【絵本が初受賞!】Bunkamuraドゥマゴ文学賞に堀川理万子『海のアトリエ』江國香織・選
「一人で選んでいいというこの贅沢な文学賞に、これ以上なくふさわしい、贅沢な絵本だと思う。」
書籍詳細:https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784034351604
【絵本ナビで全ページ立ち読み公開中!】
https://www.ehonnavi.net/isbn/9784034351604/
- Bunkamuraドゥマゴ文学賞とは?
パリの老舗カフェが主催する「ドゥマゴ賞」のユニークな精神を引き継ぎ、1990 年にBunkamuraが創設した文学賞。権威主義に陥らず、既成の概念にとらわれることなく、先進性と独創性のある、新しい文学の可能性を求めている。受賞作品は任期が1年の「ひとりの選考委員」によって選ばれる。
https://www.bunkamura.co.jp/bungaku/
- 絵本の受賞は史上初! 今年度の選者は江國香織さん
Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞の発表に合わせ、9/3より、渋谷周辺の様々な媒体での告知も予定されています。
- 『海のアトリエ』について
<おはなし>
おばあちゃんの部屋には、女の子の絵がかざってあります。「この子はだれ?」って聞いてみたら、「この子は、あたしよ」って教えてくれました。おばあちゃんが話してくれたのは、少女時代に海辺のアトリエに暮らす絵描きさんと過ごした、特別な夏の日の思い出。いやなことがあって、学校にいけなくなっていたおばあちゃんは、その夏、絵描きさんに誘われて、海辺のアトリエで1週間を過ごすことになったのだそうです。
名前のわからない料理、食事のあとのしずかな読書時間、朝の不思議な体操、全身を使った創作活動……絵描きさんとの生活は、すべてが新鮮なことばかり。いつもとはちがう、自由で伸び伸びとした暮らしを送るうちに、しだいに少女の心は開放されていきます。
少女と一人の人間として付き合う絵描きさんの、適度な距離感が心に残る絵本。映画のシーンのような見応えのある場面の連続が豊かな時間をあたえてくれます。
- 原画展&メディア掲載情報
【原画展情報】
丸善丸の内本店:2021年8月20日(金)~9月16日(木)
青山ブックセンター:2021年9月29日 (水) 〜10月12日 (火)
【メディア情報】
2021/5/17(月)中日新聞
2021/5/29(土)朝日新聞「子どもの本棚」
2021/6/20(日)産経新聞
2021/7/6(火)愛媛新聞
ダ・ヴィンチ9月号
MOE 9月号「注目の作家インタビュー」
●MOE WEB連載「広松由希子」のこの一冊
https://www.moe-web.jp/webb/?web=kono1&id=8
●幻冬舎plus連載「本屋の時間」 辻山良雄(Title店主)
https://www.gentosha.jp/article/18985/
*荻窪・Titleでは刊行後、原画展を開催いただき、100冊以上の売り上げを記録しました。こちらでは、原画展を開催するまでの不思議な縁について書かれています。
- 著者紹介
堀川理万子(ほりかわりまこ) :
1965年東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。画家として絵画作品による個展を定期的に開きながら、絵本作家、イラストレーターとしても作品を発表している。おもな絵本に、『権大納言とおどるきのこ』、『くだものと木の実いっぱい絵本』、『おひなさまの平安生活えほん』、『けしごむぽん いぬがわん』、『びっくり まつぼっくり』(多田多恵子)、『氷河鼠の毛皮』(宮沢賢治)などがある。
- 書籍詳細
『海のアトリエ』
作: 堀川理万子
定価1,540円(本体価格 1,400円)
判型:22cm×28cm
ページ数:32ページ
対象:小学校低学年から
初版:2021年5月
書籍詳細:https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784034351604
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