より安全で効率的な膵胆管などの内視鏡診断・治療に貢献 朝日インテックとディスポーザブルガイドワイヤ「Fielder18」の独占販売契約を締結
細径化により狭窄部位への挿入やスムーズな処置具交換をサポート
オリンパス株式会社(取締役 代表執行役 社長兼CEO:竹内康雄)は、朝日インテック株式会社(代表取締役社長:宮田昌彦)との間で、膵胆管などの内視鏡診断・治療で使用する朝日インテック製ディスポーザブルガイドワイヤ※1「Fielder18(フィルダーイチハチ/フィルダーエイティーン)」※2の国内での独占販売契約を締結し、2021年2月16日(火)から販売を開始します。
膵胆管は非常に細い管で、人体の奥深くに存在するため、アプローチが困難な器官と言われています。そのためまずガイドワイヤを使用し処置具の挿入ルートを確保します。そしてガイドワイヤを留置したまま、さまざまな処置具をガイドワイヤに沿わせて挿入・抜去しながら治療を行います。本製品は、従来製品※3と同等の剛性※4や操作性を確保しつつ、0.025inch(=0.635㎜)から0.018inch(=0.4571㎜)へ細くすることで、狭窄部位への挿入やスムーズな処置具交換をサポートします。
※1 口から挿入した十二指腸内視鏡を通じて、十二指腸乳頭部から膵管や胆管に挿入する細長い針金状の内視鏡用処置具
※2 「Fielder18」は、販売名「内視鏡ガイドワイヤー2」の愛称です。
※3 ディスポーザブルガイドワイヤ「VisiGlide 2TM」(販売名:ディスポーザブルガイドワイヤG)
※4 曲げやねじりの力に対する、寸法変化(変形)のしづらさの度合い。曲げ・ねじりなどの力に対してゆがまない性質。
▪発売の概要
1. 0.018inchの細径でありながら、従来製品と同等の高剛性により処置具の安定した挿入・交換に寄与
2. 「トルク技術」による高い操作性と回転追従性によって、目的部位への安全な到達をサポート
3. 剥離に強い高強度のコーティングによる耐久性、安全性を向上
▪発売の背景
近年、胆管結石や悪性腫瘍による胆管狭窄、慢性膵炎などの膵胆管疾患は増加しており、また治療技術や医療機器の進歩により、さまざまな治療法が登場し、医師はより高度な技術を必要とされています。膵管や胆管は、消化管の中でもアプローチが困難な器官のため、医師が手技を行う上で、ガイドワイヤや処置具の操作性は非常に重要で、より操作しやすい細径な製品が求められています。本製品は、従来製品と同等の剛性や操作性を確保しつつ、0.025inchから0.018inchへ細くすることで、狭窄部位への挿入やスムーズな処置具交換をサポートします。また現在主流である0.025inch用処置具と将来登場すると思われる0.018inch用処置具双方に使用することができます。
朝日インテックは世界有数のガイドワイヤ・カテーテルメーカーとして医療機器分野で事業を全世界で展開しており、血管内治療で培った技術を活用し、消化器用製品の製造・開発、治療領域の拡大を積極的に進めております。当社は、本製品を加えることで膵胆管処置具のラインアップを強化し、さらに医療現場のニーズに応えてまいります。
▪主な特長の詳細
1.0.018inchの細径でありながら、従来製品と同等の高剛性により処置具の安定した挿入・交換に寄与
ガイドワイヤは、疾患により狭窄した部位へ挿入することや、手技により同時に複数本使用する必要があります。本製品は、0.018inchの細径でありながら、従来製品と同等の高剛性を実現しています。これにより、細径にすることで課題となる安定した処置具の挿入・交換に寄与します。
2. 「トルク技術」による高い操作性と回転追従性によって、目的部位への安全な到達をサポート
本製品は、回転力を変換する「トルク技術」による高い操作性と回転追従性が特長です。これにより、医師の手元の動きをスムーズに先端に伝え、細く枝分かれした膵胆管を選択し、目的部位まで安全に到達することをサポートします。
ガイドワイヤは、膵胆管処置具をスムーズに挿入・交換できるよう、胆管・膵管内での滑り性を高めるため、様々な種類のコーティングがされています。本製品は、剥離に強い高強度のコーティング技術により、ガイドワイヤの耐久性や安全性を高めました。
本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。
オリンパスの治療機器事業について
