株式会社obniz、株式会社ビーキャップへIoTプラットフォーム「obniz Now」を提供。「研究設備の稼働可視化・利用記録自動化ソリューション」を実現
屋内位置情報×IoTによる可視化と自動化で、「探す・確認する・記録する」にかかる現場負担を軽減し、設備運用を最適化
スマートデバイスを中心としたIoTソリューションを開発・提供する株式会社obniz(本社:東京都豊島区、代表取締役CEO 佐藤雄紀、以下「obniz」)は、屋内位置情報サービス累積導入社数No.1※1の「Beacapp Here」を提供する株式会社ビーキャップ(本社:東京都港区、代表取締役社長 岡村正太、以下「ビーキャップ」)にIoTプラットフォーム「obniz Now」を提供し、両社共同で医薬・先端技術研究所向け「研究設備の稼働可視化・利用記録自動化ソリューション」の提供を開始いたします。
※1 東京商工リサーチ調べ「オフィス向けリアルタイム位置情報サービス部門累積導入社数、導入数、ユーザー数」第1位(2026年1月末時点)
本ソリューションは、「入力ゼロの自動データ化インフラ」をコンセプトに、obnizのIoTプラットフォーム「obniz Now」と、ビーキャップの屋内位置情報サービス「Beacapp Here」を連携させるものです。obniz Nowが設備の稼働状況をセンサーで自動取得し、Beacapp Hereが人・モノの位置情報を可視化することで、設備の稼働状況・人やモノの位置・設備利用履歴をリアルタイムに可視化・記録します。
従来のDXで課題となっていた作業者による手入力や運用負荷を必要とせず、現場が普段通りに業務を行うだけでデータを自動で蓄積できる仕組みを実現しました。これにより、現場への運用負荷を増やすことなく必要なデータを蓄積し、研究現場の業務効率化・設備運用最適化を支援します。
■ 本ソリューションにおけるobnizの役割
obniz Nowは、設備にセンサーを設置するだけで、設備の電源ON/OFFや利用状況をリアルタイムに取得することが可能です。デバイス側のファームウェア開発を必要とせず(特許第6439954号)、クラウドから多様な設備・センサーを直接制御・データ取得できる点を特長としています。
本ソリューションにおいて、obniz Nowはデータ取得の基盤を担います。取得した設備の稼働データは、Beacapp Hereの屋内位置情報と統合され、同サービスの画面上に設備の稼働状況として表示されます。
■ 背景
近年、製造業・研究開発現場では、ベテラン人材の退職などを背景とした深刻な人手不足により、経験や目視・巡回に依存した現場運営の継続が課題となっています。特に医薬・先端技術研究所では、設備確認・機材探索・利用履歴管理など、「探す」「確認する」「記録する」といった現場業務の多くがアナログ運用に依存しています。
また、設備停止やトラブル発生時には、現場確認や対応判断が特定の担当者に依存するケースも多く、対応負荷の増加や属人化が懸念されています。一方、従来のDX施策ではタブレットやPCへの手入力など現場作業者に新たな運用負荷が生じ、入力漏れや運用定着の難しさから十分な効果を発揮できないケースもありました。
● 「探す・確認する・記録する」に伴う現場負荷
・ 高額設備の利用競合が多く、待ち時間が発生している
・ 設備の空き状況確認に時間がかかる
・ 研究機材の探索に伴う移動時間が長い
・ 設備利用履歴の管理・集計業務に時間がかかる
・ 点検・巡回業務の現場負荷が高い
■ ソリューション概要
研究設備にobnizの各種センサーを設置し、設備の電源ON/OFFや利用状況を自動取得します。さらに、Beacapp Hereの屋内位置情報技術と組み合わせることで、以下をリアルタイムに把握できます。
・ どの設備が稼働しているか
・ どの設備が空いているか
・ 誰が設備を利用しているか
・ 設備がどこにあるか
・ 研究機材がどこにあるか
これらの情報は、Beacapp Hereの画面上に設備の稼働状況として追加表示されます。

■ 対象設備例
本ソリューションでは、以下のような研究設備への導入を想定しています。
