エミレーツ航空、IATAトラベルパスの導入を拡大し、よりスムーズな旅行を提供
エミレーツ航空は、国際航空運送協会(以下、IATA)のデジタル証明書アプリIATAトラベルパスを世界の航空会社に先駆けて2021年4月に試験導入しました。現在、10都市へ向かう路線でIATAトラベルパスが利用可能となっており、数週間以内にはネットワークの全路線に導入する予定です。またエミレーツ航空は、アラブ首長国連邦(以下、UAE)の新型コロナウイルス接触確認および医療記録管理の公式アプリ『Alhosn』と連携を結び、お客様にさらなる利便性とスムーズな旅行体験を提供します。
エミレーツ航空の最高執行責任者であるアデル・アル・レダは次のように述べています。「ここ数か月間、エミレーツ航空はお客様により高い利便性と安全性を届けるために旅行体験における生体認証、非接触型認証およびデジタル認証のプロジェクトを推進してきました。ドバイ国際空港(DXB)の生体認証パスをはじめ、IATAトラベルパスやドバイ保健局データベースとの連携などの試みは、お客様の旅行体験の向上に加え、紙の使用量削減、渡航確認作業の効率と信頼性の強化など、多くのメリットをもたらします。我々は、これらのプロジェクトの成功をサポートし、エミレーツ航空およびドバイの航空技術を世界最高レベルに導くために協力してくれた当局や様々な業界関係者に感謝しています。」
エミレーツ航空のドバイと9都市*を結ぶフライトをご利用のお客様は、IATAトラベルパスで新型コロナウイルス関連の最新渡航情報やPCR検査機関の所在地を確認できる他、ワクチン接種記録や直近のPCR検査結果を含む医療記録を管理することが可能です。対象区間のフライトをご利用のお客様には、IATAトラベルパスの認証コードとアプリのダウンロード方法が記載されたSMSとメールが送られます。
*ロンドン、バルセロナ、マドリード、イスタンブール、ニューヨークJFK、モスクワ、フランクフルト、シャルル・ド・ゴール、アムステルダム
またエミレーツ航空は、IATAトラベルパスをグローバルネットワークに展開する計画も進めています。
IATAトラベルパスの試験運用を開始して以来、エミレーツ航空はIATAおよびその関係者と緊密に協力し、お客様からのフィードバックに基づいて使用体験の向上に努めてきました。現在、IATAトラベルパスのアプリはiOSとAndroidの両方のデバイスに対応しており、IC旅券をお持ちでないお客様もご利用いただけます。
2021年7月以降、エミレーツ航空は『Alhosn』アプリとチェックインシステムの統合を実施し、既存のドバイ保険局(DHA)との連携をさらに強化します。これにより、ワクチン接種、PCR検査や抗原検査の受診先に関わらず、UAEから出発するお客様は迅速かつ快適に新型コロナウイルス関連の医療記録をお手持ちのデバイスから検索および確認することが可能になります。また、ご旅行中のお客様がご自身の新型コロナ関連の医療記録へのアクセスを『Alhosn』アプリを通じて許可した場合、情報は搭乗手続き後にエミレーツ航空のシステムから直ちに破棄されるため、安心してご利用いただけます。
エミレーツ航空は、お客様の安全と健康を第一に考え、旅のあらゆる段階における包括的な生体認証技術、柔軟な予約条件、および新型コロナウイルス感染症補償を含む無償のマルチリスク旅行保険を、すべてのフライトに付帯しています。
IATAトラベルパスは、世界の航空会社が加盟する国際航空運送協会(IATA)が提供するデジタル証明書アプリです。新型コロナウイルス関連規制の最新情報を各国の政府、航空会社、研究機関および乗客に提供し、すべての関係者間で必要な情報を確実に共有することを目的としています。
『Alhosn』は、UAE保健予防省と現地の保健局による共同イニシアチブで開発された、国家危機・緊急災害管理庁推奨のUAE公式新型コロナウイルス接触確認アプリです。利用者はPCR検査結果、医療記録やワクチン接種記録を簡単に管理することができます。
エミレーツについて
エミレーツ航空は2002年に日本への就航を開始しました。成田国際空港や関西国際空港からドバイまで、最も快適な空の旅を提供しています。エミレーツ航空はその商品やサービスが評価され、世界のアワードの数々を受賞しており、今年のワールド・トラベル・アワードでは「リーディング・エコノミークラス」「エアライン・リワード・プログラム」「ビジネスクラス空港ラウンジ」の3部門で受賞しています。
お問い合わせ先
エミレーツグループ 広報
Redhill株式会社
Email: ekjapan@redhill.asia
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