「親になるための仕組み」を作るコンソーシアム「Future Parenting Partners」を創設
子育ては大変だけど楽しいと言える方が一人でも多くなる未来を目指す
将来の出産や育児に不安を感じる方や、子育て中に壁にぶつかることもあります。本コンソーシアムでは、目の前の子育ての課題だけでなく、本質的な課題である「親になるための仕組み」がないことと「親育て」の重要性に注目し、「Parenting」という考え方と、その仕組みの実装を検討していきます。
具体的には、出産前~妊娠中~出産後の各段階において、子育てに関して学ぶ機会を提供したり、親が不安な時、困った時に孤独を感じることなく、専門家やコミュニティと繋がって相談し合えるような、心の支えとなる環境を作っていきます。
このような取り組みは、個社では解決できず、社会全体で解決する必要があります。本コンソーシアムの活動を通じ、子育ては楽しいと言える方が一人でも多くなる未来・社会の実現に向けて社会実装を目指します。
■コンソーシアムに参画する企業及び組織、個人(五十音順)
株式会社こそらぼ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:坂 直樹)
サワイグループホールディングス株式会社(所在地:大阪市淀川区、代表取締役会長兼社長:澤井 光郎)
SUNDRED株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:留目 真伸)
塩野義製薬株式会社(所在地:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長 CEO:手代木 功)
合同会社TOGETHER(所在地:東京都品川区、代表:水野 克己、昭和大学医学部小児科学講座主任教授)
日本チャイルドケア株式会社(所在地:大阪市福島区、代表取締役:坂 幸樹)
株式会社bacterico(所在地:大阪市北区、代表取締役:菅沼 名津季)
■活動内容
コンソーシアム参画企業の共創活動により、お父さん・お母さんの健康管理、子育てに関する活動記録、子どもの成長記録などのデータを、アプリなども活用しながら記録できるようにします。そして、不安を感じた時や困った時の相談窓口への連携やサポート、子育てについて必要な知識の教育機会の創出・提供も行っていきます。これらの取り組みを通して、子育てに関連する問題を予知・検知し、早期に介入することで、子育ての悩みが深刻化することを防ぐ仕組みを社会実装します。具体的には、下記の3点を軸に取り組みます。
「子ども中心PHR」による共創活動
コンソーシアムの活動の一つである「子ども中心PHR」に賛同する参加組織、個人が、妊娠、出産、育児に関するデータに基づく仮説を持ち寄り、トラブルの予兆や未然に防ぐ方法がないかを討議し、社会実装を目指して活動します。
※PHR…personal health record
学ぶ機会を提供することで社会の理解を深める活動
多くの人たちが出産、育児について事前に学ぶ機会がなく、ぶっつけ本番で取り組むことになります。そこで、企業や組織と連携し、妊娠、出産、育児の当事者である従業員だけでなく、全ての従業員を対象に学ぶ機会を提供し、子育てが社会で取り組むことであるという理解を深めます。
創りたい未来を考え、社会実装を目指す活動
10年後、子育てが「大変だけど、楽しい」、そして「楽しくて、大変」と言える人が一人でも多くなるように、今子育て中の人だけでなく、これから子育てを始める人や子どもたちと対話をすることで、創りたい未来の解像度を高めていきます。
■SUNDREDのIndustry-Up as a Service(エコシステムビルディングサービス)
SUNDREDは100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」として、アカデミアの研究とプロジェクトの実践を通じて開発した「新産業共創プロセス」にもとづき、社会起点の目的を実現する新産業の共創に取り組んでいます。その最大の特徴は個社単独での新規事業の開発ではなく、新産業の共創を通じて新たな事業機会・投資機会の創出を進めていくというコンセプトにあります。社会起点の目的を多様な社会人との対話の中から共創し、新産業のナラティブとスコープ、要素をまとめたアジェンダを形成、エコシステム仮説に落とし込み、その中核となる事業(トリガー事業)を創出し成長を加速していくことで、エコシステム構築を進めていきます。
目的・アジェンダの共創を加速するソリューション「Future Board」、新産業のエコシステムの共創を推進する「新産業共創スタジオ」、組織の壁を越えて目的・エコシステムの共創をリードする「インタープレナー」の発掘・育成・ネットワーク化、多様なインタープレナーが集うリビングラボ等の「対話・共創の場」の開発・運営を通じて、新しいパラダイムに求められる新産業の創出・エコシステムの構築・社会実装を加速しています。
Industry-Up as a Service
■これからの社会を牽引する「インタープレナー」について
SUNDREDは新しい時代における価値創造を牽引する人材として「インタープレナー」の開発に取り組んでいます。インタープレナーとは、組織の枠を超えて社会起点で発想し、オープンでフラットな対話を通じて目的を共創し、仲間とリソースを集めてプロジェクトを進め、所属する組織も動かして組織にも貢献し、目的を達成していく「社会人」のことです。全てのセクターに顕在・潜在している「インタープレナー」達が、新しい時代の価値創造の仕組みを理解し、自らの生き方について考え、動き出していくことによって新産業の共創が加速されると考えています。
SUNDREDのインタープレナー・コミュニティは、大企業、中小企業、スタートアップ、政府系公務員、自治体職員、大学研究者、医療者、教育者、プロフェッショナル、学生など各セクターから集まったインタープレナー約2,000人が参集・参画し、新産業のテーマや「実現すべき未来」について継続的に対話を行っています。令和3年度には経済産業省関東経済産業局と共同で「越境人材を中核とした新産業共創エコシステム構築事業」を推進し、「インタープレナー(越境人材)」の育成についての政策提言を実施しました。今後もSUNDREDでは「インタープレナー」の発掘・育成・ネットワーク化を加速し、インタープレナーが活躍する環境を整備していくこと新しい時代の価値創造を推進していきます。
インタープレナー
■会社紹介
企業名:SUNDRED株式会社
設立 :2017年3月設立
代表者:留目 真伸
本社 :東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー
オフィス :東京都港区北青山3-6-7 青山パラシオタワー11階
事業内容:100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」。「新産業共創スタジオ」を運営し、エコシステムのデザインを起点に成長領域にリソースを集約し、新産業を共創していく 。
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