和多屋別荘、創業75周年にあわせ老舗豆腐店「佐嘉平川屋」が館内出店へ
― 昨夏の“ジャック企画”に続く共創事業、11月に館内オープン予定 ―
株式会社和多屋別荘(佐賀県嬉野市、代表取締役:小原嘉元)は、創業75周年の記念事業の一環として、佐賀県を代表する老舗豆腐店「株式会社佐嘉平川屋」(所在地:佐賀県武雄市、代表取締役:平川大計)を迎え、2025年11月に館内に新店舗をオープンすることを決定いたしました。
本取り組みは、単なる館内飲食施設の誘致ではなく、“文化の器”として地域の価値を発信してきた和多屋別荘の周年事業の一環として行うものです。湯豆腐をはじめとする豆腐文化を、旅と結びつけながら発信する「共創型の文化拠点」として、今秋の開業を目指します。


■ 旅館×地域文化
和多屋別荘は、創業以来75年にわたり嬉野温泉の豊かな地域文化を伝える場として、旅館の枠を超えた文化共創の取り組みを推進してきました。館内ではこれまでにも書店やギャラリー、茶室など、多彩な文化要素を融合させることで、地域の歴史や風土、暮らしの知恵を発信してまいりました。
嬉野温泉は約1300年の歴史を誇り、日本屈指の古湯として多くの人々を癒してきました。この温泉文化と深く結びつく「温泉湯豆腐」は、地元の豆腐文化を象徴する郷土料理として、日常から旅のもてなしまで幅広く愛されています。
今回の新店舗出店は、単なる飲食施設誘致にとどまらず、こうした地域文化の“器”としての旅館の役割をさらに強化し、「豆腐文化」を軸に地域の価値を国内外に発信する「共創型の文化拠点」を目指すものです。
創業70年以上の歴史を持つ佐嘉平川屋は、手間ひまをかけて豆腐づくりを続けている老舗。嬉野の温泉湯豆腐をはじめとした豆腐文化の継承と進化を担うパートナーとして今回の出店が決定しました。
和多屋別荘は今後も地域の歴史と文化を五感で味わえる場を提供し、地域資源のハブとしての役割を果たすべく、新たな価値創造に取り組んでまいります。

■ 今後の展開について
出店にまつわる詳しい背景や両社の想い、今後の展開については、9月頃に配信予定の第二弾リリースにて詳しくご案内予定です。
■ 佐嘉平川屋について
有明海に面した肥沃な大地が広がる佐賀平野を持ち、全国有数の大豆の産地で知られる佐賀県に1950年に創業した佐嘉平川屋。「温泉湯豆腐」「ざる豆腐」「ごどうふ」など、佐賀では地域ごとに見た目も味わいも多彩なお豆腐が親しまれています。佐嘉平川屋では濃厚でほんのり甘く、大豆の風味をしっかりと感じられる佐賀県産の「フクユタカ」を主に使用し、その時の状態に合わせて職人が手を加え、大豆の力を最大限に引き出しながら、日々お豆腐を作っています。
株式会社 佐嘉平川屋
〒849-2201 佐賀県武雄市北方町大字志久600番地1
WEBサイト https://www.saga-hirakawaya.jp/

【店舗概要(予定)】
店舗名:佐嘉平川屋 in 和多屋別荘(仮)
開業予定:2025年11月上旬
場所:和多屋別荘 館内(佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙738)
業態:湯豆腐を中心とした豆腐料理の提供
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