【新型コロナ】感染者数の増減で、63.5%が自身の考えや行動が「変わる」
日本トレンドリサーチ・新型コロナ感染者数の報道に関する調査
日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)は、「新型コロナ感染者数の報道」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開したので紹介します。
■新型コロナの新規感染者数の増減は、自身の考えや行動を変える?
夕方のニュース番組では、連日のように各地の新規感染者数や芸能人の感染について報じています。
一時期、落ち着いてきたように見えた新型コロナですが、いわゆる“第6波”の到来で「まん延防止等重点措置」を適用する自治体も多くなってきました。
新型コロナの新規感染者数の増減は、日々の行動や考えにどのような変化をもたらしているのでしょうか。
今回は、全国の男女計1,100名を対象に「新型コロナ感染者数の報道」についてアンケートを実施しました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「日本トレンドリサーチによる調査」である旨の記載
・「日本トレンドリサーチ」の該当記事(https://trend-research.jp/12178/)へのリンク設置
・株式会社NEXER(https://www.nexer.co.jp)へのリンク設置
「新型コロナ感染者数の報道に関するアンケート」調査概要
調査期間:2022年1月21日~1月24日
質問内容:
質問1:あなたにとって毎日の新規感染者数の報道は必要ですか?
質問2:その回答の理由を教えてください。
質問3:報道される新規感染者数の増減によって、あなた自身の考え・行動は変わりますか?
質問4:新規感染者数の増減によって、考え・行動がどのように変わるか教えてください。
質問5:現在、政府に緊急事態宣言を発出してほしいと思いますか?
集計対象人数:1,100名(30代以下~70代以上 各年代220名)
調査対象者:男女
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■40.7%が毎日の新規感染者の報道「必要」
まず初めに、毎日の新規感染者数の報道が必要かどうかを聞きました。
「どちらかといえば必要」と回答した方は36.4%で、合わせると8割近い方が毎日の新規感染者数の報道を「必要」と感じているようです。
こちらを年代別に集計すると、このようになりました。
「不要」と回答した方の割合は60代以上は3.6~5.0%、50代以下は14.1~18.6%と大きな差がありました。
それでは、「必要・どちらかといえば必要」「不要・どちらかといえば不要」、それぞれの回答の理由についても聞いたので一部を紹介します。
「必要・どちらかといえば必要」回答理由
「不要・どちらかといえば不要」回答理由
■新規感染者数の報道で、63.5%が考え・行動が「変わる」と回答
続いて、報道される新規感染者数の増減によって、自身の考え・行動が変わるか聞きました。
こちらを年代別に集計すると、このようになりました。
70代以上で「変わる」と回答した方の割合が最も高く74.5%でした。
一方で、50代以下では4割程度が「変わらない」と回答していて、世代により考え・行動の変化に大きな開きがあるようです。
「変わる」と回答した方に、どのように変わったのか聞いたので、回答の一部を紹介します。
「変わる」回答理由
■50代以下は「緊急事態宣言」の発出に慎重
感染者の増加に伴い、各地で「まん延防止等重点措置」が発出されていますが、現在(1月下旬時点)、政府に緊急事態宣言を発出してほしいと思うか聞きました。
こちらも年代別に集計するとこのようになりました。
■まとめ
今回は、新型コロナ新規感染者数の報道についてアンケートを実施しました。
毎日の新規感染者数の報道については、8割近くの方が「必要」「どちらかといえば必要」と感じているようです。
年代別では、60代や70代以上では「不要」と回答する方は5%以下でしたが、50代以下の各世代では「不要」と回答したのは15%程度でした。
緊急事態宣言の発出について、どのように思っているのかについては、「全国的に発出してほしい」「一部の地域を対象に発出してほしい」「発出してほしいを思わない」のいずれも回答も3割程度で、意見が分かれました。
報道される新規感染者数の増減によって、自身の考え・行動が変わるかについては、63.5%の方が「変わる」と回答しました。
どのように考え・行動が変わったのか聞いたところ、感染者が増えた時には対策をより意識し、減った時には緩めるといった変化が多く挙がりました。
感染者数が減ったから、もしくは「まん延防止等重点措置」「緊急事態宣言」が解除されたからといって油断をしてしまうと、次の感染の波へとつながりかねません。
新型コロナウイルスを恐れるのであれば、感染者数の増減で一喜一憂するのではなく、継続した感染対策をすることが大切です。
考えや行動が変わる人が多いのだとしたら、「感染者数を報道しないこと」も感染者数を増やさないための一つの手段なのかもしれません。
本プレスリリースの内容は、弊社運営サイト「日本トレンドリサーチ」にて公開しております。
https://trend-research.jp/12178/
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Tel:03-6890-4757
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新型コロナウイルスの新たな変異株であるオミクロン株による感染が拡大しています。
夕方のニュース番組では、連日のように各地の新規感染者数や芸能人の感染について報じています。
一時期、落ち着いてきたように見えた新型コロナですが、いわゆる“第6波”の到来で「まん延防止等重点措置」を適用する自治体も多くなってきました。
新型コロナの新規感染者数の増減は、日々の行動や考えにどのような変化をもたらしているのでしょうか。
今回は、全国の男女計1,100名を対象に「新型コロナ感染者数の報道」についてアンケートを実施しました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「日本トレンドリサーチによる調査」である旨の記載
・「日本トレンドリサーチ」の該当記事(https://trend-research.jp/12178/)へのリンク設置
・株式会社NEXER(https://www.nexer.co.jp)へのリンク設置
「新型コロナ感染者数の報道に関するアンケート」調査概要
調査期間:2022年1月21日~1月24日
質問内容:
質問1:あなたにとって毎日の新規感染者数の報道は必要ですか?
