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ソニー生命保険株式会社
会社概要

シニアの生活意識調査2015

ソニー生命保険株式会社

このたび、ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 萩本 友男)は、2015年7月21日~7月22日の2日間、全国のシニア(50~79歳の男女)に対し、今年で3回目となる「シニアの生活意識調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開しました。
(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
自分がシニアになったなと感じるシーン「白髪」「名前が出てこない」「小さな文字が見づらい」
◆シニアを実感するシーンで男女差 女性は“普段の暮らしの中で”、男性は“運動の際に”


シニアはどのようなシーンで年をとったことを実感するのでしょうか。

まず、全国の50歳~79歳の男女1,000名(全回答者)に、どのようなときに“自分がシニアになったな(年をとったな)”と思うか聞いたところ、「白髪が増えたと感じたとき」47.7%が最も多く、次いで、「人やモノの名前がなかなか出てこないとき」44.7%、「小さな文字が見づらくなったとき」43.2%、「運動の際に思ったよりも体が動かなかったとき」37.6%、「シワが増えたと感じたとき」30.3%が続きました。白髪やシワといった『外見の変化』、名前がすぐに出てこないといった『記憶力の衰え』、小さな文字が見づらい、運動の際に体が動かないといった『体の衰え』によって年をとったことを感じるシニアが多いようです。

男女別にみると、『外見の変化』によって自覚をするのは男性より女性で、「白髪が増えたと感じたとき」(男性36.6%、女性58.8%)、「シワが増えたと感じたとき」(男性18.8%、女性41.8%)では女性のほうが20ポイント以上高くなりました。また、外見の変化以外にも、「人やモノの名前がなかなか出てこないとき」(男性36.2%、女性53.2%)や「小さな文字が見づらくなったとき」(男性37.8%、女性48.6%)でも男性に比べ女性のほうが高く、普段の暮らしの中で自覚することがあるのは男性より女性のようです。他方、「運動の際に思ったよりも体が動かなかったとき」は、男性43.2%、女性32.0%と男性のほうが10ポイント以上高く、男性では最も多く選ばれたシーンとなりました。 (図1)

(図1)


 

◆「シニアの生活満足度」54%、満足度が高いのは男性より女性
◆60代・70代男性の3人に1人以上が「今後、仕事をしたい」
◆「悩みがあるシニア」は3割半、50代が60代・70代より高い傾向
◆「認知症に不安を感じた経験があるシニア」は3人に1人以上、女性では4割以上に


次に、生活満足度や仕事に対する意識、健康に対する自信など、シニアがどのように思っているのか聞きました。

全回答者(1,000名)に、≪現在の生活に満足しているか、していないか≫聞いたところ、「満足している(計)」が53.5%、「満足していない(計)」は22.0%となり、現在の生活に満足しているシニアが過半数を占めました。男女別にみると、満足しているシニアの割合は、男性(47.8%)より女性(59.2%)のほうが高くなりました。現在の生活に満足しているシニアは、男性より女性に多いようです。 (図2)

(図2)

 


次に、全回答者(1,000名)に、≪今後(今後も)仕事をしたいか、したくないか≫聞いたところ、「仕事をしたい(計)」39.9%、「仕事をしたくない(計)」36.2%となりました。性年代別にみると、今後、仕事をしたいシニアの割合は、60代・70代男性では36.4%で3人に1人以上の割合となり、60代・70代女性では21.6%で5人に1人以上の割合となりました。少子高齢化にともなう労働人口の減少により、シニアの労働力に期待がかかっていますが、働く意欲のある60代・70代のシニアは少なくないようです。 (図3)

(図3)


 

また、全回答者(1,000名)に、≪現在、悩み事があるか、ないか≫聞いたところ、「ある(計)」36.3%、「ない(計)」31.6%となりました。年代別にみると、悩みがあるシニアの割合は、60代・70代(28.8%)に比べ、50代(43.8%)のほうが高くなりました。 (図4)

(図4)

 


そして、全回答者(1,000名)に、≪健康に、自信があるか、自信がないか≫聞いたところ、「自信がある(計)」35.9%、「自信がない(計)」30.3%となりました。自分の健康に自信を持っているシニアは3人に1人以上となり、自信がないシニアより多い結果となりました。 (図5)

しかし、全回答者(1,000名)に、≪認知症に対する不安を感じたことがあるか、ないか≫聞いたところ、「ある(計)」34.1%、「ない(計)」31.2%と、拮抗する結果となりました。男女別にみると、認知症に対する不安を感じたことがあるシニアの割合は、男性(27.0%)より女性(41.2%)のほうが高くなりました。 (図6)