・ 冷却・加熱装置/シェーカー/加圧装置/遠心分離機
・ 3Dプリンタ/電子顕微鏡/安全キャビネット
また、測定器・台車・研究機材などにビーコンを装着することで、同一サービス内で所在管理や探索時間の削減も実現します。
■ 期待される効果
【業務効率化】
設備確認のための移動削減/空き設備検索時間の削減/機材探索時間の削減/点検・巡回工数の削減
【設備運用最適化】
設備利用率の可視化/利用率に基づく台数削減もしくは追加購入の抑制/混雑設備・遊休設備の把握
【トレーサビリティ・監査対応強化】
設備利用履歴の自動記録/利用状況の可視化/設備利用・稼働率の分析
【安全・BCP対策】
職員の研究所内での在館状況把握/災害発生時の迅速な安全確認支援
■ 今後の展開
両社はまず、利用競合や運用負荷が発生しやすい研究設備向けに本ソリューションの提供を開始し、2026年7月以降、ビーキャップの既存顧客を中心にトライアル導入を通じた効果検証を進めてまいります。今後は医薬・先端技術研究所にとどまらず、工場・病院・物流施設・インフラ施設など、人や設備の確認・探索・記録業務が発生するさまざまな現場への展開も進めていく方針です。
■ obniz Nowについて
obniz Now は、obnizのIoTプラットフォームを活用した現実世界を理解し制御するためのクラウドサービスです。設置された全てのエッジ端末(Intelligent Edge®︎等)とリアルタイムに連携することで端末の周辺にあるセンサーや装置を自動で認識しデータの識別や保存、複数機器を連携させた自動制御、AIを活用したユーザーインターフェイスを可能とします。端末のソフトウェア更新や再起動も必要なく、AIをはじめとするソフトウェアが直接現実へアクセスできる唯一のプラットフォームです。建物・インフラといった屋外環境から小型のスマート製品開発など幅広い用途でご利用いただいております。
▶ サービスサイト:https://iot.obniz.com/ja/obniz_now/
■ Beacapp Hereについて
Beacapp Hereは、スマートフォンとビーコンを活用し、人やモノの位置情報をリアルタイムに可視化する屋内位置情報サービスです。オフィス・工場・病院など多様な「働く場」を対象に、出社率の可視化、動線分析、スペース運用最適化などを支援しています。屋内位置情報サービス累積導入社数No.1※を獲得しています。
▶ 製品サイト:https://jp.beacapp-here.com/
※ 東京商工リサーチ調べ「オフィス向けリアルタイム位置情報サービス部門 累積導入社数・導入数・ユーザー数」第1位(2026年1月末時点)
■ 株式会社obnizについて
株式会社obnizは、スマートデバイスを中心としたIoTソリューションの開発・販売を行っています。obnizのスマートデバイスはすべてにOSが搭載されており、スマートフォンのようにアプリを入れるだけで簡単に使うことができます。これまでに販売したデバイスは4万台以上。日本国内を中心に、300社以上の法人・個人のお客様にご利用いただいております。
【会社概要】
会社名:株式会社obniz
所在地:東京都豊島区池袋2-36-1 INFINITY IKEBUKURO 6F
代表者:代表取締役CEO 佐藤雄紀
■ 株式会社ビーキャップについて
ビーキャップは、現在地見える化ソリューション「Beacapp Here」の開発・販売・運営、ビーコン管理プラットフォーム「Beacapp」の開発・販売・運営、ビーコン・各種センサーを活用したアプリケーションの開発、ビーコン端末・センサー・受信機の設置、ビーコン検知ログを活用したレポート作成、スマートフォンアプリケーションの開発、WEBシステムの開発を手掛けている企業です。
【会社概要】
会社名:株式会社ビーキャップ
所在地:東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー19階
代表者:代表取締役社長 岡村正太
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