ほくろ除去経験者300名調査:約7割がレーザー治療を選択、費用相場は5,000円〜30,000円が最多

レーザーと切除法の違い・ダウンタイム・再発リスクを皮膚外科医が徹底解説

医療法人社団鉄結会

【結論】本調査のポイント

結論から言うと、直径5mm以下の平坦なほくろにはレーザー治療、直径5mm以上や盛り上がりのあるほくろには切除法が適しています。費用面ではレーザーが1個5,000円〜15,000円、切除法は保険適用で5,000円〜10,000円程度となり、ダウンタイムはレーザーが1〜2週間、切除法が2〜4週間が目安です。

・ほくろ除去経験者の68.7%がレーザー治療を選択している

・治療法選択で最も重視される点は「傷跡の目立ちにくさ」で52.3%

・レーザー治療後の再発を経験した人は23.4%、切除法では4.2%にとどまる

用語解説

■ CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)とは

CO2レーザーとは、波長10,600nmの赤外線レーザーを用いて、皮膚組織を蒸散させる治療法である。水分に吸収されやすい特性を持ち、ほくろやイボなどの皮膚良性腫瘍の除去に用いられる。出血が少なく、傷跡が目立ちにくいという特徴がある。

■ 切除縫合法とは

切除縫合法とは、メスを用いてほくろを周囲の正常皮膚ごと切り取り、縫合する外科的治療法である。病理検査が可能で再発リスクが低いという特徴を持ち、大きなほくろや悪性が疑われる病変に用いられる。

■ 母斑細胞とは

母斑細胞とは、ほくろ(色素性母斑)を構成するメラニン色素を産生する細胞である。皮膚の表皮と真皮の境界部や真皮内に存在し、この細胞が増殖することでほくろが形成される。

レーザー治療と切除縫合法の比較

比較項目

レーザー治療

切除縫合法

適応サイズ

直径5mm以下が目安

サイズ制限なし

費用目安(1個)

5,000〜15,000円(自由診療)

5,000〜10,000円(保険適用3割負担)

ダウンタイム

1〜2週間

2〜4週間

抜糸

なし

5〜7日後に必要

傷跡

赤みが数か月残る可能性

線状の傷跡

再発リスク

10〜30%程度

5%未満

病理検査

不可

可能

治療時間

5〜10分/個

15〜30分/個

※当院監修医師の30,000件以上の皮膚腫瘍手術実績に基づく数値です。

全国6院(新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮)で皮膚科・形成外科診療を行う医療法人社団鉄結会アイシークリニックは、ほくろ除去に関する意識調査を実施しました。本調査では、ほくろ除去を検討または経験したことのある20〜60代の男女300名を対象に、治療法の選択基準や費用、ダウンタイムへの懸念について調査しました。

調査背景

近年、美容意識の高まりやマスク着用の減少に伴い、顔のほくろ除去を希望する患者様が増加しています。一方で、インターネット上にはレーザー治療と切除法に関する様々な情報が混在しており、どちらの治療法を選ぶべきか判断に迷う方も少なくありません。そこで当院では、治療法選択の実態と患者様の悩みを把握し、正確な情報提供に役立てることを目的として本調査を実施しました。

調査概要

・調査対象:ほくろ除去を検討中または経験したことのある全国の20〜60代の男女

・調査期間:2025年11月18日〜11月27日

・調査方法:インターネット調査

・調査対象人数:300名

調査結果

【調査結果】約7割がレーザー治療を選択、手軽さと傷跡の少なさが人気の理由

設問:ほくろ除去の治療法として、どの方法を選択しましたか(または検討していますか)?

約7割の方がレーザー治療を選択していることがわかりました。「傷跡が目立ちにくい」「治療時間が短い」「抜糸が不要」といった手軽さが選ばれる理由と考えられます。一方で、大きなほくろや病理検査を希望する方は切除法を選択しています。

【調査結果】52.3%が「傷跡の目立ちにくさ」を最重視、費用よりも仕上がりを優先

設問:ほくろ除去の治療法を選ぶ際、最も重視する点は何ですか?

