同志社大学政策学部との共同プロジェクト 春学期科目「政策トピックス」に初参画

京都リサーチパーク株式会社（代表取締役社長：門脇あつ子、以下　KRP）は学校法人同志社　同志社大学政策学部（学部長：柿本昭人、以下　同志社大学）の川井圭司教授が担当する春学期科目、「政策トピックス-16」に参画します。
KRPは同志社大学の授業に初めての参画となります。産学公連携を推進するKRP独自のネットワークを活かした講義（全５回）には、京都を中心に活躍する中小企業やスタートアップ企業など様々なイノベーターたちとの対話型授業を計画。京都市内の施設訪問も予定し、学生が五感で感じることのできる、リアルな学びを提供します。本授業を通じ、「京都ならではの価値観」に触れ、「京都を知る」「京都で学ぶ」「京都で働く」を考えるきっかけを提供することで、京都からの次世代イノベーターの創出に貢献します。

■大学と連携し、京都からの次世代イノベーターを創出する
KRPは産学公連携を推進するため、京都のさまざまな大学と連携した取り組みを実施してまいりました。大学のまち京都には３０を超える大学に、約１６万人の学生が学んでいます。中には、社会課題、地域課題の解決に積極的な学生も多くいます。KRPは「社会を変えたい」と一歩踏み出す、次世代イノベーターの卵である学生の成長をサポートすることを目的とする活動に積極的に取り組んでいます。この度、同志社大学の皆さまとこの志を共有し、同志社大学との共同プロジェクトとして、初めて参画することになりました。

■講義テーマ　KRPとめぐる、「京都の仕事」～イノベーション、社会課題解決、伝統文化～伝統と革新のまち「京都」には、地域に根付いた老舗・中小企業と、新たな価値を模索するベンチャー・スタートアップ企業の両方が数多く存在しています。学生にも身近な名の知れた大企業だけでなく、地域を支えている中小企業や、社会課題解決に取り組むスタートアップ、またそれを支える組織・拠点などに焦点を当てます。最前線で働くゲストから生の声を聞くと共に、学生が各拠点に直接足を運び、また対話や討議を通じて、五感で感じることのできる、リアルな学びの提供を目指します。

■京都リサーチパークとは：
全国初の民間運営によるサイエンスパークとして1989年に開設。京都府・京都市の産業支援機関などを含めて500組織・6,000人が集積。オフィス・ラボ賃貸、貸会議室に加え、起業家育成、オープンイノベーション支援、セミナー・交流イベント開催など、新ビジネス・新産業創出に繋がる様々な活動を実施。「ここで、創発。～Paving for New Tomorrow～」をブランドスローガンとして、イノベーションを起こそうとする世界中の方々に、魅力的な交流の舞台、事業環境を提供することを通じて、世界を変える新たな事業が生まれることに貢献します。

■政策トピックス」授業計画概要（同志社大学2022年春学期シラバスより一部抜粋）
〈テーマ〉KRP とめぐる、「京都の仕事」 ～イノベーション、社会課題解決、伝統文化

1）4/23(土) 3講～5講　　　
オリエンテーション
2）5/14(土) 3講～5講　　　
企業訪問①②@京都信用金庫QUESTION
①株式会社taliki ②京都信用金庫QUESTION
3）5/21(土) 3講～5講　　　
企業訪問③④@京都市上京区　(株)MIYACOオフィス、(株)ツナグムオフィス
③株式会社MIYACO ④株式会社ツナグム
4）5/28(土) 3講～5講　　　
企業訪問⑤@笹屋伊織南店
⑤株式会社笹屋伊織
5）6/4(土) 3講～5講　　　 
企業訪問⑥⑦⑧＠京都リサーチパーク
⑥京都リサーチパーク株式会社 ⑦Voice4u株式会社 ⑧河岸ホテル（株式会社めい）
最終発表会

■担当者略歴
同志社大学政策学部　川井圭司教授
専門分野：スポーツ法政策の国際比較
1969年京都府生まれ。同志社大学法学部、法学研究科に学び、関西外国語大学専任講師を経て、2004年より母校で教鞭を執るに至る。学生時代はラグビーに明け暮れ、勉強面ではかなりの落ちこぼれであったが、その後、指導教授の薦めでスポーツ法学と出会い、その必要性を認識するとともに研究の楽しみを見出す。（同志社大学ＨＰより一部抜粋）

京都リサーチパーク株式会社　イノベーションデザイン部　杉山智織
2017 年同志社大学 政策学部卒、2019 年同志社大学大学院 総合政策科学研究科修了。その後、新卒で京都リサーチパーク株式会社に入社。多様な人が集うイベントスペース「たまり場」の運営、企業と学生の共創プログラム「MOVE ON」など、学生対象プログラムや大学連携業務を主に担当。