地方創生プロデュースのさとゆめとHISが、椎葉村と「新しい目的地づくり」に関する協定を締結

~HISと共に「Destination Create Project(新・目的地創出事業)」を推進、椎葉村の魅力を引き出し観光推進を図る~

株式会社さとゆめ

全国50エリア以上で地方創生事業のプロデュースを行う株式会社さとゆめ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:嶋田 俊平、以下「さとゆめ」)は、株式会社エイチ・アイ・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢田 素史、以下「HIS」)と共に、宮崎県椎葉村(村長:黒木 保隆)と、「新しい目的地づくり」を目的とした「Destination Create Project(新・目的地創出事業)」(以下「DCP」、[※1])に関する協定を締結しました。

[※1] 「Destination Create Project(新・目的地創出事業)」

新たな旅の目的地を創造することで人々が人生の目的地を見つめ、生き方・暮らし方・働き方をアップデートするプロジェクト

LPのURL:https://dcpweb.jp/


  • 協定の目的

昨今のインバウンドの復活による有名観光地での「オーバーツーリズム」が表面化し課題とされる中で、既存の観光の目的地への誘客やマネジメントではなく、モノからコトへの消費トレンドの変化を受けた「新しい目的地」をつくる必要性が高まってきています。

今回、DCPに参画される宮崎県椎葉村は、四季折々の雄大な大自然に囲まれた緑豊かな土地で、神楽や民謡などが脈々と受け継がれ、民俗学発祥の地と呼ばれています。また、平家伝説が残る村としても有名です。

さとゆめは以前より、椎葉村の世界農業遺産・山間地農林業複合システムの重要な要素である「焼畑」の継承・発展について村と共に取組んでおり、椎葉村の焼畑の継承者や支援者を増やすための普及啓発冊子や、椎葉村独自の焼畑の方法を言語化・体系化したマニュアルなどの作成に携わってきました。

この椎葉村において、DCPを通じて更に多様な分野で包括的な連携と協力関係を築き、地域の課題に適切に対応し協働による事業を推進することにより、より活力ある地域社会の形成・発展を目指していきます。


  • 主な連携事項

さとゆめとHIS及び、椎葉村は、DCPの目標実現のため、椎葉村観光振興計画の推進について相互に連携、協力し実施していきます。


  • 各代表コメント

・椎葉村 村長 黒木 保隆 氏

椎葉村は、「かえりたい郷で生きていく」を村の基本理念とし、様々な取り組みを進めています。特に、移住定住の推進を重点施策としており、交流人口、関係人口の増加から、UIターンにつなげていきたいと考えています。そんな中、本年度より、第5次椎葉村観光振興計画がスタートし、アクションプランの策定を行いました。観光振興の推進は、地域活性化につながる重要な施策です。今回の協定では、当計画の策定からお世話になっている㈱さとゆめ様、オブザーバーとしてご参加いただいた㈱エイチ・アイ・エス様のお力をお借りしながら、足りない部分を補いつつ、椎葉らしい観光の地域づくりに努めて参りたいと思います。多くの方に椎葉の良さを伝え、体感してもらい、また、一度村を離れた出身者の方にも故郷に帰りたいと思ってもらえるような魅力ある村づくりを目指してまいります。


・株式会社さとゆめ 代表取締役CEO 嶋田 俊平

椎葉村は、民俗学発祥の地と言われており、民俗学の書物を昔から愛読していた私にとっては、聖地のような場所です。その椎葉村と2016年にご縁を頂き、縄文時代から続く焼畑の文化継承・担い手育成の業務を担当させて頂くことになった折には、大変に興奮したのを覚えています。その後3年ほど、毎月のように椎葉村に通い、古老を訪ね、焼畑にまつわる様々な知恵や記憶を聞き書きし、古文書を読み解き、普及啓発書や手順書をとりまとめる中で、日本の多くの地域が失ってしまった「美しい日本」が今も色濃く残る椎葉村の虜になりました。そして、2023年には観光基本計画のお仕事を頂き、私以外の社員も次々と椎葉村のファンになっています。椎葉村は、世界中の人々が訪れる「目的地」になり得ると信じていますし、その一助になれるよう、HIS社とともに尽力してまいります。 


・HIS 法人営業本部 副本部長 加治木 宏 氏

日本三大秘境と言われている椎葉村と『DCPに関する協定』の記念すべき第一号を締結することとなり、大変光栄に感じております。HISは、これまで世界各地の秘境を日本のお客様に新たな旅先としてご提案してまいりました。椎葉村の緑豊かな美しい風景と、継承されてきた文化を、持続可能な観光地域として皆さまに認知いただけるよう尽力してまいります。今回の連携において、今後は、人材の派遣なども視野に入れ、さとゆめ社とともに邁進してまいります。


世界農業遺産「椎葉の焼畑」世界農業遺産「椎葉の焼畑」


雲海の中に浮かんでいるように見える「仙人の棚田」雲海の中に浮かんでいるように見える「仙人の棚田」


平家伝説にちなむ「椎葉平家まつり」平家伝説にちなむ「椎葉平家まつり」


株式会社さとゆめ 会社概要

さとゆめは、「Local Business Incubator 〜人を起点として、地域に事業を生み出す会社〜」を、コーポレートアイデンティティとする、地方創生に特化した、伴走型の事業プロデュース会社です。全国 50 以上のエリアで、計画策定から事業の立上げ・運営まで、地域に伴走しています。

JR東日本との協業による「沿線まるごとホテル」(東京都奥多摩町・青梅市)、“700 人の村がひとつのホテルに。” をコンセプトとする「NIPPONIA小菅 源流の村」(山梨県小菅村)、地域と企業の協働による保養地づくり「癒しの森事業」(長野県信濃町)、町単独のアンテナショップ&地域商社事業「かほくらし」(山形県河北町)等、人を起点に様々な事業創出に取り組んでいます。
 所在地 :東京都千代田区九段南3-4-5  ビラ・アペックス市ヶ谷 801

 設立  :2012年4月17日

 事業内容:地方創生に特化した事業プロデュース、伴走型コンサルティング

 URL  :https://satoyume.com/ 


【HIS 会社概要】

HISは、“「心躍る」を解き放つ”をパーパスに掲げ、あらゆる出会いと繋がりを創出し、豊かでかけがえのない時間の創出、相互理解を促進することで、世界を近づけ、新たな価値を提供し続ける総合旅行事業者です。

法人営業本部では、企業、官公庁、教育機関といった法人のお客様に対し、単に旅行手配を行うだけでなく、お客様のビジネス成功を後押しする多様なソリューションを提供しています。旅行という手段に固執せず、従業員エンゲージメントの強化、コスト最適化、危機管理、地域活性化、魅力ある学校づくりなど、お客様が直面する様々な課題に対して、最適な選択肢を提示します。

 所在地:東京都港区虎ノ門四丁目1番1号

 設立:1980年12月19日

 事業内容:旅行事業、ホテル事業、損害保険事業、その他

 URL:https://www.his.co.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


関連リンク
https://dcpweb.jp/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社さとゆめ

17フォロワー

RSS
URL
https://satoyume.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区九段南3-4-5 ビラ・アペックス市ヶ谷801
電話番号
03-5275-5105
代表者名
嶋田俊平
上場
未上場
資本金
5910万円
設立
2012年04月