オリンパスの治療機器事業は、医療分野における革新的な技術と製造技術で医療従事者のみなさまとともに歩んでまいりました。診断そして低侵襲治療において、より良い臨床結果を生み、医療経済にベネフィットをもたらし、世界の人々の健康やQOL向上に貢献してまいります。ポリープ切除用のスネア開発に始まり、外科用デバイスの開発や処置具のラインアップ拡充などを経て、様々な製品が疾患の予防、診断、治療に役立っています。詳しくは、www.olympus.co.jp/をご覧ください。
※1 口から挿入した十二指腸内視鏡を通じて、十二指腸乳頭部から膵管や胆管に挿入する細長い針金状の内視鏡用処置具
※2 「Fielder18」は、販売名「内視鏡ガイドワイヤー2」の愛称です。
※3 ディスポーザブルガイドワイヤ「VisiGlide 2TM」(販売名:ディスポーザブルガイドワイヤG)
※4 曲げやねじりの力に対する、寸法変化(変形)のしづらさの度合い。曲げ・ねじりなどの力に対してゆがまない性質。
▪発売の概要
販売名 | 発売予定日 |
内視鏡ガイドワイヤー2 | 2021年2月16日 |
▪主な特長
1. 0.018inchの細径でありながら、従来製品と同等の高剛性により処置具の安定した挿入・交換に寄与
2. 「トルク技術」による高い操作性と回転追従性によって、目的部位への安全な到達をサポート
3. 剥離に強い高強度のコーティングによる耐久性、安全性を向上
製造販売元は朝日インテック㈱です。
▪発売の背景
近年、胆管結石や悪性腫瘍による胆管狭窄、慢性膵炎などの膵胆管疾患は増加しており、また治療技術や医療機器の進歩により、さまざまな治療法が登場し、医師はより高度な技術を必要とされています。膵管や胆管は、消化管の中でもアプローチが困難な器官のため、医師が手技を行う上で、ガイドワイヤや処置具の操作性は非常に重要で、より操作しやすい細径な製品が求められています。本製品は、従来製品と同等の剛性や操作性を確保しつつ、0.025inchから0.018inchへ細くすることで、狭窄部位への挿入やスムーズな処置具交換をサポートします。また現在主流である0.025inch用処置具と将来登場すると思われる0.018inch用処置具双方に使用することができます。
朝日インテックは世界有数のガイドワイヤ・カテーテルメーカーとして医療機器分野で事業を全世界で展開しており、血管内治療で培った技術を活用し、消化器用製品の製造・開発、治療領域の拡大を積極的に進めております。当社は、本製品を加えることで膵胆管処置具のラインアップを強化し、さらに医療現場のニーズに応えてまいります。
▪主な特長の詳細
1.0.018inchの細径でありながら、従来製品と同等の高剛性により処置具の安定した挿入・交換に寄与
ガイドワイヤは、疾患により狭窄した部位へ挿入することや、手技により同時に複数本使用する必要があります。本製品は、0.018inchの細径でありながら、従来製品と同等の高剛性を実現しています。これにより、細径にすることで課題となる安定した処置具の挿入・交換に寄与します。
2. 「トルク技術」による高い操作性と回転追従性によって、目的部位への安全な到達をサポート
本製品は、回転力を変換する「トルク技術」による高い操作性と回転追従性が特長です。これにより、医師の手元の動きをスムーズに先端に伝え、細く枝分かれした膵胆管を選択し、目的部位まで安全に到達することをサポートします。
3. 剥離に強い高強度のコーティングによる耐久性、安全性を向上
ガイドワイヤは、膵胆管処置具をスムーズに挿入・交換できるよう、胆管・膵管内での滑り性を高めるため、様々な種類のコーティングがされています。本製品は、剥離に強い高強度のコーティング技術により、ガイドワイヤの耐久性や安全性を高めました。
本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。
オリンパスの治療機器事業について
オリンパスの治療機器事業は、医療分野における革新的な技術と製造技術で医療従事者のみなさまとともに歩んでまいりました。診断そして低侵襲治療において、より良い臨床結果を生み、医療経済にベネフィットをもたらし、世界の人々の健康やQOL向上に貢献してまいります。ポリープ切除用のスネア開発に始まり、外科用デバイスの開発や処置具のラインアップ拡充などを経て、様々な製品が疾患の予防、診断、治療に役立っています。詳しくは、www.olympus.co.jp/をご覧ください。
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