ALSI、クラウド型経費精算サービス「BIZUTTO(びずっと)経費」が電子帳簿保存法に対応

~オプション機能として4/19に提供開始、業務効率の向上とコスト削減を実現~

 アルプス システム インテグレーション株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:永倉 仁哉、以下ALSI〔アルシー〕)は、クラウド型経費精算サービス「BIZUTTO(びずっと)経費」に紙の領収書や請求書などの国税関係書類を電子データとして保存することにより、紙での保管が不要になる「電子帳簿保存法オプション」を追加し、4月19日から提供を開始いたします。
■製品概要
サービス名 BIZUTTO(びずっと)経費 「電子帳簿保存法オプション」
提供開始日 2021年4月19日
主なポイント ①   電子帳簿保存法のスキャナ保存要件に対応し、各種証票を電子データとして申請する時に、電子データの解像度と階調を自動的にチェックし、タイムスタンプを自動付与
②令和2年度の税制改正による電子帳簿保存法に準拠し、電磁的記録を訂正・削除した場合、その履歴を保存し、いつでも確認可能
ターゲット ①   中小・中堅企業で、国税関係書類の電子化と紙原本の管理コストを削減したい企業
② テレワーク推進企業
詳細情報URL https://portal-keihi.bizutto.com/function/function_denchoho.html


■BIZUTTO(びずっと)経費「電子帳簿保存法オプション」追加の背景
 領収書や請求書といった国税関係書類は、原則として紙で7年間保管する必要があります。しかし、ファイリングして書類棚や倉庫に保管するのは手間と費用がかかります。また、会計監査や問い合わせのたびに紙書類を確認するのは、企業の業務効率化の妨げになっています。
 この紙管理の課題を解決するのが、納税者等の帳簿保存にかかわる負担を軽減する目的で施行された「電子帳簿保存法」です。「電子帳簿保存法」に対応することで、国税関係書類を電子データとして保存することができます。
 そこでALSIでは、BIZUTTO(びずっと)経費に「電子帳簿保存法オプション」を追加し、国税関係書類の電子データ化によってお客様の紙書類保管と運用に関する課題を解決し、業務の効率化とコスト削減に貢献します。

■BIZUTTO(びずっと)経費「電子帳簿保存法オプション」の強み​
 電子帳簿保存法のスキャナ保存要件(注1)では、保存された電子データの真実性や可視性を確保するための要件が定められています。主な要件に従った各種書類の電子データ化・保存のためには次のような流れが必要です。
 国税関係書類は、一定期間内に電子化して電子データと原本の確認を行い、データの解像度やサイズなどの読み取り情報を保存し、タイムスタンプを付与しなければなりません。さらに年1回以上の定期検査を実施したうえで、一部の例外を除く紙の原紙を廃棄することができます。BIZUTTO(びずっと)経費の「電子帳簿保存法」オプションでは、この煩雑な一連の流れを効率化する便利な機能が充実しています。

①  データ保管のタイミングを選択可能
 添付されたデータが保存されるタイミングを「申請時」または「最終承認後」の2つから選択することができます。例えば、原本書類の受領者がすべての工程を処理する場合には、「概ね3営業日」以内の保管ルールに合わせて保存タイミングを申請後に設定するなど、各社の運用に合わせた設定が可能です。

② 電子データの解像度と階調を自動的にチェック
 領収書等のデータを添付し申請したタイミングで、電子化されたデータがスキャナ保存の法令要件を満たしているかどうかを確認し、要件に満たない場合にはアラートが表示されます。また、添付されたデータの読み取り情報(注2)が自動的に保管されます。

➂ 統合型電子データ保存サービスでタイムスタンプを自動付与
 ワークフローで申請された領収書等のデータは、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・ビジネスブレインズの統合型電子データ保存サービス「ClimberCloud(クライマークラウド)」に保存されたタイミングで、タイムスタンプが自動付与されます。

④ 令和2年度の電子帳簿保存法改正に準拠
 BIZUTTO(びずっと)経費の電子データ保存サービスでは、電磁的記録を訂正・削除した場合に履歴が自動的に保存され、いつでも確認することができます。

■BIZUTTO(びずっと)経費とは
 BIZUTTO(びずっと)経費は、経費精算にかかる手間を削減するクラウド型経費精算サービスです。
 大きな画面レイアウトで入力の負担を軽減し、”楽・早・安”の観点で交通機関の経路やその運賃をすばやく表示することができます。また、定期区間の自動控除、会社規定に合わせた日当金額の自動計算、以前のデータを流用して起票する機能や一括で申請・承認ができるまとめ機能など入力作業を簡素化するさまざまな機能が充実しています。
 さらに令和2年度の電子帳簿保存法改正で新たに追加された「キャッシュレス決済を行った際にデジタル化された利用明細データを領収書の代わりに利用可能」というルールに合わせて、キャッシュレスでペーパーレスな経費精算を可能とする機能を今後リリース予定です。法改正に柔軟に対応しつつペーパーレスを実現できる、それがBIZUTTO(びずっと)経費です。

■BIZUTTO(びずっと)経費をオンラインセミナーでご紹介
◇日程:2021年4月22日(木)  11:00~11:30
◇テーマ:電子帳簿保存法の活用で進むペーパーレス!~紙業務の電子化で業務効率化を後押し~
◇お申込みフォーム:https://www.alsi.co.jp/security/seminar/20210422?s=65

■アルプス システム インテグレーション株式会社について
 アルプス システム インテグレーション株式会社(ALSI〔アルシー〕)は、電子部品と車載情報機器の総合メーカー アルプスアルパイン株式会社のグループ会社として、1990年に設立しました。製造業の現場で培った「ものづくり」の思想を原点に、「デジタルソリューション」「セキュリティソリューション」「ファームウェアソリューション」「IoTソリューション」を展開しています。今後もALSIは、IT環境の変化に素早く柔軟に対応し、お客様の企業競争力強化と業務改革に貢献してまいります。

(注1) スキャナ保存の法令要件とは、電子データの解像度が25.4ミリメートルあたり200ドット以上、24ビットカラー(256階調)以上で作成されていることをいいます。
(注2)読み取り情報とは、解像度や画素数、色や明るさの濃淡を示す階調、書類の実寸などのデータ情報のことをいいます。
※掲載されている会社名及び商品名は各社の商標または登録商標です。

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会社概要

URL
https://www.alsi.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都大田区雪谷大塚町1-7
電話番号
03-5499-8181
代表者名
永倉 仁哉
上場
未上場
資本金
2億50万円
設立
1990年04月