介護家族に受診を勧めるのはケアマネジャーの8割~家族の相談トップ3は「①受診 ②病院紹介 ③ケア方法」~
―ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査『CMNRメディカル』第22回―
全国のケアマネジャー9万人が登録するウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」(https://www.caremanagement.jp/)、全国にリハビリ型デイサービス「レコードブック」(https://www.recordbook.jp/)を展開するなど、健康寿命の延伸に向け、様々なヘルスケアサービスを運営する株式会社インターネットインフィニティー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:別宮 圭一)は、ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査サービス『CMNRメディカル』にて利用者家族への働きかけに関するアンケートを実施しました。
■調査概要
調査名:CMNRメディカル(第22回) 「利用者家族への働きかけに関するアンケート」
期間:2021年1月8日~2021年1月13日
調査パネル:「ケアマネジメント・オンライン」に登録する会員ケアマネジャー(居宅介護支援事業所、地域包括支援センターに勤務)
調査サンプル数:373名
調査方法:WEBアンケート
■調査結果(サマリー)
要介護高齢者(介護保険サービス利用者「以下:利用者」)の生活を支える家族の健康は、在宅介護に大きな影響を与えます。そのため、ケアマネジャーにとっては、利用者家族の健康維持も注意を払うべき事項の一つです。
本調査では、全国のケアマネジャーを対象に、利用者家族への健康問題に関する働きかけや、利用者家族との関係性についてのアンケート調査を実施しました。
その結果、約8割のケアマネジャーが、利用者家族に受診勧奨したことがあると答えました。また、3人に2人のケアマネジャーが、自らの働きかけが利用者家族の受診などにつながったことがあると回答していました。
一方で、利用者家族からケアマネジャーへ相談することもあります。その相談内容としては、「受診」や「病院紹介」、「ケアの方法」などが特に多いことが分かりました。
このように、ケアマネジャーは利用者家族に対しての疾患啓発や受診勧奨という観点からも影響を及ぼすことができます。利用者家族の健康維持のためにも、ケアマネジャーによるサポートが期待されます。
■調査結果
本調査では、ケアマネジャーから利用者家族への働きかけ、および利用者家族からケアマネジャーへの相談について調査しています。
調査の結果、約8割以上のケアマネジャーが、担当利用者だけでなく、その家族に対しての健康に関する知識啓発やアドバイスも大事にしていることが分かりました。
これらのことから、利用者家族の健康を保つことは、利用者の介護生活を支援するケアマネジャーにとって、注意して取り組む仕事のひとつとして認識されていることが分かります。これは、家族の健康状態は利用者の介護に強く影響を及ぼすという事実から来ているものと考えられます。
問題意識を持つだけでなく、実際に多くのケアマネジャーが行動に移しており、ケアマネジャーから利用者家族への働きかけは日常的に行われているようです。
その実例としては、下記のようなケースがありました。
この現状から、ケアマネジャーは利用者家族の健康管理に貢献しているということが分かります。
ケアマネジャーに、これまでに利用者家族から相談を受けたことがある項目を尋ねると、約6割以上が「受診(64.6%)」「医療者・機関の紹介(63.8%)」について相談を受けていることが分かりました。これは「ケアの方法(63.3%)」と同程度でした。
ケアマネジャーは多くの要介護高齢者を見ているので、同じような状況に置かれている人を知っており、医療機関に関しても質の良い情報を知っていると期待している利用者家族が多いのかもしれません。また、毎月の訪問で顔を合わせており、気軽に話せる身近な存在であるということも、相談内容の多様さにつながっていると考えられます。
以上のことから、ケアマネジャーは介護と医療の連携に加えて、利用者家族に対しての情報提供者としての活躍も期待できます。また、利用者の家族に向けた疾患啓発や受診勧奨という観点からも影響を及ぼせる存在です。介護家族の健康維持のためにも、ケアマネジャーに対して疾患や治療に関する正しい知識を啓発することが望まれます。
