ノンフィクション童話のロングセラー『兵隊さんに愛されたヒョウのハチ』が増刷で計12刷。さらにラジオドラマ化決定。
MBSラジオで50年続く「ありがとう浜村淳です」でラジオドラマ化が決定、6月26日に第1話目が放送される(放送開始日2023年6月26日〜29日まで計4回)
あの有名な絵本『かわいそなぞう』と同じ、上野動物園で人気者だったヒョウのハチ。日本兵に引き取られたハチの数奇な運命を綴った感動童話。
ハチは剥製となり、現在は高知県の高知みらい科学館で観ることができ、いまの子どもたちへ受け継がれている。
あらすじ
村人に要請され、人食いヒョウの退治に出かけた日本兵が、野生のヒョウの赤ちゃんを救出。
兵隊さんたちはハチと名付け、ペットのように可愛がり、しばらくは隊員たちとともに生活していた。しかし戦局が進むにつれ、ハチの身を案じて上野動物園に引き取られ人気ものになるが、日本は敗色濃厚となり、動物たちには残酷な運命が待っていた。
同書に対してアマゾンには、次のようなレビューが寄せられている。
「子ども向けの本ですが、大人も読んでいいし、考えさせられる、かつ泣ける内容でした。久しぶりに読んで良かったと思えました」
「動物好きの、5歳と3歳の孫たちに購入しました。読み終えると、感動して! 孫たちの大きな目から、涙! 涙!…いつまでも、いつまでも孫たちの心の中に、『ヒョウのハチ』は、生きていることと思います。」
「日本兵は、アジアでは怖い印象ですが中国での優しい兵隊さんに安心しました。野生のエルザを思い出します。上野動物園の象の話は知っていましたが他の動物たちにも過酷な事だったんだと戦争の悲しさを知りました」
上記のような読後感想をみると、子どもや孫に読ませようと購入し、自分で感動してしまうというパターンが多く見受けられる。
高齢者にも読みやすいように、文字が大きく、挿絵・写真も多いため、小さい文字を読むのが大変になってきたお年寄りにも好都合のようだ。フリガナは小学3年生以上の漢字にふってあり、活字離れの進む子どもたちにとっては読書しながら難しい漢字も学ぶことができる。
さらに本書は欄外に「ハチのまめちしき」と題した、物語にまつわる補足や雑学が豊富に散りばめられている。物語を通して、知識を深められる工夫がされている。
一辺倒な傾向にあるテレビ、新聞、SNSだけの情報では満足できない知的好奇心をくすぐるものや、人々の心を和ませる『兵隊さんに愛されたヒョウのハチ』のような感動的な読み物にも関心が高まっているといえそうだ。
・著者プロフィール
児童文学作家、ノンフィクションライター、皇室記者。日本児童文芸家協会会員。東京生まれ。立正大学卒業後、総合週刊誌、月刊誌等で主に皇室記事を担当。ほか事件、ヒューマン・ドキュメンタリー、著名人へのインタビュー記事にも取り組み、海外・国内で取材活動を続けている。
主な児童向けの著書に『恐竜ガールと情熱博士と』[福井市こどもの本大賞 ノンフィクション部門]受賞。学習まんが人物館『平成の天皇』[原作シナリオ](共に小学館)。『義足のロングシュート』『フラガールと犬のチョコ』 [岩手県読書感想文課題図書] 『洞窟少年と犬のシロ』(すべて弊社刊)がある。
【書籍情報】
書名:兵隊さんに愛されたヒョウのハチ
作者:祓川 学
絵:伏木 ありさ
仕様:A5上製・160ページ
ISBN:978-4802400589
発売:2018.06.21
本体:1400円(税別)
発行:ハート出版
商品URL:https://www.810.co.jp/hon/ISBN978-4-8024-0058-9.html
MBSラジオURL:https://www.mbs1179.com/arigato/
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