(図5)

 


(図6)

 


◆独身シニアの4割近くが「婚活に前向き」
◆婚活に前向きな独身シニアが婚活相手に期待すること 「落ち着く」「健康」「やさしさ」

女性の6割強が婚活相手に「経済力」を期待、事実婚や通い婚に対する意識で男女差

最近では、シニア世代の婚活が盛んだといわれていますが、独身シニアの婚活に対する思いは、どのようになっているのでしょうか。

独身シニア(294名)に、婚活に対して前向きか、それとも後ろ向きか聞いたところ、「前向き(現在行っている、または行いたいと思う)」37.4%、「後ろ向き(行いたいと思わない)」62.6%となり、独身シニアの4割近くが婚活に対して前向きであることがわかりました。 (図7)

次に、婚活に対して前向きな独身シニア(110名)に、婚活相手に期待することを聞いたところ、「一緒にいて落ち着く」が最も多く57.3%、次いで、「健康」54.5%、「やさしい」50.9%、「趣味が合う」50.0%が続き、いずれも半数以上となりました。見た目(27.3%)よりも、心が安らげるかどうかが大切なようです。男女別にみると、多くの項目で女性のほうが高くなりましたが、特に「経済力がある」(男性10.0%、女性62.0%、52.0ポイント差)、「金銭感覚が合う」(男性21.7%、女性54.0%、32.3ポイント差)でその傾向が顕著でした。

また、「事実婚(籍を入れない)でも良いと思っている」(男性21.7%、女性40.0%)や「通い婚(同居しない)でも良いと思っている」(男性18.3%、女性32.0%)でも女性のほうが高くなり、女性は男性に比べ新しい結婚の形にも抵抗を感じない相手を期待する傾向にあることが明らかになりました。他方、「(実年齢が)若い」(男性31.7%、女性26.0%)は僅かに男性のほうが高くなりました。(図8)

(図7)

 

(図8)

 


◆1年間に孫にしてあげたこと 1位「おこづかい・お年玉」2位「一緒に外食」3位「一緒に遊ぶ」
◆孫に「おもちゃ・ゲームを買ってあげた」シニアは4割強、孫と「一緒に旅行・レジャー」は3割
1年間の孫への支出 平均11万1千円


孫がいるシニアの中には、夏休みに帰省した孫にお盆玉をあげたり、ランドセルを買ってあげたりしたシニアもいるのではないでしょうか。

孫がいるシニア(320名)に、この1年間、孫にどのようなことをしてあげたか聞いたところ、「おこづかい・お年玉・お祝い金をあげた」72.5%が最も多く、次いで、「一緒に外食に行った」53.1%、「一緒に遊んであげた」44.7%、「おもちゃ・ゲームを買ってあげた」42.2%、「本を買ってあげた」37.5%が続きました。一緒に外食に行く、おもちゃ・ゲーム、本を買ってあげるといった『孫消費』が上位5項目中3項目を占める結果となり、孫への支出に対して、財布の紐が緩んでいるシニアが多い様子がうかがえました。 (図9)

また、孫がいるシニア(320名)に、この1年間、孫のためにいくら使ったか聞いたところ、平均は111,375円となりました。 (図10)

(図9)

 


(図10)

 


◆シニアが大切にしているもの 「健康」「お金」「子ども・孫」「趣味」「パートナー」
◆シニアが今後、優先的に時間とお金を費やしたい 1位「趣味」2位「パートナーとの絆づくり」

「パートナーとの絆づくり」は男性、「健康増進・アンチエイジング」は女性が高い傾向

孫がいるシニアは孫への支出に対して財布の紐を緩めている様子がうかがえましたが、シニアは現在の生活において何を大切にしているのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、現在の生活において大切にしているものを聞いたところ、「健康」が際立って高く78.3%、次いで、「お金」53.0%、「子ども・孫」46.7%、「趣味」46.5%、「パートナー(妻・夫・恋人)」43.5%が続きました。 (図11)

また、全回答者(1,000名)に、これからの生活において、時間とお金を優先的に費やしたいことを聞いたところ、最も多かったのは「趣味」で54.4%、次いで、「パートナー(妻・夫・恋人)との絆づくり」43.8%、「健康増進・アンチエイジング」39.8%、「子ども・孫との絆づくり」36.2%が続きました。男女別みると、男性では「パートナー(妻・夫・恋人)との絆づくり」が51.4%で1位の「趣味」(52.0%)とほぼ同率となり、また、女性(36.2%)と比較しても高くなりました。他方、女性では「健康増進・アンチエイジング」48.2%が男性(31.4%)に比べ高くなりました。 (図12)

