【ソーシャル・エックス】生駒市公民連携推進マッチング支援事業を受託―生駒市と選抜した地域課題から事業機会・社会的価値を創出

〜地域課題を起点に共創する民間事業者の募集を開始します〜

ソーシャル・エックス

株式会社ソーシャル・エックス(東京都渋谷区、以下「当社」)は、このたび奈良県生駒市より「令和7年度 生駒市公民連携推進マッチング支援等業務」(以下、「本事業」)を受託しました。本事業は、生駒市が解決したい地域課題をオープンにし、行政と民間事業者が互いの強みを掛け合わせることによって、生駒市域の課題の解決にとどまらず、より良い社会の実現につながる新たな価値創造を目指すものです。

 生駒市は、生駒山系の豊かな自然にも恵まれながら大阪や京都と隣接する住宅都市として発展してきた一方、研究所や高等教育機関も多く、文化学術都市としての側面も持っています。近年は少子高齢化や人口減少を背景に地域課題や社会課題の複雑化・多様化に直面しており、2020年に「生駒市協創対話窓口」を設置し、行政だけでなく市民や民間事業者などの多様なプレーヤーと共にまちづくりを進めることを重視し、取り組みを推進してきました。

 国においても「経済財政運営と改革の基本方針」や「デジタル田園都市国家構想」などで、官民共創による社会課題解決が国の基本方針として示され、行政と民間事業者による連携・共創の機運は高まっています。

 生駒市では、これまでの取り組みをさらに加速させ、民間事業者との実証実験等の具体的な連携をより多く生み出すことを目的に、今年度から新たに本事業が実施されることとなりました。

 当社は民間事業者と自治体とのオープンイノベーション(官民共創)のパイオニアとして、「逆プロポ」、「ソーシャルXアクセラレーション」、「ソーシャルXインパクトファンド」などのサービスの展開や「XKANSAIソーシャルイノベーション・プログラム」の企画・運営を担当するなど、社会課題解決につながる事業開発を目指す企業と、社会課題解決に取り組む自治体による社会課題起点の事業開発を支援してまいりました。

これらの取組を通して、社会課題解決に挑む企業と自治体の共創を専門的に支援してきた実績が評価され、このたび当社が本事業の企画・運営を担うこととなりました。

本事業の概要

 本事業では、生駒市役所内の各担当課から寄せられた課題を選定し、本質的な問題点を対話を通じて明らかにした上で言語化し、「生駒市協創対話窓口」サイト(https://www.city.ikoma.lg.jp/kyoso/)にて公開します。まずは9月16日より3つの課題を掲載し、10月8日より民間事業者からの提案募集を開始した後、協創による事業化を目指します。今後、本年度内に10程度の課題を「生駒市協創対話窓口」に掲載する予定です。

9月16日より公開する地域課題 
・ 住宅都市での営農環境整備を通した“都市近郊型農業”モデルケースの構築

・ 住民の交通安全行動を通して交通死亡事故ゼロへ

・ 不登校傾向の児童が通いたくなるサポートルームづくり

また、行政と民間事業者等が直接対話し、地域課題を深掘りする機会を以下のとおり設けます。

(1)課題リバースピッチ(課題の発表と協創対話会)
 日程:2025年10月8日(水)16:20-17:00
 場所:Blooming Camp(グラングリーン大阪北館 JAM BASE 3F)
 内容:生駒市担当課より地域課題をプレゼンテーション
 XKANSAIコミュニティ主催、関西経済連合会共催イベントにおけるプログラムとして実施します。

(2)地域課題の現地視察会
 日程:2025年10月22日(水)午後
 場所:生駒市内の課題の現場
    ※生駒駅前の生駒市コミュニティセンターからバスで各所をご案内
 内容:地域課題の現場を視察し、理解を深める機会を提供

【イベント詳細URL】https://www.city.ikoma.lg.jp/kyoso/0000038796.html

●生駒市長 小紫 雅史 氏からのコメント

 生駒市は、まちの課題を行政職員だけではなく市民も一緒にみんなで汗をかいて解決する「自治体3.0のまちづくり」を進めています。公民連携についても、今回発表した3つの課題をはじめ様々な分野で民間事業者の皆様にチャレンジしていただけるフィールドを用意し、ともに汗をかいて課題解決に取り組んでまいります。

 事業者の皆様には、協創を通じて挑戦を続ける生駒市について、ぜひこの機会に知っていただくとともに、チャレンジ精神あふれる提案を心からお待ちしています。

●当社 取締役 藤井 哲也のコメント

 地域課題は民間企業にとっては新しい事業機会や社会的価値創出の源泉となり得ます。本事業を通じて、生駒市の地域課題が解決されるとともに、経済性と社会性が両立する事業の開発パートナーとして、「自治体3.0のまちづくり」を進めておられる生駒市の課題やフィールドに民間事業者が着目していただけることを期待しています。

●会社概要

社名:株式会社ソーシャル・エックス

事業内容:「官民共創に最高の体験を。」を掲げ、官民共創新規事業開発プラットフォーム「逆プロポ」をはじめとする「逆プロポ」シリーズの企画運営、「官民共創型ソーシャルXアクセラレーション」、「ソーシャルXインパクトファンド」および、社会課題解決型の新規事業開発を支援しています。

住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ32F

逆プロポ・サービスサイト:https://gyaku-propo.com/

ソーシャルXアクセラレーション公式サイト:https://sac.socialx.inc/

ソーシャルXインパクトファンド公式サイト:https://fund.socialx.inc/

【本件問い合わせ先】

広報担当:取締役 藤井哲也

メール:info@socialx.inc

すべての画像


会社概要

URL
https://gyaku-propo.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ32F
電話番号
-
代表者名
伊藤大貴・伊佐治幸泰
上場
未上場
資本金
2000万円
設立
2021年10月