※具体的な項目や結果は調査レポートに記載しています。
■調査レポート販売のご案内
本調査結果を、詳細レポートとして3月8日より販売いたします。
上記掲載以外にも、
・ケアマネジャー一人当たりの、面識がある利用者家族の数
・利用者家族の年齢分布
・ケアマネジャーが資材・アプリ等を紹介できる利用者家族の割合
・利用者家族の健康について、ケアマネジャーが利用者家族にアドバイスしている項目
・利用者の病気について、ケアマネジャーが利用者家族にアドバイスしている項目
・利用者の病気以外について、ケアマネジャーが利用者家族にアドバイスしている項目
等の内容が、収載されています。
〇医薬品マーケティングご担当者様へのご案内
ケアマネジメント・オンラインでは、2020年11月に創刊したメールマガジン「医介マーケティング通信」(無料)の購読申し込みを受け付け中です。
「医介マーケティング通信」では、
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弊社では、全国のケアマネジャー9万人が登録するウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」を運営しています。これを活用して、ケアマネジャーを対象とした情報発信のサポートを承っております。また、郵送・FAXなどを用いた情報発信や、調査パネルを用いた効果測定も行うことが可能です。これまでに、製薬会社をはじめ各種企業に情報発信の場としてご利用いただいております。
調査レポートやケアマネジャーへのPRの詳細、価格につきましては、下記窓口までお問い合わせください。
■お問い合わせ窓口■
株式会社インターネットインフィニティー Webソリューション部(担当:酒井)
TEL:03-6697-5505 FAX:03-6779-5055 MAIL: ssakai@iif.jp
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『CMNR(CareManager Network Research)メディカル』は、医療と介護連携のキーマンであるケアマネジャーをパネルとした調査サービスです。複数の医療機関を受診することが多い要介護・要支援高齢患者の処方薬や、服薬管理状況など、医師や薬剤師をパネルとした調査ではなかなか把握しにくい医薬品使用の実態を調査できます。
専門サイト「ケアマネジメント・オンライン」に登録する、日本のケアマネジャー20万人のうち5割に相当する9万人のネットワークを『CMNRメディカル』では活用しています。
※ケアマネジャー(介護支援専門員)は、適切な介護サービスを受けられるように高齢者とその家族の支援をしており、医療と介護の連携の要を担っています。
■調査のご依頼について■
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■■■ニュースリリース及びサービスに関するお問合せ先■■■
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調査名:CMNRメディカル(第22回) 「利用者家族への働きかけに関するアンケート」
期間:2021年1月8日~2021年1月13日
調査パネル:「ケアマネジメント・オンライン」に登録する会員ケアマネジャー(居宅介護支援事業所、地域包括支援センターに勤務)
調査サンプル数:373名
調査方法:WEBアンケート
■調査結果(サマリー)
要介護高齢者(介護保険サービス利用者「以下:利用者」)の生活を支える家族の健康は、在宅介護に大きな影響を与えます。そのため、ケアマネジャーにとっては、利用者家族の健康維持も注意を払うべき事項の一つです。
本調査では、全国のケアマネジャーを対象に、利用者家族への健康問題に関する働きかけや、利用者家族との関係性についてのアンケート調査を実施しました。
その結果、約8割のケアマネジャーが、利用者家族に受診勧奨したことがあると答えました。また、3人に2人のケアマネジャーが、自らの働きかけが利用者家族の受診などにつながったことがあると回答していました。
一方で、利用者家族からケアマネジャーへ相談することもあります。その相談内容としては、「受診」や「病院紹介」、「ケアの方法」などが特に多いことが分かりました。
このように、ケアマネジャーは利用者家族に対しての疾患啓発や受診勧奨という観点からも影響を及ぼすことができます。利用者家族の健康維持のためにも、ケアマネジャーによるサポートが期待されます。
■調査結果
