SkyDrive、タレス社(仏)とフライトコントロールシステムのサプライヤー契約を締結
フライトコントロールシステムは、空飛ぶクルマ(以下「eVTOL」)において最も重要な要素の一つであり、パイロットの操縦装置からの入力をうけとり、機体の姿勢や速度を制御する機能を持ち、高い安定性・信頼性を担保します。当社は、タレス社のeVTOL、特に軽量・コンパクト・自律性という当社機体のアップデートヴィジョンに適合した「FlytRise」を現在開発中の「SKYDRIVE」(SkyDrive式SD-05型機)に搭載いたします。
タレス社は、防衛・安全保障、航空・宇宙、デジタル・アイデンティティとセキュリティの3つの領域で先進的な技術を提供するグローバルリーダーです。68カ国に77,000人の従業員を擁し、タレス社のシステムは、1980年代にエアバスA310に初めて搭載されて以降、12,000機以上の航空機に搭載実績があります。
■各コメント
株式会社SkyDrive 最高開発責任者 Arnaud Coville
"私たちのeVTOL機「SKYDRIVE」のフライトコントロール分野で、タレスがパートナーになったことを大変嬉しく思います。タレスのフライトコントロールは、航空業界で長年にわたり信頼されています。eVTOLメーカーであるSkyDriveは、何よりも安全を重視しており、安全に関する重要な技術であるフライトコントロールにおいてタレスと提携することで、私たちの航空機の安全目標を達成できると考えています。"
タレス社 フライトアビオニクス担当副社長 Jean-Paul Ebanga 氏
"モビリティが新しい持続可能なソリューションを求めている中、「SKYDRIVE」の安全な飛行を可能にする当社の新世代フライトコントロールソリューションにより、都市交通に空を開く「SkyDrive」を支援できることを誇りに思います。"
※1 空飛ぶクルマとは:電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段です。諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)や Urban Air Mobility(UAM)と呼ばれています。
引用元:国土交通省(令和5年3月付)https://www.mlit.go.jp/common/001598463.pdf
≪株式会社SkyDrive 概要≫
設立:2018年7月
代表者:代表取締役CEO 福澤知浩
所在地:豊田本社:愛知県豊田市挙母町2-1-1
豊田開発センター:愛知県豊田市西中山町山ノ田20-2
豊田テストフィールド:愛知県豊田市足助地区
名古屋オフィス:名古屋市中村区名駅3-28-12 大名古屋ビルヂング11F
東京オフィス:東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー7F SPACES品川内
大阪オフィス:大阪府大阪市北区梅田1-3-1-800 大阪駅前第一ビル8F
アメリカオフィス:500 Carteret Street, Suite D, Beaufort, SC 29902
事業内容:「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、2018年7月に設立、豊田市を主拠点に「空飛ぶクルマ」及び「物流ドローン」を開発しています。「空飛ぶクルマ」の開発においては、国内で唯一、有人飛行試験を実現し、官民協議会の構成員として制度設計にも関与しております。「空飛ぶクルマ」は、現在3人乗りの機体を開発中、2025年に大阪・関西万博での運航開始を目指しております。30kgの荷物を運搬可能な「物流ドローン」は、山間部を中心とした作業現場で活用いただいています。
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