<8月28日(土)開催> 沖縄社会を生きる女性たちのライフヒストリー 【NHKカルチャーオンライン講座】
沖縄に生きる女性の「語り」から社会構造を考えます
◆見逃し配信期間:9月1日(水)~9月12日(日)◆
学校から逸脱する少年・少女や若年出産した女性のインタビュー調査を行ってきた教育学者の上間陽子先生が、沖縄における格差社会の現実について解説します。
学校から逸脱する少年・少女や若年出産した女性のインタビュー調査を行ってきた教育学者の上間陽子先生が、沖縄における格差社会の現実について解説します。
沖縄は、相互扶助に基づいた人間関係がゆったりしたあたたかい島というイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかに、コロナ禍においても、食品支援のフードパントリー活動が積極的に繰り広げられるなど強い共助の側面も持っています。一方で、子どもの貧困率が3割という厳しい現実があり、そうした貧しさは子どもを育てる女性たちの困難さに連なっています。
講座では、沖縄研究で知られる教育学者の上間陽子先生の著作から、格差社会の構造やシングルマザーとして子どもを育てる女性たちの生活の実態などを解説し、沖縄社会に生きる人々について考えます。
【講師紹介】
1972年生まれ、東京都立大学博士課程退学、琉球大学教育学研究科教授、専攻は教育学。
これまで、学校から逸脱する少年・少女や沖縄の貧困などについて学校内・学校外から調査してきた。
主な著作に、『裸足で逃げる―沖縄の夜の街の少女たち』(太田出版、2017年)、『海をあげる』(筑摩書房、2020年)、『地元を生きる―沖縄的共同性の社会学』(岸政彦・打越正行・上原健太郎との共著、ナカニシヤ出版、2020年)などがある。
現在は、2012年に開始した沖縄の風俗業界周辺で働く若者調査に加えて、2017年からは沖縄において若年で出産した女性の調査を行っている。
『地元を生きる―沖縄的共同性の社会学』(ナカニシヤ出版、2020年)
『裸足で逃げる―沖縄の夜の街の少女たち』(太田出版、2017年)
『海をあげる』(筑摩書房、2020年)
講座名:沖縄社会を生きる女性たちのライフヒストリー
講師:上間 陽子 (琉球大学 教育学研究科 教授)
受講形態:オンライン
開催日時:8月28日(土) 18:00~19:30
受講料金:NHK文化センター会員・一般(入会不要) 税込2,750円
主催:NHK文化センター京都教室
▼お申込みはこちらから▼
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1235423.html
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