primeNumber社、「あらゆるデータ」の対応に向けてクラウドETL「TROCCO」の機能を大幅拡充~100超のサービスやオンプレミスに対応、連携を大幅に拡張~
会計や人事、決済、RevOpsといった新たな領域で100を超える新たなサービスへの対応、オンプレミス環境でTROCCOが利用できる「Self-Hosted Runner」をリリースするほか、ユーザー自身がTROCCOの連携コネクタを作成できる「Connector Builder」、TROCCOの各種設定をコードで管理できる「Terraform Provider for TROCCO」に加え、CDC機能を全面リニューアルします。
背景
primeNumberは、「あらゆるデータを、ビジネスの力に変える。」をビジョンに掲げTROCCOを展開。これまでデータエンジニアやデータアナリストを中心にご利用いただき、「ビジネスの力に変える。」世界観を実現してきました。
DXの推進や生成AIの登場など社会的にデータ活用のニーズが高まる中、10年目を迎えるprimeNumberは、より多くの業種や企業にお使いいただくためにTROCCOの大幅な機能拡充が必要と判断、以下の5点を中心とした機能拡充を実施します。
100を超える新たなサービスに対応していく「CONNECT 100+」
TROCCOでは、各種サービスとデータを連携するためのコネクタを提供しており、サービスそれぞれ専用の開発を行うことなく、GUIからサービスを選択するだけでデータの取得や転送が可能です。
このたび、ユーザーにより多くのデータ連携機会を提供するため、プロジェクト「CONNECT 100+」(コネクト ワンハンドレットプラス)を立ち上げ、提供するコネクタを大幅に拡充していきます。まずは基幹系業務を中心に、会計、人事、決済、RevOpsといった領域で、2025年内に、新たに100以上のサービスを対象に拡充します。
なお、会計領域ではfreee会計を、人事領域ではSmartHRの提供を先行して開始しております。
2025年2月までに提供開始するコネクタ(サービス)
会計領域
・freee会計
・マネーフォワード クラウド会計
・マネーフォワード クラウド会計Plus
・Zoho Books
・Zoho Inventory
人事領域
・SmartHR
・RevOps領域
・Sansan
決済領域
・Stripe
・Square
その他
・Spotify
オンプレミス環境でもTROCCOを利用できる「Self-Hosted Runner」
TROCCOはこれまでSaaSというサービスの特性上、対象となるデータもクラウド上のサービスが中心であり、セキュリティ面のハードルからもオンプレミス上のデータをご利用いただけない場合が多くありました。
オンプレミス環境にある基幹システム系のデータや、お客さま自身が管理するセキュアな環境でのデータ転送ニーズにお応えするため、オンプレミス・プライベートクラウドといったお客様のインフラ環境内でデータ転送処理が完了する「Self-Hosted Runner」の提供を開始します。なお、2025年1月より、トライアルへの参加企業を募集いたします。
ユーザーがTROCCOへのコネクタを作成できる「Connector Builder」
TROCCOのデータ連携コネクタを作成できる「Connector Builder」を、2025年4月より提供開始します。これにより、TROCCOが対応していないサービス(※)であっても、ユーザーやパートナー企業が自ら対応コネクタを開発し、TROCCO上で利用することができます。
必要に応じて自らコネクタを開発できることで、弊社のビジョンである「あらゆるデータを、ビジネスの力に変える」環境を提供して参ります。
※現時点で連携できる接続先はHTTPのAPIを提供しているサービスに限ります
TROCCOの各種設定をコードで管理できる「Terraform Provider for TROCCO」を正式リリース
TROCCOはシンプルなGUIベースの操作により、データエンジニアリングを専門としない方でも素早くデータ基盤構築業務を行えることを強みとしてきました。一方で、ユーザーのデータ活用が進むにつれ、履歴を残す、適切な権限管理を行う、CI・CDを活用した自動デプロイを行うなど、より堅牢な運用プロセスが求められる場面も増えてきました。
