世界初となるモータースポーツのマルチアングル配信が決定!
〜スポーツ庁SISプログラムにてSTO,AMATELUSの事業共創が実現〜
2023年7月からスポーツ庁とスクラムスタジオが共同で実施する「SPORTS INNOVATION STUDIO オープンイノベーション」にて、コラボレーションパートナーの一般社団法人日本自動車連盟(JAF)と、2023年11月にスタートアップとしてプログラムに採択されたAMATELUSが事業共創の取り組みを開始致しました。
その取り組みの中で、近年、24時間大会を開催、カーボンニュートラルなど未来にも挑戦するスーパー耐久シリーズの運営を行うスーパー耐久機構(STO)と、モータースポーツでの新たな映像視聴体験の価値創造と、スーパー耐久の更なる発展を目的とし世界初となるマルチアングル配信サービスの協業を決定致しました。
2024年はまず実証実験から開始予定となります。
モータースポーツは、サーキット内で同時多発的に様々なドラマが起きるスポーツです。
コース上のコーナーやピットなどで常に白熱のドラマが繰り広げられています。
現状、その全てのシーンをファンの方に見てもらう事はできません。
サーキットに足を運ぶファンの方は勿論ですが、既存の配信を視聴されているファンの方においても送り手が決めたアングル映像を視聴するシステムなので、視聴者の方はサーキットで起きている全てのシーンを視聴する事はできていません。
そこで私たちは「サーキット内での様々なドラマをファンの方に届けたい」「今まで届けられなかった舞台裏のドラマもファンの方に届けたい」「スーパー耐久の奥深さや熱いドラマをもっと知ってもらい、もっとサーキットに足を運んでもらいたい」という想いで、今回の協業に至りました。
既に公式YouTube「S耐TV」で配信をしている「コース上のレース映像」に加え「ピットアングル」等を増やし、様々なアングルを視聴者が選択して視聴できる世界初のモータースポーツマルチアングル配信にチャレンジ致します。
本取り組みはモータースポーツ業界の更なる発展と、日本から世界へ発信できる取り組みとなる事を目指しております。
※ 2024年2月時点日本国内外における「自由視点映像/マルチアングル映像技術「SwipeVideo(スワイプビデオ)」(AMATELUSが保有する国際特許技術)を用いて、モータースポーツの映像で10台以上の映像を高画質でマルチアングル配信する取り組みは世界初となります。AMATELUS社調べ。
<SwipeVideo(スワイプビデオ)とは>
AMATELUS社が開発・提供する、複数台のカメラ(台数無制限対応)で撮影された映像を、視聴者がスワイプする事でWeb上で(アプリ内も可)自由に視点をスイッチングしながら視聴できる配信システムであり、国際特許として取得済みの技術です。
SwipeVideo(スワイプビデオ)は、これまで映像処理負荷や配信負荷の高さからブラウザ上での配信や再生は難しいとされてきた自由視点映像及びマルチアングル映像をクラウド配信出来る世界初の独自開発技術です。
また、WEBの技術(HTML5)だけで動作するので、視聴者側は面倒なアプリインストールが不要なうえ、視聴者がストレスなく任意のタイミングで再生中(スロー中、ズーム中、停止中も可能)の映像を切り替える事を可能にし、画面をスワイプするだけで映像の視点を自由に切り替えて視聴することができます。
詳細はこちら https://swipevideo.jp
特許:国際特許として日本特許4件取得、米国特許3件取得、中国特許2件取得、韓国特許3件、イギリス1件、イスラエル1件、オーストラリア1件、インドネシア1件、その他各国移行申請済み。
【AMATELUS社の概要】
社 名 :AMATELUS株式会社
本社所在地:東京都渋谷区
設 立 :2017年1月
資 本 金:5億3262万2112円 (資本準備金含む)
代 表 者:下城伸也
事業内容 :『Swipe Video』の開発・制作・販売を中心に、自由視点映像及びマルチアングル映像等の撮影同期アプリ『SVCam/SVCamDual』の開発、提供、自由視点映像の配信及び編集ソフト・アプリケーションの開発や撮影、VR/MR関連システムの開発を行なっている。
<これまでの主な採択/受賞歴>
・Microsoft innovation award2017 受賞
・avex-xRハッカソン(VR/AR/MR) 優勝
・総務省「異能vation」ジェネレーションアワード 特別賞受賞