本調査では、ケアマネジャーから利用者家族への働きかけ、および利用者家族からケアマネジャーへの相談について調査しています。
まず、ケアマネジャーから利用者家族への働きかけについて見ていきます。
調査の結果、約8割以上のケアマネジャーが、担当利用者だけでなく、その家族に対しての健康に関する知識啓発やアドバイスも大事にしていることが分かりました。
また、約7割以上のケアマネジャーが、利用者家族の健康状態や精神状態について目配りできていると回答しました。
これらのことから、利用者家族の健康を保つことは、利用者の介護生活を支援するケアマネジャーにとって、注意して取り組む仕事のひとつとして認識されていることが分かります。これは、家族の健康状態は利用者の介護に強く影響を及ぼすという事実から来ているものと考えられます。
そして、約8割のケアマネジャーが、これまでに利用者家族に対して受診勧奨したことがあると回答しました。
問題意識を持つだけでなく、実際に多くのケアマネジャーが行動に移しており、ケアマネジャーから利用者家族への働きかけは日常的に行われているようです。
さらに、全体の約6割のケアマネジャーは、自分の働きかけが、利用者家族の病気の検診や受診、診断や治療につながったことがあると回答しました。
その実例としては、下記のようなケースがありました。
・利用者の妻が痛みを我慢しており、受診させると圧迫骨折だった。 ・体調不良があり、イライラして利用者に接していた家族に受診を勧めたところ、穏やかに介護できるようになった。 ・利用者家族の体が傾き、呂律が回らなくなったため受診を勧め同行したところ、硬膜下血腫の診断を受けた。 ・利用者家族の体重減少が著しいため受診させるとがんが見つかった。 ・利用者家族にかかりつけ医がおらず、健康管理ができていなかったので健康診断を勧めた。 ・医療を拒否していた利用者家族が、自分の声掛けから受診した。 |
これ以外にも、多くの介護家族を見ているケアマネジャーだからこそ変化に気付いたというケースや、ケアマネジャーの声掛けが後押しになって受診につながったというケースが多く報告されました。
この現状から、ケアマネジャーは利用者家族の健康管理に貢献しているということが分かります。
一方で、ケアマネジャーからの働きかけだけでなく、利用者家族側からの相談も多いようです。
ケアマネジャーに、これまでに利用者家族から相談を受けたことがある項目を尋ねると、約6割以上が「受診(64.6%)」「医療者・機関の紹介(63.8%)」について相談を受けていることが分かりました。これは「ケアの方法(63.3%)」と同程度でした。
ケアマネジャーは多くの要介護高齢者を見ているので、同じような状況に置かれている人を知っており、医療機関に関しても質の良い情報を知っていると期待している利用者家族が多いのかもしれません。また、毎月の訪問で顔を合わせており、気軽に話せる身近な存在であるということも、相談内容の多様さにつながっていると考えられます。
以上のことから、ケアマネジャーは介護と医療の連携に加えて、利用者家族に対しての情報提供者としての活躍も期待できます。また、利用者の家族に向けた疾患啓発や受診勧奨という観点からも影響を及ぼせる存在です。介護家族の健康維持のためにも、ケアマネジャーに対して疾患や治療に関する正しい知識を啓発することが望まれます。
※具体的な項目や結果は調査レポートに記載しています。
■調査レポート販売のご案内
本調査結果を、詳細レポートとして3月8日より販売いたします。
上記掲載以外にも、
・ケアマネジャー一人当たりの、面識がある利用者家族の数
・利用者家族の年齢分布
・ケアマネジャーが資材・アプリ等を紹介できる利用者家族の割合
・利用者家族の健康について、ケアマネジャーが利用者家族にアドバイスしている項目
・利用者の病気について、ケアマネジャーが利用者家族にアドバイスしている項目
・利用者の病気以外について、ケアマネジャーが利用者家族にアドバイスしている項目
等の内容が、収載されています。
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『CMNR(CareManager Network Research)メディカル』は、医療と介護連携のキーマンであるケアマネジャーをパネルとした調査サービスです。複数の医療機関を受診することが多い要介護・要支援高齢患者の処方薬や、服薬管理状況など、医師や薬剤師をパネルとした調査ではなかなか把握しにくい医薬品使用の実態を調査できます。
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