(図11)

 

(図12)

 

◆「シニアライフは楽しい・楽しめる」半数以上も「生活設計に安心」は半数以下
◆「生活設計に安心できているシニア」は増加傾向
◆自分や配偶者の介護 「自分たちの力でなんとかしたい」8割半


それでは、シニアは将来設計に対し、どのような意識や考えを持っているのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、シニアライフにおける将来設計について聞いたところ、≪シニアライフを楽しむこと≫では、「シニアライフを楽しんでいる(楽しむ自信がある)」が54.4%と半数以上となりましたが、≪シニアライフの生活設計≫について聞いたところ、「シニアライフの生活設計はできていて安心だ」は40.4%と半数以下となりました。 (図13)

シニアライフの生活設計について安心できているシニアの割合が半数を下回りましたが、昨年の調査と比較をすると、生活設計について安心できているシニアは増加傾向(昨年35.0%、今年40.4%、5.4ポイント上昇)にあることがわかりました。 (図14)

また、家族に関連する将来設計について聞いたところ、≪子どもとの共有≫については「シニアライフの計画・考えを子どもと共有したい」というシニアが29.0%、≪相続≫については「家族にできるだけ多くの資産を残したい」というシニアが39.3%と、どちらも半数を下回りました。また、≪自分や配偶者の介護≫では「介護施設に入るなどして自分たちの力でなんとかしたい」が85.4%と大多数を占めました。子ども・孫との関係を大切に思っているシニアは少なくありませんでしたが(前頁参照)、シニアライフは子どもに頼らず過ごしたいとの思いも持っている様子がうかがえました。 (図13)

(図13)

 

(図14)【経年調査】


 

シニアの3人に1人が「スマホ」利用者、5人に1人が「タブレット」利用者
◆シニアの約5人に1人が「人型ロボット」を利用したい

◆シニアの約4人に1人が「LINE」を利用、シニアのLINE利用は毎年増加傾向


スマートフォンの利用やSNS、無料通話アプリの利用についても聞きました。

まず、全回答者(1,000名)に、スマートフォンとタブレット端末の利用について聞いたところ、≪スマートフォン≫を利用しているシニアは34.9%、≪タブレット端末≫を利用しているシニアは19.5%でした。また、話題の人型ロボットについても聞いたところ、18.5%のシニアが利用意向を示しました。 (図15)

(図15)

 

次に、SNSと無料通話アプリの利用について聞いたところ、≪Facebook≫を利用しているシニアは25.2%、≪LINE≫を利用しているシニアは23.1%でした。

過去の調査(※)と利用率を比較すると、≪Facebook≫は2013年調査からほぼ横ばいで推移していますが、≪LINE≫は毎年上昇しており、一昨年と比べ11.8ポイント上昇、昨年と比べても6.9ポイント上昇していました。また、LINEでは8.3%のシニアが利用意向を示しており、利用率の上昇は今後も続いていきそうです。 (図16)(図17)

※2013年調査と2014年調査では、利用しているSNS、無料通話アプリを選択する形式で聴取

(図16)

 

(図17)【経年調査】


 

◆シニアが将来の不安や悩み事を相談したい芸能人 1位「マツコ・デラックスさん」

最後に、「将来の不安や悩み事を相談したい」と思う芸能人を聞いたところ、1位「マツコ・デラックスさん」40人、2位「美輪明宏さん」29人、3位「所ジョージさん」28人、4位「ビートたけしさん」27人、5位「タモリさん」21人となりました。 (図18)

男女別にみると、男性回答者の1位は「所ジョージさん」17人、女性回答者の1位は「マツコ・デラックスさん」32人でした。また、「美輪明宏さん」と「所ジョージさん」、「ビートたけしさん」は男女どちらの回答でも上位5位に入りました。 (図19)(図20)

それぞれの理由をみると、マツコ・デラックスさんでは「的確な意見を聞けそう」、美輪明宏さんでは「人生経験が豊か」、所ジョージさんでは「生き方が理想的・好き」といった理由が散見され、また、ビートたけしさんでは「本音で答えてくれそう」、タモリさんでは「頼れそう」などの理由が挙げられていました。 (図21)

(図18)

 

(図19)(図20)

(図21)

 

以上

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URL
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業種
金融・保険業
本社所在地
東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
電話番号
03-5290-6100
代表者名
髙橋 薫
上場
未上場
資本金
700億円
設立
1979年08月
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