【大学院生の子がいる親に調査】8割以上が「子どもが大学院に進学してよかった」と回答 新たな一歩を踏み出す我が子へ「社会に貢献しながら楽しい人生を歩んでほしい」などのメッセージも

株式会社アカリク

 技術者・研究者のキャリア支援に特化した事業を15年にわたって続けている株式会社アカリク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山田諒、以下 アカリク)は、大学院を修了し、民間企業へ就職する大学院生の子がいる親73名に対し、「大学院修了に際した子どもへの想い」に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
  • 調査サマリー

 
  • 調査概要
調査概要:「大学院修了に際した子どもへの想い」に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年3月2日〜同年3月7日
有効回答:大学院を修了し、民間企業へ就職する大学院生の子がいる親73名
 
  • 8割以上の大学院生の親が、「子どもが大学院に進学してよかった」と回答
 「Q1.お子様が大学院に進学して良かったと思いますか。」(n=73)と質問したところ、「非常にそう思う」が60.3%、「ややそう思う」が20.5%という回答となりました。

Q1.お子様が大学院に進学して良かったと思いますか。Q1.お子様が大学院に進学して良かったと思いますか。

・非常にそう思う:60.3%
・ややそう思う:20.5%

・あまりそう思わない:4.1%
・全く思わない:0.0%
・どちらともいえない/わからない:15.1%
 
  • その理由、「興味のある学問を追求することができた」が62.7%で最多
 Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q2.お子様が大学院に進学して良かったと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=59)と質問したところ、「興味のある学問を追求することができたから」が62.7%、「その後のキャリアに活きると思うから」が55.9%、「大学院生活を楽しんでいたから」が52.5%という回答となりました。

Q2.お子様が大学院に進学して良かったと思う理由を教えてください。(複数回答)Q2.お子様が大学院に進学して良かったと思う理由を教えてください。(複数回答)

・興味のある学問を追求することができたから:62.7%
・その後のキャリアに活きると思うから:55.9%
・大学院生活を楽しんでいたから:52.5%

・人間面での成長を感じられたから:28.8%
・その他:3.4%
 ー58歳:海外留学制度が利用できたから。
 ー62歳:向上心を得ることができたように思う。
 
  • 「自分の考えで将来をみてしっかり歩き出したように思えた」などの声も
 Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q3.Q2以外に良かったと思う理由があれば、教えてください。(自由回答)」(n=59)と質問したところ、「自分の考えで将来をみてしっかり歩き出したように思えた」や「研究を通じて人脈を広げることができた」など38の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・66歳:自分の考えで将来をみてしっかり歩き出したように思えた。
・66歳:研究を通じて人脈を広げることができた。希望の職種、会社に就職できる。高成績での卒業となった。
・58歳:学業や知識を身につけられ、社会人になってからも役だったり、待遇が違うと思うので。
・60歳:コミュニケーションスキルも向上した。
・67歳:本人に、相当自信が付いたと思う。
・58歳:学会での発表など、他ではできない経験が得られたため。
・51歳:勉学や教養をアップして、社会に貢献できる人物になってほしいから。
・62歳:生涯、学びを忘れない気持ちを得られたように思う。
 
  • 「専門的な知識を生かすというよりも、長く学んだことを活かし広い視野で物事を見てほしい」などの声
 「Q4.大学院までの学びを、お子様に社会でどう発揮して欲しいと思いますか。(自由回答)」(n=73)と質問したところ、「専門的な知識を生かすというよりも、長く学んだことを活かし広い視野で物事を見てほしい」や「専門知識だけでなく、学会発表経験や後輩の指導など、コミュニケーションスキルを役立てて欲しい」など48の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・58歳:専門的な知識を生かすというよりも、長く学んだことを活かし広い視野で物事を見てほしい。
・60歳:専門知識だけでなく、学会発表経験や後輩の指導など、コミュニケーションスキルを役立てて欲しい。
・60歳:サラリーマンだけでなく、大学の研究に戻る道もあるので、自分の興味がある分野で自分が納得できる人生を送って欲しい。
・51歳:リーダーシップを発揮してほしい。
・64歳:学んだことが活かせるほど甘くないと思うので、学ぶ気持ちを忘れずに仕事に向き合ってほしい。
・53歳:社会に役立つことに繋げて欲しい。
・62歳:多くの人に学びが心の豊かさを得て、人間として大きくなれることを伝えて欲しい。
・58歳:自分の意見が言える人間になって欲しい。
 
