テレビ視聴時間は、2030年に2020年の半分まで減少見通し。エンタメ企業には新しい在り方が求められる
エンタメ業界では、よりビジネス化したプレーヤーが勝ち残り、他業界や社会課題へ貢献する役割を拡大させていく
欧州最大級の経営戦略コンサルティングファームである株式会社ローランド・ベルガー(以下、ローランド・ベルガー)は、市場の過熱・収益源の変化・既得権益の崩壊により、大きな変換点を迎えているエンタメ業界に関する最新レポート「エンタメ産業の科学革命時代」を発表しました。
本レポートでは、事業環境の変化を分析し、エンタメ企業への変革の提言、および非エンタメ企業における商機について記しています。
エンタメ業界では、様々なコンテンツの制作量が過去最大規模にまで到達し、同時に制作費も高騰する「コンテンツバブル」が到来しています。その裏で、過去来エンタメ業界をリードしてきた、放送局等の従来型プレイヤーが変化を迫られる一方、オンラインを主戦場にコンテンツ配信を行う新興プレイヤーが急拡大しています。加えて、コンテンツを制作し販売するだけでなく、そのIPを様々な形態に変える二次利用を制するプレイヤーの勢いが増してるの現状があります。
本レポートでは、これらの過渡期を経て、今後のエンタメ産業を取り巻く環境の変化、エンタメ・非エンタメ企業への提言を7点から詳細に記しています。
1.コンテンツバブル崩壊が"ラグジュアリー化"と"コモディティ化"を加速
2."2030年問題"がメディアの在り方を激変させる
3.作り手は"3高"時代に ー高収入・高学歴・高ステータス
4.IPを売るな、体験を売れ ー"Value Through"こそ金のなる木
5.ヒットを"偶然の産物"から"必然の量産"へ
6.やりがい搾取から"やったぶんだけ報酬"へ
7.エンタメは他業界/社会課題の"救世主"
ローランド・ベルガーのパートナーでモビリティ/周辺技術、デジタル、メディア業界に精通する呉昌志は、次のように述べています。

「エンタメ産業は"千三つ(せんみつ)”の時代からヒット作量産・高確率化の時代へと変化しています。ヒット作品のプロデュースと共に、多層的なビジネスモデル構想のためのビジネスプロデュースも併せて行う変革が今まさに求められています。ローランド・ベルガーでは、エンタメ企業が国内外で競争力を高めるため、また、非エンタメ企業がエンタメ領域の商機を捉えていくために、豊富な実績と知見をもとにご支援してまいります。」
ローランド・ベルガーの最新のレポート「エンタメ産業の科学革命時代」はこちらのサイトからダウンロードしてご覧いただけます。
ローランド・ベルガーについて
ローランド・ベルガーは、1967 年に設立されたドイツのミュンヘンに本社を置く世界有数の経営戦略コンサルティングファームです。世界50以上の主要都市にてビジネスを展開し、Entrepreneurship(起業家精神)、 Excellence(卓越性)、Empathy(共感)という価値観を原動力とし、現在および未来の重大な課題に対応するための最高水準の専門知識及びサービスを提供しています。
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