自由で開放的な空間を実現する集成材耐力壁柱～

三菱地所ホーム株式会社（本社：東京都港区赤坂　社長　加藤 博文）は、設計の自由度を高め、より開放的な空間を実現するための構造部材として、耐力壁柱『ハイプロテクトコラム』を新たに商品化いたします。

これまで三菱地所ホームは、高い安心・安全性で暮らしを守りながら、お客様の様々な要望に応えるプランニングができるよう、2×4工法を独自の構造技術により進化させてまいりましたが、設計提案の可能性をさらに広げるため、本耐力壁柱の商品化に至りました。

 

ハイプロテクトコラム

従来の2×4工法における耐力壁は長さ910mmが基本であり、構造計算を行ったとしても600mm以上の長さを確保する必要があります。プランニングの際に、必要な耐力壁は面として見えてくるため、空間の開放性や意匠性が損なわれることがありました。また、2×4工法の基本寸法体系は910mm単位であり、その半分である長さ455mmの壁は、耐力要素として見込むことができず、他の部分で耐力壁を確保することが求められてきました。
 『ハイプロテクトコラム』は長さ450mmでありながら、最大壁倍率12倍の耐力壁として利用することが可能なため、必要耐力壁の確保が容易となります。これまで耐力壁として有効に活用できなかった壁を耐力上有効な壁として配置することができるため、今まで以上に大パノラマの開口提案を実現でき、空間の開放性や意匠性をより魅力的に表現することが可能となります。また、設計上の制約が多くなる狭小敷地においても、短い長さの壁を耐力壁として有効利用することができるため、家づくりの自由度が大きく広がります。

 

三菱地所ホームは今後も、より自由な空間を実現するための技術開発に取り組み、お客様の夢を実現できる楽しい住まいづくりに努めてまいります。