質問2:その回答の理由を教えてください。
質問3:報道される新規感染者数の増減によって、あなた自身の考え・行動は変わりますか?
質問4:新規感染者数の増減によって、考え・行動がどのように変わるか教えてください。
質問5:現在、政府に緊急事態宣言を発出してほしいと思いますか?
集計対象人数:1,100名(30代以下~70代以上 各年代220名)
調査対象者:男女
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■40.7%が毎日の新規感染者の報道「必要」
まず初めに、毎日の新規感染者数の報道が必要かどうかを聞きました。
40.7%の方が「必要」と回答しました。
「どちらかといえば必要」と回答した方は36.4%で、合わせると8割近い方が毎日の新規感染者数の報道を「必要」と感じているようです。
こちらを年代別に集計すると、このようになりました。
すべての年代で、「必要」「どちらかといえば必要」と回答した方の合計が6割以上でした。
「不要」と回答した方の割合は60代以上は3.6~5.0%、50代以下は14.1~18.6%と大きな差がありました。
それでは、「必要・どちらかといえば必要」「不要・どちらかといえば不要」、それぞれの回答の理由についても聞いたので一部を紹介します。
「必要・どちらかといえば必要」回答理由
- 現在の国内の感染状況を知るため。(70代・男性)
- 警戒感を強めるため。(70代・男性)
- 毎日公表されることによって感染状況が把握でき一層気を付けるようになる。(70代・女性)
- その動きによって、外出を極力控えるなどするので。(70代・女性)
- 数の推移を知ることで、今後の推移を予測することができるから。(60代・男性)
- 重要なニュースだから。(60代・男性)
- 感染者数で日本全国各地の様子が分かるから。(60代・女性)
- 報道の義務。(50代・男性)
- この事実だけでも報道し続けないと、慣れから完全に麻痺して忘れてしまう恐れがあるから。(50代・女性)
- まだワクチン接種を終えていないため。(40代・男性)
- 子どもの学校に影響があるから。(40代・女性)
- 外出を控えるべきか、そうでないかの判断基準にしやすいから。(30代・男性)
- 医療従事者なので患者の増減がある程度予測できるため。(30代・女性)
- 外出するときの指標になるから。(20代・男性)
- 天気予報や株価くらいの感覚で必要。必要以上に注目せず、数字を淡々と伝えて欲しい。(20代・女性)
- 若者はインターネットですぐ調べることができるが、高齢者にとってはテレビ番組による報道が重要なのではないか。(10代・女性)
「不要・どちらかといえば不要」回答理由
- 今はスマホやメールを受信して簡単に情報収集が可能だから。(90代・男性)
- 感染者の数を知っても意味がない。(70代・男性)
- ストレスになるだけで、何の役にも立っていない。(70代・女性)
- 他の病気でそうやっているものはないので。(50代・男性)
- 自分の行動はあまり変わらないから。(50代・女性)
- 感染者の数よりも重症化した数や死者の数の方が意味があると思うので。(40代・男性)
- 聞いたところで何もできないから。(40代・女性)
- 一喜一憂してしまうため。(30代・男性)
- 子どもと夕方に感染者数を見る度に、何とも言えない気分になるから。(30代・女性)
- 東京の感染者数を地方のテレビ速報でやる必要がない。(20代・男性)
- みんな普段通りの生活に戻っている気がするから。(20代・女性)
- 毎日言われていたら慣れちゃって危機感が湧かなくなっている。(10代・男性)
- 不安をあおっているだけだから。(10代・女性)
■新規感染者数の報道で、63.5%が考え・行動が「変わる」と回答
続いて、報道される新規感染者数の増減によって、自身の考え・行動が変わるか聞きました。
63.5%の方が、報道される新規感染者数の増減によって、自身の考え・行動が「変わる」と回答しました。
こちらを年代別に集計すると、このようになりました。
全世代で考え・行動が「変わる」と回答した方が半数を超えました。
70代以上で「変わる」と回答した方の割合が最も高く74.5%でした。
一方で、50代以下では4割程度が「変わらない」と回答していて、世代により考え・行動の変化に大きな開きがあるようです。
「変わる」と回答した方に、どのように変わったのか聞いたので、回答の一部を紹介します。
「変わる」回答理由
