「2021 TAIWAN BOOKSTAR」日本語版ブックレット発行に寄せて 書店の匠、書店員が紹介する台湾書籍
台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは日本の読者に台湾の翻訳書を紹介するため、今年は誠品書店と共に「2021 TAIWAN BOOKSTAR」という日本語のブックレットを編集、発行した。「南方の夢」をテーマに、腕利き書店員のきらりと光る独自の選書眼による18冊の台湾書籍で、この台湾という南方の島に根付く生活と文化の特色を日本の方々に紹介する。現在ブックレットは、愛書家をはじめとする日本の方々に手に取ってもらえるよう、90店以上もの日本の書店、関連施設、そして台湾文化センターに並べられている。
日本語ブックレット「2021 TAIWAN BOOKSTAR」は「文学の夢」、「南方生活」、「台湾職人」の三つのテーマで台湾書籍を紹介。
日本語ブックレット「2021 TAIWAN BOOKSTAR」ではイタリア・ボローニャ国際絵本原画展入賞のイラストレーター陳又凌(チェン・ユーリン)が表紙を手掛けている。
近年の台湾と日本の友好関係が温かく深まるにつれ、日本での台湾の各分野への関心が徐々に高まってきており、さらに台湾書籍の翻訳書出版点数も年々増加している。このブックレットでは、日本の読者が自分の読みたい本を見つけやすくするため、またどんな書籍が自分に合っているのか知るため、最前線で書籍に触れ書籍を最もよく知る匠ともいうべき書店スタッフの視点から、テーマ別編集方式で代表的な台湾書籍を日本の読者に紹介している。 ブックレットは「文学の夢」、「南方生活」、「台湾職人」の3つのテーマから成り、台湾文学、ライフスタイル、専門家や職人などの分野について、過去3年間に発行された、また発行される予定の18冊に台湾書籍について詳しく解説している。さらにこのブックレットでは日本の方々に台湾の作家を知ってもらう一助として、台湾を代表する作家、蔡素芬(サイ・ソフン)、何敬堯(ホー・ジンヤオ)、焦桐(ジャオトン)などの創作活動も取り上げている。台湾文化センターはこの「2021 TAIWAN BOOKSTAR」が、日本の読者が台湾書籍に親しむための入門ガイドになることを願っている。
日本語ブックレット「2021 TAIWAN BOOKSTAR」では「南方の夢」を年度テーマとし、選び抜かれた18冊の台湾書籍を紹介している。
日本全国どこでも閲覧できるよう、「2021 TAIWAN BOOKSTAR」のネット版は下記のリンクからご覧になれます。
https://mocfile.moc.gov.tw/files/202111/7306ce17-f211-4c6e-9b82-67b00135d919.pdf
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