  • 新たな一歩を踏み出す我が子へ、「何時でも学習と研究をする事で、社会に貢献しながら楽しい人生を歩んでほしい」など、期待の声
 「Q5.大学院を修了し、新たな一歩を踏み出すお子様へ、期待することを自由にお願いします。(自由回答)」(n=73)と質問したところ、「何時でも学習と研究をする事で、社会に貢献しながら楽しい人生を歩んでほしい」や「多様な価値観を受容しつつ、物事の価値を見分けられるよう、普段から意識して情報に接してほしい」など49の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・61歳:何時でも学習と研究をする事で、社会に貢献しながら楽しい人生を歩んでほしい。
・62歳:社会への出発には遅れるが、臆することなく胸をはり歩む事を期待する。
・58歳:やりがいを持って仕事に取り組んで欲しい。
・60歳:日本だけでなく、海外での勤務も選択肢に入れて貰いたい。
・60歳:多様な価値観を受容しつつ、物事の価値を見分けられるよう、普段から意識して情報に接してほしい。
・53歳:新社会人として社会に貢献し、自分の仕事に誇りを持って働いて欲しい。
・58歳:自分らしい生き方をしていってほしい。
・62歳:本人が少しでも満足出来る生活が送れれば良い。
 
  • まとめ
 今回は、大学院を修了し、民間企業へ就職する大学院生の子がいる親73名に対し、「大学院修了に際した子どもへの想い」に関する実態調査を行いました。

 まず、8割以上の親が、「子どもが大学院に進学してよかった」と回答しており、良かったと感じる点として、「興味のある学問を追求することができたから」が62.7%で最多の結果となりました。他にも、「自分の考えで将来をみてしっかり歩き出したように思えた」や、「研究を通じて人脈を広げることができた」などの声も挙がりました。
 
 また、我が子には大学院までの学びを踏まえ社会に出て、「専門的な知識を生かすというよりも、長く学んだことを活かし広い視野で物事を見てほしい」や、「専門知識だけでなく、学会発表経験や後輩の指導など、コミュニケーションスキルを役立てて欲しい」など、専門性の他にも身につけたことを踏まえて、子どもの今後の活躍に期待していることが判明しました。

 最後に、新たな一歩を踏み出す我が子へ期待することを伺ったところ、「何時でも学習と研究をする事で、社会に貢献しながら楽しい人生を歩んでほしい」など、親からのエールの声が多数寄せられました。

 今回の調査では、大学院を修了し、民間企業へ就職を控える子がいる親が、子どもが大学院で専門的な分野で学べたことを、肯定的に捉えていることが分かりました。そして、今後は、専門的な知識だけでなく、コミュニケーション力やリーダーシップなど、知識に限らない経験を糧に、人生の選択肢の幅を広げ、社会で役立てて欲しいと願っていることも明らかとなりました。自らが探求する環境に身を投じて奮闘した我が子に対して、陰ながら応援してきた親から寄せられたエールには、子どもを誇らしく思っている様子が滲み出ています。大学院のご修了をお祝いすると共に、これからのご活躍を応援しております。
 
  •  大学院生のキャリアを支援する「アカリク」

 アカリクは大学院生に特化したダイレクトリクルーティングや採用イベント、人材紹介サービスです。累計登録者数15万人以上の国内最大の理系・院生データベースから採用をトータルサポート。スカウトサービスの他に、「分野別・専攻別に開催する大学院生採用イベント」、「ピンポイントでスキル・研究がマッチする方をご紹介するエージェントサービス」などもご提供しています。

Acric:https://biz.acaric.jp/
 
  • アカリクについて
 アカリクは「知恵の流通の最適化」というコーポレートミッションのもと、大学院生や研究者の方々のキャリア支援を行っています。高度研究機関である大学院・その他研究機関において日々産み出される「知恵」を広く社会・産業界につなぐことで価値を創出し、「知恵の流通」の最適化に貢献していくことを目指しています。研究に関わる事業を多方面で展開することで、日本の研究レベルが上がり、大学院生のキャリア選択肢が増え、さらには研究者を目指す人が増えることで優秀な研究者が増え、世の中の企業活動が活発化し、ユニークなサービスがたくさん産み出されていく…そんな世界のプラットフォームになることを目指しています。
会社名:株式会社アカリク(https://acaric.co.jp/

創業 :2006年11月
代表者:代表取締役社長 山田諒
所在地:東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階
資本金:1億1500万円
事業 :大学院生・ポスドク向け就活情報サイト「アカリク」の運営、研究分野・業種・職種別イベントの企画開催、大学等でのキャリアセミナーの実施、新卒大学院生・若手研究者・大学院出身者の人材紹介、オンラインLaTeXエディター「Cloud LaTeX」の運営など。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
学校・大学
関連リンク
https://acaric.co.jp/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社アカリク

11フォロワー

RSS
URL
https://acaric.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階
電話番号
03-5464-2125
代表者名
山田 諒
上場
未上場
資本金
1億1500万円
設立
2010年05月