学習における❝中1ギャップ❞解消に向けて、墨田区立桜堤中学校と墨田区立梅若小学校で「Monoxer」を活用した小中連携を開始
学習の定量データを用いて、生徒一人ひとりにより適切な指導を実施
同一地域にある2校がMonoxerの学習データを連携することで、梅若小学校の児童が卒業した後、桜堤中学校に進学した際に適切な指導を行い、学習における❝中1ギャップ❞解消を目指します。
学習における❝中1ギャップ❞とは
中1ギャップとは、小学校から中学校へ進学する際に新しい生活や学習環境の変化から起こる問題全般のことを指します。学習における中1ギャップは、中学校への進学を契機に学習内容の急激な増加や専門化により学習についていけなくなってしまう支障が生じてしまう現象です。生活の変化により学習習慣の形成に困難を感じてしまうことも1つの要因として考えられます。
公立学校では、小学校での学習傾向を中学校の教職員が定量データで客観的に把握することは難しく、定性的な情報に基づいて指導を実施しています。小学校6年間の生徒の学習傾向が把握しきれない状態で指導が始まってしまうため、生徒の困難に寄り添いきれない側面があります。
Monoxerを活用した小中連携の取り組み
公立学校の学習における中1ギャップを解消するために、同学区内にある桜堤中学校と梅若小学校はMonoxerを活用した学習データ連携を開始します。これにより、学習における定量データも用いて、生徒の学習指導に向き合うことが可能になります。
Monoxerでは、児童・生徒の学習データを記憶情報として「個人ごと」に記録・持ち運びを可能としているので、小学校での学習内容の習熟度を正確かつリアルタイムに中学校と共有することが可能です。
桜堤中学校では2022年11月、梅若小学校では2023年1月よりMonoxerの活用を開始しています。梅若小学校から桜堤中学校へ進学する生徒については、同一のMonoxer IDを継続して利用することになります。これによってMonoxer IDに紐づく記憶情報を基にした学習データ連携が完了し、中学校の教員は小学校での学習事項について現状の定着度合いや予測される忘却状況を数値として把握することが可能になります。
これらのデータに基づいて、必要な学び直しのための課題への取り組みを促し、質疑などの対応体制を整えるなど生徒一人ひとりの学習傾向に合わせた指導体制の早期確立を目指します。
また、期中の継続的な小中学校間でのデータの共有は行いつつ、具体的な連携内容については随時検討を進めます。
「モノグサ株式会社」について
モノグサ株式会社は、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」の開発・提供をしております。
Monoxerは、あらゆる知識を確実かつ最小限の負荷で身につけることができる “記憶のプラットフォーム”です。学校や塾といった教育機関を中心に、全国4,000以上の教室で導入されています。ユーザーは英単語、漢字、歴史、数式など、記憶したい知識をインポートすると、Monoxerが記憶定着のために最適な問題を生成します。また、Monoxerはリアルタイムで一人ひとりの学習内容を解析し、知識の定着度合いを可視化。その情報をもとに、出題する問題の難易度・頻度を一人ひとりに合わせて自動で最適化します。
上記の通り、ユーザーはオリジナル教材を簡単に作成できることに加え、旺文社の『ターゲット1900』や学研の『ランク順シリーズ』など、Monoxer上で学習できるデジタル教材を購入して利用することも可能です。
【モノグサ株式会社】
本社 : 〒102-0072 千代田区飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル7階
設立 : 2016年8月10日
代表者 : 代表取締役CEO 竹内孝太朗、代表取締役CTO 畔柳圭佑
事業内容: 記憶のプラットフォーム 「Monoxer」 の開発と運営
U R L: https://corp.monoxer.com/
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