マイクロアドが提供する各プラットフォームにおいて、Google Chromeの「Privacy Sandbox」への対応が完了~Cookieを利用しない広告配信や効果計測の機能を提供開始~
3rd party Cookieのサポート終了まで約1年となる早期段階において、Privacy Sandboxに対応することで、広告主は、Cookieの利用規制前に、Cookieを利用しない広告配信及び効果計測を行うことができます。早期に比較検証を行うことで、Post Cookie時代に備えることが可能です。
昨今、プライバシー保護の観点から、これまでインターネット上で広く活用されてきたCookieの利用に対する規制が世界的に広まっています。
これに伴い2024年後半には、Google Chromeの3rd party Cookieのサポートが終了されます(※1)。従来まで3rd Party Cookieを利用していた広告関連企業に対する代替ソリューションとして、2023年7月より、3rd Party Cookieを使用せずに広告配信や効果計測が可能となるAPI群である、Privacy SandboxがGoogle Chrome上で提供開始されています。
この度のPrivacy Sandboxへの対応によって、広告主においては、現状のCookieを使用した環境と、Cookieを使用しないAPIを活用した環境下で、広告配信及び効果計測を行うことができます。これにより、Cookieの利用規制が開始される前に、いち早く比較検証を行うことで、Post Cookie時代に備えることが可能です。
マイクロアドは、提携する約200の企業から消費者のライフスタイルデータを収集・集約したデータプラットフォーム「UNIVERSE」を軸に、広告配信プラットフォーム「UNIVERSE Ads」と、メディア企業の広告収益化プラットフォーム「COMPASS」を提供しています。これまで、トライアル企業の1社として、提供開始前の「Privacy Sandbox」を活用した広告配信システムの構築やテスト配信を行なってまいりました。
各種APIの対応が完了したことで、広告主企業は、 Cookieの利用規制後もUNIVERSE Adsを通して、ユーザーの興味関心などの傾向を捉えたターゲティング広告配信と効果測定が可能となります。また、COMPASSを利用するメディア企業は、3rd Party Cookieに依存しない収益化を実現することが可能になります。
「Privacy Sandbox」:マイクロアドが対応するAPIについて
①「Protected Audience API」/ 対応プラットフォーム:UNIVERSE Ads・ COMPASS
従来のカスタムオーディエンス(※2)機能を代替するAPIです。
ユーザーの識別情報はブラウザ上で保持され、広告を表示するための媒体情報を分断することでプライバシーを保護します。
各プラットフォームが本APIへ対応することで、プライバシーを保護したうえで、ユーザーの興味関心を捉えた広告配信を行うことが可能です。
②「Attribution Reporting API」/ 対応プラットフォーム:UNIVERSE Ads
Cookieを使用した広告配信の効果測定機能を代替するAPIです。
これまでは広告配信事業者がCookieを使用した計測を行なっておりましたが、本APIでは、Cookieを使用せず、ユーザーのブラウザ内で計測を行うことでプライバシーを保護します。
本APIに対応することで、UNIVERSE Adsを通した広告配信において、Privacy Sandbox内での効果測定が可能となります。
マイクロアドは、今後もデジタル広告のプライバシー保護を前提とした、健全性・安全性の向上への課題解決に注力し、Post-Cookieに対応するため、Privacy Sandboxの全APIに対応してまいります。そして、デジタル広告市場のより良い発展に貢献してまいります。
※1:2023年9月時点の公式スケジュール
※2:カスタムオーディエンス:広告主の販売する商品へ興味関心を持つユーザーなどの、特定のユーザー群(オーディエンス)に対して広告を配信する手法
株式会社マイクロアド 概要
社名 株式会社マイクロアド
代表者 代表取締役 社長執行役員:渡辺健太郎
本社所在地 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー13F
事業内容 データプラットフォーム事業
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