ブルームバーグ・フィランソロピーズ、新型コロナ対策に焦点をあてた「2021年グローバル市長チャレンジ」の募集開始

コロナ禍で生まれた最も画期的なアイデアの発掘を目的として、世界規模のキャンペーンを実施

ブルームバーグ エル・ピー

【ニューヨーク、2021年1月11日】— ブルームバーグ・フィランソロピーズは、革新的なアイデアを競い合うキャンペーン「2021年グローバル市長チャレンジ」の募集開始を発表しました。今年の市長チャレンジでは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を受けて、世界各地の都市から最も画期的なアイデアを選出し、推進していきます。当キャンペーンには中東地域も加わることが決定しており、コロナ禍において世界をリードする都市型イノベーションを考案したファイナリスト50都市を選出します。
2021年グローバル市長チャレンジは、過去最大規模での開催となり、今日の都市が抱えるニーズを満たす大胆な変革を遂げるためのプログラムを提供します。今年の市長チャレンジは初めて世界規模で開催し、世界的に喫緊の課題であるコロナ禍に対する新しいアプローチの構築を目指します。ファイナリストおよび優秀賞・最優秀賞の受賞都市は、過去の市長チャレンジよりも多く選出される予定です。人口10万人以上の自治体であれば、構想段階のアイデアをもってこちら(https://bloombergcities.jhu.edu/mayors-challenge)からご応募いただけます。応募締め切りは、2021年3月21日です。

過去の市長チャレンジ受賞都市やその他の情報についてはこちら(https://data.bloomberglp.com/country/sites/5/2014/11/43226092-Phil-Mini-Report-140725-J_web.pdf)のリンクをご参照ください。

ニューヨーク市長を3期務め、ブルームバーグL.P.およびブルームバーグ・フィランソロピーズの創設者であるマイケル・R・ブルームバーグは、次のように述べています。「世界各地の都市で、市長たちはコロナ禍対応の最前線にいます。そして、この前例のない公衆衛生の危機と闘い続ける中で、市民生活を守るために、クリエイティブで新しい方法を模索しています。一方で、気候変動や不平等から生じる課題にも取り組み、経済の再構築も進めています。ブルームバーグ・フィランソロピーズの2021年グローバル市長チャレンジは、都市政策の最先端に立つ市長たちを支援し、革新的なアイデアを生むインスピレーションを生み、成功例を世界中の都市に広めていくことを目的としています。コロナ危機から回復するために、都市は大胆な政策を打ち出す必要があります。今年の市長チャレンジの応募都市から最高のアイデアが生まれてくることを確信しています」

2021年グローバル市長チャレンジでは、コロナ禍において都市が直面している最も主要な諸課題に取り組むために、以下の4テーマが設定されました。
  • 経済回復と包括的な成長
  • 健康と福祉
  • 気候・環境
  • 良好なガバナンスと平等

選考委員会は、ブルームバーグ・フィランソロピーズの役員で、アリエル・インベストメンツの共同CEO兼社長であるメロディ・ホブソン氏と、国際救済委員会(IRC)のCEO兼委員長であるデイヴィッド・ミリバンド氏が共同委員長を務め、ファイナリスト50都市を選出、さらに15都市を受賞者として選出します。2021年グローバル市長チャレンジの選考委員会は、以下のメンバーで構成されます。
  • デイヴィッド・アジャイ氏、アジャイ・アソシエイツ創設者
  • ヨ-ガン・ピレイ博士、クリントン・ヘルス・アクセス・イニシアチブ(CHAI)南アフリカ統括ディレクター兼ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ分野シニアグローバルディレクター
  • ジャガン・シャー氏、在印英国高等弁務官事務所 (ニューデリー)外務国際開発省(FCDO)シニア・インフラストラクチャー・アドバイザー
  • ヴェラ・コーデイロ博士、保健・人間発達分野専門機関Instituto Dara 創設者兼取締役会長
  • ジュリア・ギラード氏、オーストラリア第27代首相
  • オラファー・エリアソン氏、アーティスト
  • ジャン=エマニュエル・ドゥ・ネーブ博士、オックスフォード大学経済学教授兼ウェルビーイング研究センター ディレクター
  • プムズィレ・ムランボ=ヌクカ氏、国連事務次長兼UN Women事務局長
  • フェデリカ・モゲリーニ氏、欧州版市長チャレンジ レクター
  • ジョシュア・シャーフステイン博士、ジョンズ・ホプキンズ大学ブルームバーグ公衆衛生学大学院 ブルームバーグ・アメリカンヘルス・イニシアチブ ディレクター
  • ジェニファー・パルカ氏、コード・フォー・アメリカ 創業者兼元取締役
  • マリアナ・コスタ・チェカ氏、Laboratoria 共同創設者兼CEO

選考委員会の各メンバーは、選考プロセスにおいて専門的な見地から評価し、最も革新的なアイデアを各ラウンドで選出することを保証します。

2021年グローバル市長チャレンジでファイナリストに選ばれた都市には、多角的な支援プログラムが用意されています。世界的に著名な専門家が提供するイノベーション、データ、その他プロジェクトに関連する諸分野のコーチングを通し、当キャンペーンで提案したアイデアをより強化する支援をします。また、ファイナリストは、プロジェクト毎にデザインされた技術的な支援やトレーニングを受講でき、アイデアを試し、改善できるようサポートします。さらに、斬新で新しいアイデアを追求する他の自治体との貴重なネットワークを築く機会にもなります。

2021年グローバル市長チャレンジは、ブルームバーグ・フィランソロピーズがスポンサーとなって、米国(2013年、2018年)、欧州(2014年)、中南米・カリブ海(2016年)で開催された過去4回の市長チャレンジの成功に上に築かれています。歴代の最優秀賞受賞者には、高齢者介護のために独自の安全なデジタルトラスト・ネットワークを構築する計画を提案したバルセロナ、脳が発達段階にある低所得世帯の児童の「語彙格差」を測定し解消するプログラムを提案した米国ロードアイランド州のプロビデンス、ハリスコ州全体の建築業界で起きている汚職問題を解決するためのプログラムを開発したメキシコのグアダラハラ、オピオイド乱用や今日のコロナ危機に対して第一線で働く初期対応者の疲弊を防ぐウェルネス・プログラムおよびケアシステムを提案した米国ウェストバージニア州のハンティントンなどが含まれます。

これまでに計1,072の都市が市長チャレンジに応募し、24のアイデアが受賞しました。その内、22のアイデアが世界の都市で実現されています。また、受賞に至らなかったアイデアの中でも、189の都市がアイデアの発展を続け、実現に向けて尽力しています。

ブルームバーグ・フィランソロピーズについて
ブルームバーグ・ フィランソロピーズは、世界の170か国・810都市に投資をし、人びとがより豊かで、より長い人生を謳歌できるよう取り組んで います。アート、教育、環境、政策革新、公衆衛生の 5つを重点分野とし、常に変革を推し進めています。世界各国で慈善活動としてコンサルティング業務を提供するブルームバーグ・アソシエイツに加えて、マイケル・R・ ブルームバーグが設立した基金、個人としての寄付、 ブルームバーグの企業としてのフィンランソロピー活動 など、マイケル・ブルームバーグの慈善活動すべて網羅 するものです。2020年には、16億ドルを拠出しました。詳細に関しては以下のリンク(英語)をご参照ください。

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会社概要

ブルームバーグ エル・ピー

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内2-4-1丸の内ビルディング 21
電話番号
03-3201-8900
代表者名
石橋 邦裕
上場
未上場
資本金
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設立
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