- 感染者数が多くなると、気を引き締めたり外出を控えたりするから。(70代・男性)
- 感染者が増えているようなら外出を控えようと思うし、非常時の為の日用品の備蓄をする。減ってきているなら通院やそれまで控えていた大事な用事を片付けたい。(70代・女性)
- 基本的なコロナの感染対策は変わらないものの、感染リスクの高いところ等はできるだけ避けようとしたりする。(60代・男性)</li>
- 感染者の増減で、マスク・消毒等を日常生活に組み込むか否かを判断する。(60代・男性)
- 感染者数が自分の住む町に広がってきたら、外出等は控える。(60代・女性)
- 感染者増により、外出の頻度を下げた。(50代・男性)
- 感染者が多い時は、公共交通機関の利用を控える、旅行などの娯楽は控える。(50代・女性)
- 感染者数が多くなれば、自粛を強化する。(50代・男性)
- 少なくなれば旅行に行く。(50代・女性)
- 感染者が多いと外出を控える。(40代・男性)
- 減少して安心する事はないが、少しだけ行動範囲を広げてもよいかなと思う。(40代・女性)
- 感染したときの周りの反応が怖いので外出を控えようと思う。(40代・女性)
- 感染者数次第では、買い物に行くのを控えよう、遊びに行くのを控えよう、外へ行くのをやめようと思う。(30代・男性)
- 感染者が減ると気が緩んでしまう。外食や旅行などに行っても良いかなと、前向きな考えになる。(30代・男性)
- 感染者数が多い時、外出を控える。(20代・男性)
- 感染者が多くなればより小まめに手指消毒やうがいなど意識できる。外出も控えようと思う。(20代・女性)
- 感染者数が減ると、少し旅行に行ってもいいかなと思う。(10代・男性)
- 感染者数が多くなると、不要不急以外の外出を控える。感染者数が減ると、感染対策を万全にしながらイベントなど多くの人が集まる場所に行く頻度が高くなる。(10代・女性)
■50代以下は「緊急事態宣言」の発出に慎重
感染者の増加に伴い、各地で「まん延防止等重点措置」が発出されていますが、現在(1月下旬時点)、政府に緊急事態宣言を発出してほしいと思うか聞きました。
「全国的に発出してほしいと思う」「一部の地域を対象に発出してほしいと思う」「発出してほしいと思わない」のいずれの回答も3割程度と拮抗しました。
こちらも年代別に集計するとこのようになりました。
60代以上では「一部の地域を対象に発出してほしいと思う」と回答した方が最も多くなりましたが、50代以下では「発出してほしいと思わない」と回答した方が最も多く、いずれの世代でも4割程度でした。
■まとめ
今回は、新型コロナ新規感染者数の報道についてアンケートを実施しました。
毎日の新規感染者数の報道については、8割近くの方が「必要」「どちらかといえば必要」と感じているようです。
年代別では、60代や70代以上では「不要」と回答する方は5%以下でしたが、50代以下の各世代では「不要」と回答したのは15%程度でした。
緊急事態宣言の発出について、どのように思っているのかについては、「全国的に発出してほしい」「一部の地域を対象に発出してほしい」「発出してほしいを思わない」のいずれも回答も3割程度で、意見が分かれました。
報道される新規感染者数の増減によって、自身の考え・行動が変わるかについては、63.5%の方が「変わる」と回答しました。
どのように考え・行動が変わったのか聞いたところ、感染者が増えた時には対策をより意識し、減った時には緩めるといった変化が多く挙がりました。
感染者数が減ったから、もしくは「まん延防止等重点措置」「緊急事態宣言」が解除されたからといって油断をしてしまうと、次の感染の波へとつながりかねません。
新型コロナウイルスを恐れるのであれば、感染者数の増減で一喜一憂するのではなく、継続した感染対策をすることが大切です。
考えや行動が変わる人が多いのだとしたら、「感染者数を報道しないこと」も感染者数を増やさないための一つの手段なのかもしれません。
本プレスリリースの内容は、弊社運営サイト「日本トレンドリサーチ」にて公開しております。
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<記事等でのご利用にあたって>
本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
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