MNH、若者の社会問題解決を担う『コミュニティ工場』モデルで多摩ブルー・グリーン賞「多摩みらい賞」を受賞!
多摩信用金庫が主催する「第21回多摩ブルー・グリーン賞」の経営部門においてMNHのビジネスモデルが評価され「多摩みらい賞」を受賞しました
経営部門(多摩グリーン賞)で「多摩みらい賞」を受賞!
MNHは多摩信用金庫が主催する「第21回 多摩ブルー・グリーン賞」の経営部門(多摩グリーン賞)において【あえて機会化しない ・“働く人”に“工場”が合わせる「コミュニティ工場」モデル~お菓子屋さんが作る若者の「参加支援事業」~】が評価され、「多摩みらい賞」を受賞しました。
「働きたくても働けない」「自分に合う仕事が見つからない」という若者たちの社会問題に対して、仕事をしながら、自分の特性を発見する場づくりを「工場」というスタイルで作り出しました。機械化するのではなく、工程を細分化し働く人に工場が合わせる全く新しい発想のモデルです。
MNHが提案する「コミュニティ工場」モデルとは
MNHでは、社会や企業の仕組みと合わないなどの理由で働く場所がみつからない人や、ひきこもり経験者を積極的に採用し、多様な人々が活躍できる場を提供する「コミュニティ工場」を運営しています。
コミュニティ工場の最大の特徴は、人が工場(会社)に合わせるのではなく、 “工場(会社)が人に合わせる”という考え方です。「機械化せずに工程を増やしできるだけ多くの人を雇用する」「オリジナリティ溢れる商品を製造することで働く喜びを感じてもらう」「スタッフ同士の過度な干渉は避け、居心地の良い場所をつくる」ことを方針にしています。
具体的には、ゴールが明確で作業リズムが作りやすい工場作業の構築、休憩を分散、コミュニケーションの工夫、どんな小さい作業でも責任感を持ってもらう工夫をし、各々が自尊心を高めつつ確実にステップアップを踏む環境を維持しています。安心して働ける環境を整えることで、ひきこもり経験者たちの継続的な社会参加を実現し続けています。
また、コミュニティ工場での作業は細かく分担されていて、製造・梱包などの簡単なものから、技術が必要になる調理など、働く人に合わせて作業を細分化し設定しています。マルチタスクな業務をこなすことが難しい場合には、スモールステップを踏み、社会との繋がりを実感できるような取り組みを行っています。
ラムネに一つ一つ精密なフードプリントをする「プリント菓子」をはじめ、食料問題の解決策やSDGsにつながる食品として注目されている「食用コオロギ」の調理や梱包・検品。日本のお米問題の解決につながる「玄米デカフェ」の梱包・包装など、高付加価値の商品を取り扱うことで、コミュニティ工場での作業はSDGsや社会貢献にもつながっています。
今後はこの仕組みを福祉の課題におけるひとつの解決策として提案し、地域の若者サポートステーション(※)、民間の就労支援事業、雇用を検討する企業が一体となり、若者の社会参加を支援してもらうモデルケースを全国展開する準備をしています。また、コミュニティ工場による「プリント菓子」の製造現場を活用し、働くことの体験や自分に合った仕事の見極めなど、本当の仕事を通じて若者たちの雇用を活性化し社会参加を実現していきます。
※地域若者サポートステーションとは
働くことに悩みを抱えている15〜49歳までの方を対象に就労に向けた支援を行う機関。厚生労働省が委託した民間団体などが運営しており、全国の方が利用しやすい「身近に相談できる機関」として全ての都道府県に設置されています。
「多摩ブルー・グリーン賞」とは
多摩地域で活躍する中小企業の方々の優れた技術や経営手腕を評価し、表彰することで地域企業による技術開発や経営戦略創造の活力を生み出し、地域経済がより活性化されることを願い、多摩信用金庫が主催して実施しています。
優れた技術や製品を評価する「技術・製品部門(多摩ブルー賞)」と新しいビジネスモデルを評価する「経営部門(多摩グリーン賞)」の2部門から構成されています。
(多摩信用金庫ホームページより引用:https://www.tamashin.jp/business/support/bluegreen/index.html)
「技術・製品部門(多摩ブルー賞)」「経営部門(多摩グリーン賞)」それぞれに、最優秀賞・優秀賞・多摩みらい賞が授与され、MNHは第11回の優秀賞受賞に続き2度目の受賞となりました。
株式会社MNHとは
私たちは「みんなで(M)日本を(N)HAPPY(H)に!」という思いを軸に、モノづくりを通したソーシャルビジネスを実践しています。誰もが喜びを感じて働ける社会の創造を目指し、HAPPYを循環させる活動に取り組んでいます。今ある資源を活かしながら、社会課題を解決するビジネスモデルや、障がい者への就労サポートなどを行う福祉作業所との連携、多様な人々が働ける場の提供など、SDGsに貢献した仕組みづくりや、商品企画・開発・食品製造を行っています。
またMNHでは、これまで培ってきたビジネスモデルのノウハウを水平展開し、同じような考え方で「一緒にこの日本をHAPPYにしよう!」という仲間を募っています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像