南アジアのハイスキル自動車整備士が日本の深刻な整備士不足を解消
日本の自動車産業に高度な技術と信頼を提供する南アジアの整備士人材を千人規模で輩出
フォースバレー・コンシェルジュ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:柴崎 洋平、以下 フォースバレー)は、南アジアの政府関係機関や自動車整備士を養成する専門機関と提携し、自動車の整備分野で即戦力となる外国人材を千人規模で輩出します。この取り組みにより、日本の自動車産業の深刻な整備士人材不足の解消に貢献します。
自動車整備士不足の背景
日本国内では自動車整備士の不足が深刻化しており、商用車、バス、トラック、タクシーなど、全ての分野において共通の課題となっています。一般社団法人日本自動車整備士振興会連合会(以下、JASPA)の調査(*1)によると、平成29年から令和4年にかけて整備士の数は減少傾向にあり、業界全体で深刻な人手不足に直面しています。また、整備要員の年齢についても令和5年時点で平均年齢が46.7歳と前年度より0.3歳上昇し、高齢化も進んでいます。
*1 JASPA 「自動車特定整備業実態調査結果概要」
https://www.jaspa.or.jp/member/data/whitepaper.html(2024.06.26)
ハイスキル自動車整備士人材はどこから来るのか
フォースバレーはこれまで、外食・宿泊分野への即戦力特定技能人材をネパール・インド等の現地政府関係機関や、大学等の教育機関と協働で育成し輩出して参りました(*2)。このたび、これまでに培った南アジアの政府関係機関や大学等の教育機関との提携を通じて、自動車整備に特化した即戦力人材を千名規模で確保・輩出する事となりました。
*2 参考プレスリリース
ネパールに【Fourth Valley Academy(外食・宿泊)】を創設
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000040269.html
自動車整備の高度な専門技術と知識を持つ人材の確保
フォースバレーが確保する人材は全員学士保有者であり、自動車整備に特化した専門学位を保有しています。エンジンシステム、電気システム、トランスミッション、ブレーキシステム、サスペンションなど、多分野にわたる専門知識を持ち、理論と実践の両面で優れた能力を発揮することが期待されます。また、これらの人材は、インド国内の自動車整備士検定を保有している人材が多く、これは日本の自動車整備士検定と同様のスキルセットを証明しています。
インド国家機関との提携と日本語クラスの実施
フォースバレーは、インドの自動車スキル開発機構(Automotive Skills Development Council、以下 ASDC)およびインド国家技能開発公社(National Skill Development Corporation、以下 NSDC*3)と提携し、優れた人材確保を実現します。さらに、NSDCとの提携により、入国前に日本語クラスを実施することで、よりスムーズな現場適応を実現します。これにより、日本の自動車産業において即戦力として活躍できる人材を提供することが可能です。
*3 参考プレスリリース
日本初:NSDC International(インド国家技能開発公社 子会社)と業務提携
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000040269.html
フォースバレー・コンシェルジュ株式会社
世界中の人材と企業を繋ぐ、国境を越えたハイスキル人材の採用・定着支援事業を「Connect Job」のブランド名で展開。自社開発のデータベースには186の国と地域、累計約46万人の人材が登録しており、日本の大手グローバル企業、IT企業を中心に地方・中小企業まで約400 社との取引実績有り。 2021年以降には特定技能向けオンラインマッチングプラットフォーム「Connect Job WORKERS」、海外人材に現地で日本語教育と就労トレーニングを実施し企業に即戦力人材を紹介する「Fourth Valley Academy」を展開するなど、幅広い領域で人材支援サービスを拡充しています。また、経済産業省・沖縄県・富山県・静岡県・長野県等、省庁・地方自治体からも事業を受託。雇用不足の国から人材不足が深刻な日本へ優秀な人材を迎え入れ、ビジネスの力で世界中の社会問題の解決に貢献します。
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