「稼ぐ古墳」 日本遺産で地域経済を活性化
〜訪日客に地域体験提供。文化財保全と地域経済活性化を目指す〜
一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(宮崎県児湯郡新富町、代表理事:齋藤潤一、以下こゆ財団という)は、2018年5月に日本遺産に認定された新田原(にゅうたばる)古墳群のブランドサイトを公開しました。
これは、自然環境や歴史文化といった地域資源を地域ぐるみで観光客に伝える「エコツーリズム」の取り組みのひとつ。新田原古墳群を「稼ぐ古墳」と再定義し、訪日客を中心に地域体験を提供することで、地域経済の活性化につなげます。
地域体験プログラムは、2019年4月より順次公開予定です。
これは、自然環境や歴史文化といった地域資源を地域ぐるみで観光客に伝える「エコツーリズム」の取り組みのひとつ。新田原古墳群を「稼ぐ古墳」と再定義し、訪日客を中心に地域体験を提供することで、地域経済の活性化につなげます。
地域体験プログラムは、2019年4月より順次公開予定です。
■特徴:古墳を地域体験の場として再定義
「日本遺産 新田原 ウェブサイト」は、新富町の地域資源である新田原古墳群について、地域体験の場として活用するためのベースとなるメディアです。
全国には約16万基(古墳・横穴を含む)の古墳があるとされていますが、日本最大級の古墳とされる仁徳天皇陵古墳(大阪府)や、石室の壁画で知られる高松塚古墳(奈良県)においても、情報発信は自治体または観光協会などのメディアの一部としてであり、独立したメディアでの積極的なは行われていません。
「日本遺産 新田原 ウェブサイト」は、文化財としての古墳を積極的に活用することを前提に設計。歴史的価値はもちろんのこと、地形、景観といった要素も活用し、訪日客を含めた多様なゲストに地域体験を提供していきます。
◎日本遺産 新田原古墳群 ウェブサイト
https://koyu.site
※コンテンツは今後随時公開していきます。
■背景:保存主眼から積極的な活用へ
文化庁によると、古墳は全国各地に約16万基(古墳・横穴を含む)あるとされています。これだけの数の古墳が現存しているのは、これまで守り受け継がれていく対象でした。新田原古墳群が日本遺産に認定されたのも、古代の風景が守られていることが評価されたためです。
しかしながら、今後の人口減少社会にあって、文化財の保全費用を確保するのは困難が伴います。幸いなことに、古墳は2013年あたりから観光資源として注目が集まり、出土品の勾玉や埴輪などを模したグッズが話題となるケースも生まれており、市場が見える化されてきています。
新田原古墳群は、地域体験を通じた「稼ぐ古墳」として自走。文化財保全と地域経済への貢献を両立できるモデルを目指します。
※なお、こゆ財団では2018年に、ホッピービバレッジ株式会社(東京都港区、代表取締役社長:石渡美奈)の協力のもと、麦芽発酵飲料「ホッピー330」のオリジナルラベルを製作。売上金の1%を日本遺産の保全に活用する取り組みも行なっています。
関連リリース:「ホッピー」飲んで地域に貢献。売上金の1%を日本遺産の保全に活用
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000028395.html
■今後の展開:古墳を含むエリア全体を稼ぐフィールドに
新田原古墳群では、周辺に点在する古民家ゲストハウス(2019年4月オープン予定)や、日本茶専門店、茶畑といった多様なコンテンツと組み合わせ、プログラムを提供していきます。
具体的には、企業研修(実施中)、野点(2019年初夏開催予定)、ヨガ・マインドフルネス(同)、サイクリング(同)といったコンテンツを展開。地域経済の活性化につなげます。
<地方創生優良事例にも選出された地域商社「こゆ財団」>
2017年4月に宮崎県児湯郡新富町が旧観光協会を法人化して設立した地域商社です。「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと、1粒1,000円のライチに代表される農産物のブランディングを通じて『特産品販売』を行い、得られた利益で『人財育成』に投資しています。2018年11月には内閣府・内閣官房から地方創生の優良事例に選出。首相官邸で事例発表の機会をいただきました。
*メディア掲載事例:月刊事業構想/月刊ソトコト/Forbes JAPAN/日経新聞 ほか
法人名:一般財団法人こゆ地域づくり推進機構
所在地:宮崎県児湯郡新富町富田東2-1-1 チャレンジフィールド
代 表:代表理事 齋藤 潤一
▶︎こゆ財団HP:https://koyu.miyazaki.jp
▶︎こゆ財団FB:https://www.facebook.com/koyu.miyazaki/
▶︎こゆ財団ふるさと納税ページ:https://www.furusato-tax.jp/city/product/45402
なお、こゆ財団では現在、100事業の担い手となる100人の人財募集を行なっています。採用基準は、本人が「ワクワクしているかどうか」です。詳しくはこちらをご覧ください。
*こゆ財団 100名100事業 採用ページ
https://koyu.miyazaki.jp/?page_id=2153
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