【専業主婦のクレジットカード調査】審査に不安を感じた人は約3割 “収入ゼロでも作れる”カードの認知はわずか32%
専業主婦の多くは審査を「通過」している一方、「収入がない不安」や「夫に知られる心配」など心理的ハードルも
株式会社CyberOwl(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田中啓太、読み:サイバーアウル)が運営するマネ会 by Amebaは専業主婦の女性 300名を対象にクレジットカード利用について、インターネット調査を行いました。

今回の調査では、クレジットカードを申し込んだことがある女性のうち、9割以上が審査に通過している一方で、「専業主婦だから落ちるかも」と不安を感じた人が約3割にのぼることがわかりました。
実際には審査通過率は高い一方で、「収入がないと審査に通らない」という誤解は依然として根強く残っています。
「収入がなくても作れるカードがある」との認知は32%にとどまり、正しい情報の周知が求められます。
●調査サマリー
1.クレジットカード申込み経験者は87%、多くの女性がカードを所有
2.審査通過率は96%と高水準、専業主婦でも通過実績あり
3.約3割が「専業主婦だから落ちるかも」と不安を感じていた
4.収入の申請方法は「自分の収入あり」31%、「夫の収入(世帯年収)」27%と分散
5.「収入がなくても作れるカード」を知っていた人・最近知った人は32%に
●調査結果詳細
1.クレジットカード申込み経験
クレジットカードを申し込んだことはありますか?
はい:87%(262人)
いいえ:13%(38人)

回答者の約9割がクレジットカードを申し込んだ経験があり、多くの女性がカード利用を身近に感じていることがうかがえます。
特に、家庭の支出管理やポイント活用を目的にカードを持つ層が多いと考えられます。
2.クレジットカード審査結果
審査に通った:96%(251人)
審査に落ちたことがある:4%(11人)

審査通過率は非常に高く、専業主婦やパート勤務者でも多くが審査をクリアしている実態が確認されました。
実際には多くのカード会社が「世帯収入」や「配偶者の収入」を基準とするため、個人の年収がなくても発行可能なケースが多いといえます。
3.クレジットカード審査時の不安点
専業主婦だから落ちるかも:29%(75人)
収入がないので不安だった:11%(30人)
世帯年収の書き方が分からなかった:2%(6人)
夫に知られるのが不安だった:2%(4人)
特に不安はなかった:68%(177人)

約3割が「専業主婦だから落ちるかも」と不安を感じており、カード審査に対する心理的ハードルが存在しています。
実際には審査通過率が高いにもかかわらず、「収入の有無」が強く意識されていることが明らかになりました。
一方で「特に不安はなかった」という回答は68%という結果となりました。
4.申請時の収入記載方法
自分の収入(なし):24%(63人)
自分の収入(あり):31%(80人)
夫の収入(世帯年収):27%(71人)
不明・覚えていない:18%(48人)

申請時の収入記載は「自分の収入」と「夫の収入」で分かれています。専業主婦でも「夫の収入(世帯年収)」を基準に申請できるカードが多く、審査基準を正しく理解することが安心感につながると言えます。
5.「収入がなくても作れるカード」の認知
知っていた:26%(69人)
最近知った:6%(17人)
知らなかった:67%(176人)

「収入がなくても作れるカードがある」と知っていた人、最近知った人は全体の32%にとどまっています。
情報不足が不安の一因となっており、カード会社側の発信や教育コンテンツの充実が期待されます。
今回の調査から、クレジットカード審査における専業主婦の「心理的不安」と「実際の通過率」のギャップが明らかになりました。
多くの専業主婦が「落ちるかもしれない」と感じている一方で、実際には9割以上が審査を通過しています。
特に、収入がなくても「世帯年収」をもとに申し込みできるカードも多く存在するため、正しい情報の周知が重要であり、今後は、カード会社が「安心して申し込める仕組み」を分かりやすく伝えることが、金融リテラシー向上とキャッシュレス普及の鍵となります。
●調査概要
調査方法:インターネット調査(調査ツール「Freeasy」を利用)
調査対象:専業主婦の女性300名
調査期間:2025年10月29日
調査主体:株式会社CyberOwl
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