・横瀬町地方創生プロジェクト「よこらぼ」採択
・埼玉県庁 官民連携事業 採択
・Plug and Play Japan Batch2 採択
・富⼠通 ピッチコンテスト fabbit賞 リコー賞 受賞
・Plug and Play Batch2 Expo Mobility 優勝
・富⼠通アクセラレータ第7期 採択
・電通「GRASSHOPPER」第2期 採択
・docomo 5G DX AWARDS 2020 「最優秀賞」受賞
・日経トレンディ「2020年 START UP AWARADS 大賞」受賞
・2021年 スポーツ庁「イノベーションリーグ」にて「ビュワー・エクスペリエンス・パートナー」授与
・2022年 ヨーロッパ最大のテックカンファレンス”Viva Technology”の「 Innovative Event Challenge」にて優勝
<スポーツオープンイノベーションプラットフォーム(SOIP)とは>
スポーツ庁の政策の一つで、スポーツ界のリソースと民間企業等の技術や資金、学術・研究機関の知見を連携させることにより、世の中に新たな財やサービスを創出するプラットフォームを構築するという取組。共創されるサービス等により、スポーツや他産業の価値向上と、社会課題の解決を目指す。これまでに政策の基本的方向性を協議する推進会議やSOIP構想の周知・浸透と参画人口の拡大を目的としたカンファレンスの開催、スポーツ団体をイノベーションプラットフォームとしたオープンイノベーションプログラムを実施、国内発の先進的な取組を顕彰し市場開拓面や資金調達等の面における事業化の加速を目的としたコンテストを開催している。スポーツ庁は令和5年度スポーツオープンイノベーション推進事業において、スクラムスタジオをSPORTS INNOVATION STUDIOの事務局業務の委託先として採択している。
■ スクラムスタジオ株式会社について
日本企業とグローバルスタートアップの新規事業創出を手掛けるスクラムスタジオ株式会社は、オープンイノベーションの手法を活用し、各業界を代表する大企業パートナーとスタートアップとの共創を支援する「グローバル事業共創プログラム」や、ジョイントベンチャーによる大企業のスピンアウト起業といった「インキュベーション事業」を行っています。また米国から最新のスタートアップ&テック情報をお届けするオンラインプラットフォーム「Scrum Connect Online」も運営しています。スクラムスタジオ株式会社は、日本企業と世界中のスタートアップとの新たな事業、価値創造をドライブします。
会社名 : スクラムスタジオ株式会社
代表者 : 代表取締役社長 髙橋 正巳
本社所在地: 東京都港区
設立日 : 2020年8月
業務内容 : 新規事業創出スタジオ事業、オンラインプラットフォーム事業
URL :https://scrum.vc/ja/studio/
◆スーパー耐久の理念
スーパー耐久シリーズ (S耐)は、1991年より市販量販車をベースとした日本発祥、日本最大級の参加型レースとして歴史を重ね、今日までプロドライバーとレースをライフスタイルの一部とするアマチュアドライバーが共に協力し合い、覇を競いつつ継承してきたチームスポーツである。
スーパー耐久に集う人々は、いつの時代もクルマやモータースポーツ、人を愛する「仲間」であり、互いに絆を深め合い、称え合い、スポーツマンシップ(ルールを厳守し、競技を行っていく基本的な姿勢) にのっとり、正々堂々と闘って欲しい。そして技術を向上させるなか、限りある資源を大切に使い、環境に配慮しながらモータースポーツ社会の発展につなげていくことを目指したい。
安全を第一優先にフェアな競技を、そして単に順位を競い合うだけではない、 モータースポーツを通して、「人生に挑戦し続ける」ことで獲得できる、人それぞれの「何か」を生み出して欲しいと願う。
また、スーパー耐久に参加するエントラントの知識やノウハウを生かした自動車用品や部品の開発・販売により、日本の自動車産業、モータースポーツマーケッ トの発展に寄与していくことも目指そう。
スーパー耐久に関わる全ての人々にはこの理念を理解していただきたい。そして自分たちが生きた証としてモータースポーツを次の時代につなげていくためにも、ひとつとなり、共に発展させていこう。
スーパー耐久シリーズ公式WEBサイト:https://supertaikyu.com/
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