デジタル広告の不正被害は年間で推定1,100億円超え、Spider AFが2022年アドフラウド調査レポート上半期を発表

企業のウェブ広告の最大32%が広告不正の被害リスクがあることが判明

株式会社Spider Labs

アドフラウド対策ツール「Spider AF(スパイダーエーエフ 以下「Spider AF」)」を提供する株式会社Spider Labs(東京都港区、代表取締役社長:大月 聡子、スパイダーラボズ 以下Spider Labs)は、2022年上半期のSpider AF導入企業の広告品質の調査を実施しました。
その結果、導入企業では最大32%のアドフラウドリスクがあることが判明しました。被害の平均値から逆算すると2022年国内のアドフラウドの被害額は1,100億円を超えると推測されます。※1
2021年の調査レポートと比較すると、アドフラウドの被害が10%増加し、日本のデジタル広告市場におけるアドフラウド対策の必要性が増しています。
※1 2020年度のインターネット広告市場規模は約2.1兆円、2024年度には約3.3兆円まで拡大を予測
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2839

>>調査レポートのダウンロードはこちらから
https://bit.ly/3B2aEi9


【調査概要】
国内最大級のアドフラウド対策ツール「Spider AF(スパイダーエーエフ)」で解析したウェブ広告・モバイル広告のデータ結果(調査期間:2022年1月1日 〜 2022年6月30日)
 
  • 企業の広告費を搾取しブランドイメージを落とす、アドフラウドとは?
アドフラウド(広告不正)とは、不正な手法によって広告のインプレッションやクリック、コンバージョンを水増しして広告報酬を搾取する不正行為のことです。その手口は年々高度化、巧妙化しており日本でも認知度は上がり、社会問題になっています。
  • 調査実施の背景
日本発のサイバーセキュリティーカンパニーであるSpider Labsは、デジタル広告業界の健全化のためアドフラウド対策ツールSpider AFを開発し、その技術や蓄積したビッグデータからウェブ広告・モバイル広告の両軸でのアドフラウドの実態と特徴を常に研究しています。今回、ブラックボックスとなっているデジタル広告の不正を多くの方にご理解いただくため、Spider AFで解析したデータから、日本市場のアドフラウドの動向に焦点を当て、デジタル広告のウェブ広告およびモバイル広告の調査を実施しました。デジタル広告に関わる全ての皆様に関心を持っていただき、アドフラウド動向のご理解の一助となれば幸いです。

◆調査レポート サマリー


ウェブ広告の約4.1%がアドフラウド、2022年国内のアドフラウド推定被害額は1,115億円と推測
2022年1月から6月までの半年間で解析したウェブ広告の8億1,800万クリックのうち、約4.1%にあたる3,062万クリックがアドフラウドであることが判明しました。1クリックあたり50円で計算すると、およそ16億7,690万円規模のアドフラウド被害になります。
デジタル広告の約4.1%以上がアドフラウドと仮定すると、2022年国内のアドフラウド推定被害額は1,115億円と推測されます。

100件以上の悪意あるサイトから月間数百万円以上の嫌がらせコンバージョンが発生
費用がかからない無料見積もり・資料請求などの問い合わせを媒体のコンバージョンとしている広告を狙った事例です。複数の同じレイアウトのサイトを約100件作成、大手プラットフォーム含めたアドネットワークの広告枠を掲載し、広告の配信ロジックを悪用して多額の広告費用を搾取していたと考えられます。CPCは最終的に1,000円を超え、月間累計で1社から数百万円以上の広告費を搾取していたとみられます。検知結果に基づき、ネットワーク事業者に不正報告を行った結果、約69万円が広告主に返金されました。

SNS動画広告でもアドフラウドを検知、対策をすることでコンバージョン率が2.5倍へ
TikTokやInstagram、YouTubeなど昨今多くのプラットフォームでの縦型動画広告でアドフラウドを検知しました。
動画広告内で「閉じる」動作をした際に誤って広告を踏んでしまうため、クリック率が高いものの、獲得数が伸び悩み、顧客獲得単価が釣り上がっていました。また、有効なアクセスと無駄なアクセスのコンバージョン率を比較した際、有効なアクセスのコンバージョン率を100とした場合、無駄なアクセスのコンバージョン率は40と有効なアクセスに比べて極めて悪い結果となりました。

◆ウェブ広告だけでなく、モバイル広告におけるアドフラウド事例も多数掲載しています。調査レポートはこちらからご覧ください。
https://bit.ly/3B2aEi9
 
  • Spider AFについて

アドフラウド対策ツール「Spider AF(スパイダーエーエフ)」は、広告出稿の際に必ず一定量発生するアドフラウド(広告不正)を検知・ブロックするツールです。アドフラウドは最大で広告費の40%発生しており、一方で発見することが難しいことから、定期的な検査が必要となっています。
Spider AFではアドフラウドの被害額の無料診断が可能となっており、誰でも簡単にアドフラウド対策を行えるようタグ設置だけで自動で検知・ブロックすることができます。提供開始以降、アドネットワーク事業者様をはじめ、代理店様、広告主様まで広くご利用頂いています。

詳しくはウェブサイトをご覧ください
https://jp.spideraf.com/web-advertisers
 
  • 株式会社Spider Labsについて

 

社名 株式会社Spider Labs
本所所在地     〒107-0062 東京都港区南青山7-10-3 南青山STビル4階
代表取締役 大月 聡子
事業内容    インターネット広告の課題である無駄なインプレッションやクリックにより、広告費用が不正に搾取されるアドフラウドを検知・ブロックするSpider AFの開発・提供。
設立 2011年4月
HP https://jp.spideraf.com/about-us/

 


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Spider Labs PR/ 担当:橋本 / 小鹿
E-mail:pr@spider-labs.com
Tel:03-6419-7946

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会社概要

株式会社Spider Labs

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URL
https://jp.spideraf.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区南青山7-10-3 南青山STビル4階
電話番号
-
代表者名
大月 聡子
上場
未上場
資本金
9000万円
設立
2011年04月