巣鴨地蔵通り商店街 熱中症予防啓発イベントを実施 約25%が6月上旬頃から熱中症対策を実施、お盆明けも要注意

いよいよ夏本番!盛夏における熱中症対策の大切さを呼びかけ

一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:渡邊一洋、以下「日本気象協会」)が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクト(以下、本プロジェクト)は、本格的な暑さを迎えるにあたり、2023年7月22日(土)より、巣鴨地蔵通り商店街にて、熱中症予防啓発の呼びかけを実施しています。
総務省消防庁によると、2022年5月~9月に熱中症で救急搬送された人は71,029人で、このうち65歳以上の高齢者が占める割合は、54.5%(38,725人)となりました。本プロジェクトが実施した意識調査※1では、60代以上のおよそ9割が10年前よりも熱中症に気を付けるようになっていることがわかりました。
一方で屋内では熱中症への意識が十分でないことや、予防・対策においてエアコンの使用に積極的ではない方もおり、このたび巣鴨地蔵通り商店街協力のもと、商店街でお買い物されているお客様へ、盛夏における熱中症対策の大切さを呼びかける取り組みを実施しています。

初日には、日本気象協会の気象予報士に加え、地域創生活動の一環として巣鴨のまちづくりにも参画している大正大学の学生たちも一緒にオフィシャルパートナーの商品をサンプリングし、商店街にお越しの方へ直接呼びかけたほか、商店街の店舗への呼びかけも行いました。

予防啓発にご協力いただく「熱中症予防呼びかけ店舗」では、夏季期間中来店されたお客様へリーフレットを配布するなど熱中症予防のためにお声がけいただきます。また、「熱中症予防呼びかけ店舗」は、対象店舗であることが分かるよう店頭にステッカーを設置します。

さらに、初日のイベントでとったアンケートによると、約25%が6月上旬頃から熱中症対策をスタートしていることがわかりました。熱中症予防に重要な「暑熱順化」※2には、個人差もありますが、数日から2週間程度かかるといわれています。一度暑熱順化ができていても、数日暑さから離れると暑熱順化の効果は薄れてしまいます。休みの間に暑熱順化していない状態に戻ってしまう場合や、不規則な生活やお出かけなどで疲れている場合にも、熱中症に注意が必要となりますので、【お盆明け】は特にご注意ください。

「熱中症ゼロへ」プロジェクトでは、盛夏に向け熱中症対策を今一度呼びかけるほか、今後も引き続き「知って、気づいて、アクション」という3つのステップで対策いただけるよう、継続的な啓発を目指してまいります。

※1 熱ゼロ研究レポート:巣鴨地蔵通り商店街で聞いた熱中症意識調査結果 https://www.netsuzero.jp/netsu-lab/lab13
※2 体を暑さに慣れさせること

今年の夏の気象傾向、対策のポイント】
日本気象協会所属 気象予報士/防災士/熱中症予防指導員 久保智子

今年はすでに記録的な暑さに見舞われていますが、8月の気温は、北日本から西日本にかけて平年より高く、沖縄・奄美で平年並みか高いでしょう。この先も猛暑が続く見込みです。屋外で活動する際は、無理せず休憩をしてこまめに水分をとり、たくさん汗をかいたら適度に塩分を補給するなど、万全な熱中症対策が必要です。屋内でも冷房などで室温を適切に保ち、体の中に熱がこもらないよう、衣服は麻や綿など通気性のよい素材を選ぶとよいでしょう。夜もあまり気温が下がらず、寝苦しい日が多くなりそうです。就寝前に水分補給をしたり、枕元に飲料をおいたりして、夜間の熱中症にもご注意ください。

【イベント初日の様子】


【イベント初日アンケート結果】
約25%が6月上旬頃から熱中症対策を実施しており、次に7月上旬頃から実施している人が多いことがわかりました。5月の暑い日や梅雨の晴れ間など、からだが暑さに慣れていない可能性が高いタイミングでは、特に熱中症に注意が必要です。
 

■熱中症に関するアンケート調査概要
【調査方法】 街頭調査
【調査場所】 巣鴨地蔵通り商店街
【サンプル数】 512名
【調査時期】 2023年7月
※調査結果は、端数処理のため合計しても必ずしも100%とはならない場合があります。

【イベント実施概要】
日時:2023年7月22日(土)~夏季期間中(8月31日(木)頃までを想定)
開催場所:巣鴨地蔵通り商店街入口横 真性寺前~商店街
内容:「熱中症予防呼びかけ店舗」にて、来店されたお客様へのリーフレット配布、熱中症予防に関するお声がけ
「熱中症予防呼びかけ店舗」:巣鴨地蔵通り商店街 松美屋(婦人服) ほか

■「熱中症ゼロへ」プロジェクトとは
熱中症にかかる方を減らし、亡くなってしまう方をゼロにすることを目指して、一般財団法人 日本気象協会が推進するプロジェクトです。プロジェクト発足以来、熱中症の発生に大きな影響を与える気象情報の発信を核に、熱中症に関する正しい知識と対策をより多くの方に知ってもらう活動を展開してきました。2013年の活動開始から10年となる今シーズンは「必要な人に、適切なタイミングで、わかりやすく」をテーマに、激甚化する気象環境や変化する社会のニーズをとらえた熱中症の予防啓発活動を実践していきます。


■一般財団法人 日本気象協会について
日本気象協会は、民間気象コンサルティング企業の先駆けとして1950年に誕生しました。防災・減災や洋上風力発電の分野以外でも、気象データを活用した商品需要予測や電力需要予測、気候変動対策などのコンサルティングを通じ、気象データのビジネスでの利活用を提案しつづけています。所属する気象予報士の数は350人を超え、日本最大級の規模を誇る気象の専門家集団として企業のESG投資やSDGs活動への支援も積極的に展開中です。
・「熱中症ゼロへ」のロゴマークは日本気象協会の登録商標です。
 

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会社概要

URL
https://www.netsuzero.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 55階
電話番号
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代表者名
渡邊 一洋
上場
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資本金
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設立
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