アクサルタ、板金塗装事業者向けの次世代の多角型分光測色機「Axalta Irus Scan(アクサルタ・アイラス・スキャン)」を新発売

正確な調色を実現すると同時に、お客様の生産性の向上、人員配置の最適化、資源のムダ使いの削減を支援するイノベーション。

2025年2月25日-東京, 世界を代表する塗料メーカーであるアクサルタ(NYSE:AXTA)は、昨年9月にグローバルで先行発売した板金塗装事業者向け多角型分光測色機の最新機種「Axalta Irus Scan(アクサルタ・アイラス・スキャン)」を日本向けに近日中に発売いたします。この新技術は、車両の塗色を科学的に測定し、水性ベースコートと溶剤ベースコートの測色およびターゲットに合った配合を正確に出力できます。Axalta Irus Scanは、Axalta Irusのシンプルな3段階デジタル・カラー・マネージメント・プロセス(「スキャン-マッチ-ミックス」)の第1段階で使うことができます。

 Axalta Irus Scanは、アクサルタが特許を保有する「マイナス角度」技術を利用して色相変化効果顔料を検出するため、多くの車両に用いられている無彩色の効果色をこれまでより正確に読み取ることができます。

また、この多角型分光測色機は、光沢測定機能を初めて内蔵した機種であり、塗膜表面やクリヤーコートのグロス状態をより正確に捉えるようになります。

高解像度のRGBカメラが塗色の光輝性を測定し、その結果をアクサルタのカラー配合データ検索システムに送信します。この検索システムは、アクサルタ独自のアルゴリズムを活用して、新たに更新された200万件以上の塗色配合データのデータベースから車両のために唯一最適な配合データを出力します。これにより、調色工程の所要時間が短縮され、より多くの車両の補修塗装をより迅速かつ効率的に処理できるようになります。 

アクサルタのトロイ・ウィーバー(グローバル・リフィニッシュ社長)は、次のように話しています。「弊社は、Axalta Irus Scanを大いに誇りに思っており、今回の発売を嬉しく思っています。この新技術は、板金塗装事業者の皆様に利用されることを念頭に置いて設計され、次世代のRGBカメラと弊社独自の検索システムを使って、車両の正確なカラー配合データを出力します。Axalta Irus Scanは、Axalta Irusのデジタル・カラー・マネージメント・プロセスを改善し、お客様に生産性、正確性と持続可能性の利点をもたらします。」

Axalta Irus Scanには、お客様にとって使い勝手がよく、利便性の高いインターフェースが用いられており、RGBカメラが捉えた画像がリアルタイムで表示されます。また、熟練した板金塗装技術者が操作する必要がないため、人員配置の最適化と塗装ブースの生産性向上を図ることができます。Axalta Irus Scanによる色彩、光輝性の測定が正確なため、塗色を確認するための試し塗りの必要性が減り、調色の誤りによる作業のやり直しも減り、資材のムダ使いを減らせるだけでなく、持続可能性を向上させることもできます。こうした特性のすべてが寄与して、Axalta Irus Scanは、自動車補修塗装市場向けの多角型分光測色機において業界をリードするイノベーションになったのです。

2025年2月26日から28日、東京ビックサイトで行われる「第22回国際オートアフターマーケット2025」のアクサルタブース(小間番号5524)にてAxalta Irus Scanを参考出展します。

アクサルタコーディングシステムズについて

アクサルタは、OEMメーカー向けの小型車と商用車のための塗料、ボディショップ向けの補修塗装用下地処理システムと塗装システムなど幅広い産業用途向けの高性能塗料を全世界で提供しています。私たちのチームは、140カ国以上で10万人以上のお客様に対応しています。アクサルタは、150年以上の経験と影響力により、イノベーションを起こし、より良い生活と持続可能な未来のために、よりスマートな塗装面のソリューションを生み出しています。

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会社概要

URL
http://www.axalta.com/jp
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都港区虎ノ門1丁目2番8号 虎ノ門琴平タワー4F
電話番号
03-6891-0230
代表者名
斎藤 友良
上場
未上場
資本金
-
設立
2012年04月