そうしたニーズにお応えするため、TROCCOのAPIを拡充し、またデータエンジニアにとってデファクトスタンダードとも言えるIaC(Infrastructure as Code)ツール「Terraform」で、TROCCOの各種設定を管理できる「Terraform Provider」ベータ版を2024年8月に公開しました。
ベータ版の公開後、TROCCOをコード管理できる点を高く評価いただき、新たに接続情報やユーザーの管理機能を追加した上で、12月5日に「Terraform Provider for TROCCO」として正式リリースいたしました。
現時点では、ユーザー、接続情報、データマート定義(BigQuery)のみサポートしていますが、直近でワークフロー、転送設定といったTROCCOの主要なデータ活用のための機能、およびリソースグループやチームといったそれらに付与する権限を管理するための機能もサポートします。
これにより、TROCCOはGUIベースの素早いデータ活用の立ち上げおよび運用プロセスと、Terraformを利用したコード管理による堅牢な運用プロセスを両立し、お客様のチーム状況に合わせたデータ基盤の運用をサポートいたします。
データの変更情報をリアルタイムに検出するCDC構成をリニューアル
ユーザーのデータ活用を加速するソリューションとして、データベースの変更情報を記録する「Change Data Capture(CDC)」の構成をリニューアルし、2025年4月より提供開始します。
CDCは、データベースのテーブルや行といったデータの変更情報をリアルタイムに検出、追跡し、他システムへ高速に連携できるソリューションです。小売・消費財メーカーやゲーム会社、Webサービス会社など大量のデータを扱う企業や、即時性の高いデータを活用してユーザーへ価値を届けたい企業にとって、より迅速な意思決定とデータ分析の精度向上に貢献します。
今回のリニューアルではシステム構成を一新し、データベースの全テーブル転送が可能になるなど機能面での向上に加え、大規模データの転送も改善し、ほぼリアルタイムで転送できるようになります。また、以前のCDC環境ではMySQLからBigQuery転送のみ対応していましたが、今後はニーズの高い転送元や転送先にも順次対応します。
primeNumberのCDCは、当社の主力製品であるTROCCOの特徴であるGUIベースの使いやすいUIで、データ活用の専門知識がない方でもお使いいただけます。また、国産サービスならではの日本語サポートで、サービスの検討はもちろん、実際の導入から活用までを支援します。
以上サービスの詳細やトライアルへの参加ご希望のお客さまは、弊社営業や下記問い合わせフォーム、あるいは弊社パートナー様へお問い合わせください。
https://primenumber.com/contact
クラウドETL「TROCCO」とは
「TROCCO(トロッコ)」は、2,000以上の企業・団体に導入されているクラウドETLサービスです。ETL(データ転送・データ変換)機能に留まらず、ワークフロー機能、権限管理など、データ基盤の構築や運用に必要な機能を備えています。TROCCOで、データ利活用における一連のデータエンジニアリングプロセスを自動化し、お客様のデータ活用を支援します。
URL:https://primenumber.com/trocco
株式会社primeNumber 概要
primeNumberは「あらゆるデータを、ビジネスの力に変える」データテクノロジーカンパニーです。企業のデータ活用における不自由をなくし、人とAIが共存していく時代に、誰もがデータの価値と共にある世界を実現します。
■ 会社名
株式会社primeNumber(英文名:primeNumber Inc.)
■ 代表
代表取締役CEO 田邊 雄樹
■ 設立
2015年11月
■ オフィス
〒141-0021
東京都品川区上大崎三丁目1番1号 JR東急目黒ビル5F
■ 企業サイト
https://primenumber.com/company
■ 事業内容
・クラウドETL「TROCCO」の開発・運営
・クラウド データカタログ「COMETA」の開発・運営
・データテクノロジー領域の課題解決を実現するプロフェッショナルサービスの提供
本リリースお問い合わせ先
株式会社primeNumber
広報担当 村島夏美
e-mail:pr@primenumber.com
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