ゼットスケーラー、AIセキュリティ リーダーのSPLXを買収しAIライフサイクルの包括的な保護を実現

Zscaler Zero Trust ExchangeにシフトレフトのAI資産検出、自動レッド チーミング、ガバナンス機能を追加し、AIセキュリティにおけるリーダーシップをさらに強固なものに

ゼットスケーラー株式会社

※本資料は、米カリフォルニア州にて2025年11月3日(現地時間)に発表したプレス リリースの日本語抄訳版です。

クラウド セキュリティ業界を牽引するZscaler, Inc. (NASDAQ: ZS、以下ゼットスケーラー)は本日、AIセキュリティのパイオニアであるSPLXを買収したことを発表しました。この買収により、Zero Trust Exchange™プラットフォームには、シフトレフトのAI資産検出、自動レッド チーミング、強化されたガバナンス機能が追加され、組織はAIを開発段階から導入段階まで包括的に保護することが可能になります。

ゼットスケーラーの創業者で会長兼CEOのジェイ・チャウドリー(Jay Chaudhry)は次のように述べています。「今回の買収は、AI導入における信頼性の高いパートナーとしてのゼットスケーラーの地位をさらに高める重要なステップです。AIには無限の可能性がありますが、それを最大限に引き出すためには安全な環境が不可欠です。私たちはSPLXの技術を、Zscaler Zero Trust Exchangeの高度なインテリジェンスと、プロンプトやモデル、出力にわたる機密データを分類、管理し、漏洩を防止するネイティブなデータ保護機能に統合することで、単一プラットフォームを活用したAIライフサイクル全体の保護を可能にします。この新たな統合によって、業界におけるゼットスケーラーのリーダーシップはさらに強化され、お客様はAIを安全に活用できるようになります」

AIは2025年末までに2,500億ドルを超える規模のインフラ投資を生み出すと予測されていますが1、その一方で多くの組織が攻撃対象領域の急速な拡大やシャドーAIの無秩序な増加という深刻な課題に直面しています。進化し続けるモデルやエージェント、大規模言語モデル(LLM)には、継続的な検出、リスク評価、修復が不可欠です。さらに、AIエージェントやモデル コンテキスト プロトコル(MCP)サーバーには、データとAI資産をライフサイクル全体にわたって保護するための厳格なガードレールと新しいアプローチが求められます。

SPLXが持つ革新的な技術と、AIレッド チーミング、資産管理、脅威検査、プロンプト強化、そしてガバナンスにおける豊富な専門知識により、ゼットスケーラーの既存機能がさらに強化され、Zscaler Zero Trust Exchangeプラットフォームに新たな専用のAI保護レイヤーが統合されます。この保護レイヤーには以下の機能が含まれます。

  • AI資産の検出とリスク評価:資産検出の範囲をパブリックの生成AIアプリやクラウド環境だけでなく、AIモデル、ワークフロー、コード リポジトリー、RAG、MCPサーバーなど、パブリックおよびプライベート環境全体にまで拡大します。

  • 自動AIレッド チーミングと修復:開発から本番運用に至るまで、用途や分野に応じた5,000以上の攻撃シミュレーションを実施し、リスクや脆弱性を検出するとともにリアルタイムで修復を提供します。

  • AIランタイム ガードレールとプロンプト強化:AIアプリとLLM間の機密データを保護し、悪意のある攻撃をブロックするとともに、エージェント型ワークフローの安全性を確保するゼットスケーラーのAIランタイム ガードレール機能をさらに拡張します。この機能には開発環境での可視性強化や、リスクの高いAI資産に対するガードレールの自動設定も含まれます。

  • AIガバナンスとコンプライアンス:組織が重要なAI投資を保護しながら、事後対応型の防御から予防的な防御体制に移行し、ガバナンス フレームワークに準拠できるよう支援します。

SPLXのCEO兼共同創業者であるクリスティアン・カンバー(Kristian Kamber)氏は次のように述べています。「ゼットスケーラーとSPLXは、AIインフラへの急速な投資によって広がる大規模な攻撃対象領域に立ち向かうという共通のビジョンを掲げています。私たちは、SPLXの革新技術を世界で最も信頼されているセキュリティ プラットフォームに統合することで、組織が安心してAIを導入しつつ、イノベーションを進められるよう支援します」

出典:1) Goldman Sachs、「Technology in 2025: The Cycle Rolls On」、2025年2月2日

将来の見通しに関する記述

本プレス リリースには、ゼットスケーラーの経営陣の信念と仮定、および現在ゼットスケーラーの経営陣が入手できる情報に基づいた将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見通しに関する記述には、今回の買収がゼットスケーラーおよびその顧客にもたらすと期待される利益や、SPLXの機能に関する今後の計画が含まれています。これらの将来の見通しに関する記述は、1995年米国私募証券訴訟改革法のセーフ ハーバー条項の対象となります。実際の結果は、SPLXの技術をゼットスケーラーのクラウド プラットフォームに正常に統合させる当社の能力、買収がSPLXの既存事業に及ぼす潜在的な影響、およびSPLXの従業員を維持する能力など、数多くの要因によって、本プレス リリースの記述と大きく異なる可能性があります。その他のリスクおよび不確実性については、2025年9月11日に米国証券取引委員会(SEC)に提出した最新の年次報告書(Form 10-K)に記載されています。この報告書はゼットスケーラーのWebサイト(ir.zscaler.com)またはSECのWebサイト(www.sec.gov)で確認できます。本プレス リリースに含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な限られた情報に基づいており、変更される可能性があります。今後新たな情報が利用可能になった場合でも、ゼットスケーラーは将来の見通しに関する記述を更新する義務を負いません。


Zscalerについて

Zscaler (NASDAQ: ZS)は、ゼロトラスト セキュリティの先駆者であり、世界的なリーダーです。世界中の大企業や重要インフラ機関、政府機関がZscalerを採用し、ユーザー、拠点、アプリケーション、データ、デバイスを保護しつつ、デジタル トランスフォーメーションを加速させています。Zscaler Zero Trust Exchange™プラットフォームは高度なAIを活用して、毎日数十億件のサイバー脅威やポリシー違反を防ぎ、コストやシステムの複雑さを軽減しながら、現代企業の生産性向上を支援します。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

ゼットスケーラー株式会社

3フォロワー

RSS
URL
https://www.zscaler.com/jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区 丸の内二丁目7番2号 JPタワー 14階
電話番号
-
代表者名
金田博之
上場
海外市場
資本金
-
設立
-