AI搭載の生産計画DXサービス「最適ワークス」が、リコーのアクセラレータープログラム「TRIBUS 2023」で成果発表会にて社外審査員特別賞を受賞
中堅中小企業向け生産計画サービスとしての汎用性を社外審査員が評価。パッケージ化の検討など、今後もリコーとの連携を強めていく予定
スカイディスクは、2023年10月19日に開催された「TRIBUS 2023※1」統合ピッチコンテストにて、「製造業のモノづくり現場での難課題を解決」に応募し採択されました。
「TRIBUS 2023」採択からこれまでの約3カ月間、リコーグループとの連携を支援する社員(以下、カタリスト)とともに、リコー内の多事業部、リコーグループ内の取引先等の協力を得て、共創に向けた取り組みを進めて参りました。
当活動と活動の結果報告として、2024年2月8日に行われた最終ピッチに参加し、社外審査員を務めるSTATION Ai株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長 兼 CEO:佐橋 宏隆)から高い評価をいただき社外審査員特別賞を受賞しました。
「TRIBUS2023」の活動期間中には、製造業向けAI搭載の生産計画DXサービス「最適ワークス」のサービスの強化、および知名度の向上を目的に、様々な検証を行いました。
具体的には、リコー取引先へのアンケートの実施、およびリコーグループ内での試験運用等です。これらの取り組みにより、製造業が抱える生産計画に関する課題を再認識できたとともに、最適ワークスの提供価値、および機能方向性についての検討を大幅に進めることができました。
今後、更にリコーとの連携を進め、将来的にはリコーグループ内での最適ワークスのパッケージ化も含め、全国水平展開に向けた検討を進めていきたいと考えております。
日本の製造業のデジタル化は喫緊の課題となっています。原材料高騰などの外的要因、人材不足などの内的要因両面において、競争環境が激化しているのが製造業の現状です。この様な状況の中、製造ラインそのものの生産性・効率性の強化だけでなく、製造ラインの運用を司る生産計画・管理体制をアップデートしていくことは必須の状況となっています。スカイディスクは、「最適ワークス」の提供を通して中堅中小企業の生産計画立案と活用体制のDXを推進し、産業の持続的な発展に貢献してまいります。
社内外統合型アクセラレータープログラム「TRIBUS 2023」の成果発表会を開催
~社内起業家・社外スタートアップ計18企業・チームが発表、共創イノベーションを加速~
https://jp.ricoh.com/release/2024/0209_2
最適ワークスについて
最適ワークスは株式会社スカイディスクが開発・提供する製造業向けAI×SaaS生産計画自動立案システムです。「いつまでに、何個、どの製品を」というオーダー情報から、AIが設備稼働・人員配置の割付け計画を瞬時に立案します。
工場運営における屋台骨ともいえる生産計画領域のDXを推進するサービスであり、2022年4月のリリース以降大手~中堅中小まで累計100社以上に導入されてきました。最適ワークスは、計画立案業務の効率化を実現するだけでなく納期遵守・品質担保・在庫の適正化や現場の生産効率改善を支援する、「生産計画DX」を実現するサービスです。
「最適ワークス」には生産計画の立案に特化した独自開発エンジンを実装。また、特許出願技術の導入によりマスター設定にかかる手間を劇的に改善しました。製造業各社がオーナーシップを持ち、DXの進捗が可視化しやすいスモールスタートできるサービスを実現しています。
製品サイト:https://saiteki.works/
株式会社スカイディスク 会社概要
スカイディスクは、2013年の創業以来、製造業を中心に272社のお客様と、550件のプロジェクトに取り組んできました。そこで得た知見・ノウハウをサービス・プロダクトとして世の中に還元することが私たちの使命だと考えています。「ものづくりを、もっとクリエイティブに」をミッションに、AIを活用したDX推進にチャレンジしていきます。
会社名:株式会社スカイディスク
代表者:代表取締役 CEO 内村 安里
設立:2013年10月1日
事業内容:AIを活用したDX支援
本社所在地:福岡県福岡市中央区舞鶴2-3-6 赤坂プライムビル4F
会社サイト:https://skydisc.jp/
※1「TRIBUS2023」についての詳細:
社内外からイノベーターを募り、リコーのリソースを活用しイノベーションにつなげるプロジェクト。ワークプレイスやイメージング領域にとどまらず、社会の広い分野での課題解決を目指します。資金や先進技術にとどまらず、リコーグループ社員が社内外で得てきた知見を活かしてサポートすることで新しい価値をつくることを目的としたプログラムです。
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