半数以上の方が傷跡の目立ちにくさを最も重視していることがわかりました。特に顔のほくろ除去を検討している方にとって、仕上がりの美しさは費用以上に重要な判断基準となっています。

【調査結果】最多価格帯は5,000〜30,000円、6割以上が3万円以内で治療

設問:ほくろ除去にかかった費用(または予算)はいくらですか?

6割以上の方が3万円以内でほくろ除去を行っていることがわかりました。保険適用の切除法を選択した場合は1万円未満で済むケースも多く、費用を抑えたい方には有効な選択肢となっています。

【調査結果】45.0%が「赤みや色素沈着がいつまで続くか」を最も懸念

設問:ほくろ除去後のダウンタイムについて、どのような点が気になりましたか?

赤みや色素沈着の持続期間を懸念する方が最も多い結果となりました。レーザー治療後の赤みは通常3〜6か月で薄くなりますが、紫外線対策を怠ると色素沈着が長引くことがあるため、アフターケアが重要です。

【調査結果】レーザー治療経験者の23.4%が再発を経験、深いほくろは要注意

設問:レーザー治療後にほくろが再発した経験はありますか?(レーザー治療経験者206名対象)

約4人に1人がレーザー治療後の再発を経験していることがわかりました。これはレーザーでは皮膚深部の母斑細胞を完全に除去できない場合があるためです。再発リスクを避けたい方や大きなほくろの場合は、切除法が推奨されます。

調査まとめ

本調査により、ほくろ除去においてはレーザー治療が主流である一方、約4人に1人が再発を経験していることが明らかになりました。治療法選択では傷跡の目立ちにくさが最も重視されており、費用よりも仕上がりを優先する傾向が見られます。ダウンタイムに関しては赤みや色素沈着の持続期間への懸念が強く、適切なアフターケア指導の重要性が示唆されました。

医師コメント

アイシークリニック 髙桑康太医師

当院監修医師の30,000件以上の皮膚腫瘍手術実績から申し上げると、ほくろ除去は「見た目の改善」だけでなく「悪性の可能性の除外」という医学的観点からも重要な意味を持ちます。治療法の選択は、ほくろのサイズ・深さ・部位、そして患者様のライフスタイルを総合的に考慮して決定すべきです。

ほくろ除去の治療法選択において、まず理解していただきたいのは、レーザーと切除法はそれぞれ異なる特性を持つということです。レーザー治療は傷跡が目立ちにくく治療時間も短いメリットがありますが、皮膚深部の母斑細胞を完全に除去できない場合があり、再発リスクが10〜30%程度存在します。一方、切除縫合法は線状の傷跡が残りますが、再発リスクは5%未満と低く、病理検査で悪性でないことを確認できる安心感があります。

特に注意が必要なのは、悪性黒色腫(メラノーマ)との鑑別です。色調が不均一、境界が不明瞭、急速に大きくなっている、出血しやすいなどの特徴がある場合は、必ず切除して病理検査を行うことを推奨します。レーザーでは組織が蒸散してしまうため、病理検査ができません。

ダウンタイムに関しては、レーザー治療の場合、治療当日から軟膏とテープ保護を行い、7〜14日で表面は上皮化します。ただし、赤みは3〜6か月続くことがあり、この期間の紫外線対策が仕上がりを左右します。切除法の場合は抜糸まで5〜7日、その後もテープ固定を1〜2か月継続することで、傷跡の幅が広がることを防ぎます。

【エビデンス】日本皮膚科学会のガイドラインでは、良性のほくろ(色素性母斑)に対する治療法として、切除縫合法、レーザー治療、くり抜き法などが挙げられています。当院監修医師の30,000件以上の皮膚腫瘍手術実績に基づくと、直径5mm以下で平坦なほくろはレーザー治療で良好な結果が得られる一方、5mmを超えるものや盛り上がりのあるものは切除法がより適しています。

レーザー治療が向いているケース

・直径5mm以下の平坦なほくろ

・顔など目立つ部位で傷跡を最小限にしたい方

・抜糸のための通院が難しい方

・複数の小さなほくろを一度に除去したい方

切除縫合法が向いているケース

・直径5mm以上の大きなほくろ

・盛り上がりのあるほくろ(隆起性病変)

・悪性の可能性を否定したい方(病理検査希望)

