近隣の大型マンション管理組合が連携し、地域の防災・共助力強化へ 加賀レジデンス＆アトラス加賀 合同イベント開催

異なる築年数・居住者層の２棟のマンションから200名が参加し、新たなコミュニティを醸成

加賀レジデンス管理組合（東京都板橋区、理事長：小野 学）、アトラス加賀管理組合（東京都板橋区、理事長：亀倉 新之介）、および株式会社コネプラ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：中村 磨樹央、以下コネプラ）は、同地域内マンション間の交流、防災力・連携力強化を目的に、両マンション居住者向けの合同イベントを実施しましたのでお知らせします。

■実施内容：スタンプラリー～仮装パレード＆その他 ※①～⑤に特徴を記載

徒歩8分という両マンションの立地関係を活かし、2つのマンションの共用部分に複数のイベント会場を設置。アトラス加賀の集会室をスタート地点に、加賀レジデンスに向けて子供たちがパレードを行いました。両管理組合及び住民から募ったボランティアスタッフが、公道内の交差点等で見守りを実施し、両マンションの共用部分を活かしつつ、住民同士が協力して企画を実行することができました。

告知ポスター

スタンプカード

①ハロウィーン フォトスタジオ

築3年目のアトラス加賀は、未就学児の子供を持つファミリー世帯が多いため、アトラス加賀理事の奥様発案で、親と子供が一緒になって記念写真が撮影できるフォトスタジオを設置。アトラス加賀理事会とボランティアスタッフが当日設営を行い、多くの方から好評を得ることができました。

手づくりスタジオ

②子供向けの遊び（ペットボトルボウリング、お菓子釣り）

子供の参加者が楽しめるゲーム（ペットボトルボウリング、お菓子釣り）企画の立案と進行を、近隣大学の学生に実施頂きました。廃材であるペットボトルを使うことで製作コストを抑え、一方で、学生の視点で、子供たちが楽しめる企画を立案・実行することができました。

学生スタッフの皆さん

お菓子釣りゲーム

ペットボトルボウリング

③防災クイズ

加賀レジデンスの共用備品として保有している仮設トイレを集会室に設置。管理会社の協力のもと、スタンプラリーに参加した子供向けの防災クイズを作成しました。クイズの運営は加賀レジデンス理事の子供達が行い、管理組合・管理会社・居住者が一体となった運営を行いました。

防災クイズコーナーと仮設トイレ

準備したクイズ、子供スタッフから参加者への出題シーン

④キッチンカーの出店、大人向けワイン試飲コーナー

イベントに合わせてキッチンカーを誘致。管理組合と住民、住民同士のコミュニケーションツールである“GOKINJO”の利用促進を兼ね、アプリの画面を提示することで割引が受けられるという仕掛けを行い、盛況な結果となりました。また、加賀レジデンス理事およびその家族がワインの飲食や軽食のコーナーを設営し、スタンプラリーを終えた住民の交流・憩いの場となりました。

⑤アプリを用いた情報配信

今回のイベントの情報配信を株式会社コネプラが提供する“GOKINJO”にて行いました。イベントの初回告知がイベント実施日の2週間前と切迫していましたが、“GOKINJO”の住民利用率が高いこと、プッシュ通知があることなどを背景に、配信直後から住民に企画が浸透し、最終的には想定数の2倍以上の参加者に申込みを頂きました。また、イベント当日は、会場の混雑状況などの情報を“GOKINJO”からタイムリーに配信し、理事会からのリアルタイム情報伝達、理事会と居住者との双方向コミュニケーションを実現し、スムーズな運営を行うことができました。

■イベント開催の背景

近年、都心部では人口の増加、駅前再開発等を背景に、大型分譲マンションのストック数が増加しており、災害時や子育て等におけるマンション住民同士のつながりの必要性・重要性は増しています。一方、従来から存在する自治会・町会組織等地縁的な仕組みは、新築ファミリー向けマンションに居住する若いファミリー世代には必ずしも支持されない傾向にあり、自治会・町会組織への加入促進策や、これら従来の地縁の仕組みそのもののアップデートが必要とされています。

そのため今回、近隣に位置するマンションの管理組合が共同で、マンション・地域間での交流ならびに中長期的な防災力・連携力強化を目的に、両マンションの共用部分・敷地・防災設備等を活用した自主的な企画を実施しました。また、イベントの告知・申し込みは、両マンションが導入するマンション住民限定のデジタルサービス“GOKINJO”アプリを通じて行い、住民への効率的かつ効果的な周知・集客を行うことを可能としました。

■イベント（ハロウィンスタンプラリー）の開催概要

• 場所：加賀レジデンスおよびアトラス加賀敷地内、および周辺 （東京都板橋区加賀）

• 物件概要：加賀レジデンス：2008年築 地上14階建 246戸／アトラス加賀：2020年築 地上15階建 227戸

• 日時：2023年10月21日（土）13:00～15:00

• 実施概要：スタンプラリー～ハロウィンパレード／キッチンカー出店＆大人向けワイン試飲

• 参加者数：両マンション居住者合計約60組200名

■加賀レジデンス管理組合について

加賀レジデンスは板橋区加賀2丁目に位置する246戸のマンションです。2008年竣工、施工は鹿島建設が行い、壁式構造と白で統一された外壁が特長です。竣工から東急コミュニティーが管理受託し、現在第16期の管理組合では、来る大規模修繕に向けて準備を行っています。また、マンションの防災・共助力強化に向けたコミュニティ活動の活性化にも積極的に取り組んでいます。

■アトラス加賀管理組合について

アトラス加賀は板橋区加賀1丁目に位置する227戸のマンションです。2020年竣工、施工は長谷工コーポレーションが行い、旭化成グループの研究所跡地を広く活用したゆとりと緑の多い敷地が特長です。旭化成不動産コミュニティが管理受託し、現在、管理組合は第3期にあたります。竣工から”GOKINJO”アプリを活用し、マンション住民間でのシェアリング、情報共有が盛んに行われています。

■株式会社コネプラについて

株式会社コネプラは、2022年に創業した旭化成グループ発社内ベンチャーであり、マンション・地域コミュニティに特化したサービスを展開しています。デジタル（住民専用のアプリ）と、リアル（現地イベント開催等）を併用し、「それぞれが ちょうど良い ご近所付き合いができる 社会をつくる」をミッションに事業を運営しています。「手伝いましょうか」「助けて欲しい」がもっと気軽に言える社会の実現のためビジネスアイデアを構築し、事業化に結び付けました。リアルな場所で失われつつある「つながり」を、デジタル技術の活用で「心地よく」「程よい」形に構築することを目指しています。

以上