・再発リスクを最小限にしたい方

治療後に注意すべきポイント

・紫外線対策を最低6か月間徹底する

・指示された期間はテープ保護を継続する

・赤みが長引く場合や再発の兆候がある場合は早めに受診する

髙桑 康太(たかくわ こうた)医師

皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当

専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科

・ミラドライ認定医

臨床実績(2024年時点、累計)

・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上

・腋臭症治療:2,000件以上

・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上

略歴

・2009年 東京大学医学部医学科 卒業

・2009年 東京逓信病院 初期研修

・2012年 東京警察病院 皮膚科

・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科

・2019年 アイシークリニック 治療責任者

監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

よくある質問(Q&A)

Q1. ほくろ除去はレーザーと切除どちらがいいですか?

A. ほくろのサイズと特徴によって最適な方法は異なります。

当院監修医師の実績に基づくと、直径5mm以下の平坦なほくろにはレーザー治療が適しており、傷跡が目立ちにくいメリットがあります。一方、5mm以上のほくろや盛り上がりのあるもの、悪性の可能性を否定したい場合は切除縫合法が推奨されます。調査では68.7%がレーザーを選択していますが、23.4%が再発を経験しているため、再発リスクを重視する方には切除法をお勧めします。

Q2. ほくろ除去の費用はいくらかかりますか?

A. レーザー治療は1個5,000〜15,000円、切除法は保険適用で5,000〜10,000円程度です。

調査では64.0%の方が3万円以内で治療を完了しています。レーザー治療は自由診療のため、サイズや個数により料金が変動します。切除法は保険適用となる場合があり、3割負担で5,000〜10,000円程度となります。ただし、美容目的の場合は保険適用外となることがあるため、事前にご確認ください。

Q3. ほくろ除去後のダウンタイムはどのくらいですか?

A. レーザー治療は1〜2週間、切除縫合法は2〜4週間が目安です。

レーザー治療の場合、7〜14日で表面は上皮化しますが、赤みは3〜6か月続くことがあります。調査では45.0%の方が「赤みや色素沈着がいつまで続くか」を懸念していました。切除縫合法では抜糸まで5〜7日、その後1〜2か月のテープ保護が推奨されます。いずれの方法でも、紫外線対策がダウンタイム短縮の鍵となります。

Q4. レーザーでほくろを取ったら再発しますか?

A. レーザー治療後の再発率は10〜30%程度あり、当調査でも23.4%が再発を経験しています。

レーザーは皮膚表面の組織を蒸散させる治療法のため、皮膚深部に母斑細胞が残っている場合、数か月〜数年後に再発することがあります。再発した場合は再度レーザー治療を行うか、切除法に切り替えることで対応可能です。再発リスクを避けたい方には、最初から切除縫合法をお勧めすることもあります。

Q5. ほくろ除去に保険は適用されますか?

A. 切除縫合法は保険適用となる場合がありますが、レーザー治療は基本的に自由診療です。

ほくろの切除縫合法は、医学的に必要と判断された場合(悪性の疑い、引っかかりやすい部位など)に保険適用となります。その場合、3割負担で5,000〜10,000円程度です。一方、美容目的でのほくろ除去や、レーザー治療は保険適用外となります。当院では保険診療・自由診療いずれにも対応しておりますので、ご相談ください。

放置のリスク

・悪性黒色腫(メラノーマ)など皮膚がんの見落としリスク

・大きくなったほくろは治療後の傷跡も大きくなる可能性

・自己判断での処置による感染や傷跡のリスク

こんな方はご相談ください|受診の目安

・ほくろが急に大きくなった、色が変化した場合

・ほくろから出血しやすい、かゆみがある場合

・形が左右非対称、境界が不明瞭な場合

・見た目が気になり、除去を希望される場合

クリニック案内

アイシークリニックの特徴

・全院駅徒歩3分以内、土日祝日も診療で通院しやすい

・保険診療・自由診療いずれにも対応

・皮膚腫瘍手術30,000件以上の実績を持つ監修医師が在籍

・病理検査に対応し、悪性の可能性を適切に評価

アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階 

アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階 

アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F 

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東京(上野)のおすすめほくろ治療について徹底解説

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業種
医療・福祉
本社所在地
東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
電話番号
03-6276-3870
代表者名
高桑康太
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年09月