ゼロボード、WBCSD主催PACTに準拠したソリューションプロバイダとして世界第一グループで認定
〜国際的な技術仕様「Pathfinder Network」に基づいたカーボンフットプリントデータ交換が可能に〜
これは「zeroboard」がPACTの国際的な技術仕様「Pathfinder Network」に基づいたカーボンフットプリント(CFP)データ交換が可能であることが認められたことになり、世界第一グループとしてPACTのオンラインカタログ(https://catalog.carbon-transparency.com/)に掲載されました。
■WBCSDが主催するPACTの取り組み
WBSCDは、世界各地200以上の企業が参加し、循環経済の構築や持続可能な都市の形成、気候とエネルギーに関する改革など、さまざまな課題を検討しています。
WBCSDが主催するPACTは、正確で一次的かつ検証されたScope3 のための世界標準化されたCFP算定手法と技術インフラを確立することにより、サプライチェーンにおける真の透明性を通じて脱炭素化の扉を開くことを目指しています。 排出量の算定とデータ交換のために、PACTはステークホルダーが共同でこの課題に取り組むためのフォーラムを提供し、さまざまな業界の企業、テクノロジー関係者、業界を中心とした取り組み、基準設定団体、報告機関、規制当局を共通の使命に基づいて束ねています。
■グローバルパートナーとして参画した背景
当社の「zeroboard」は、企業の排出量削減の肝となるScope3の可視化のために、一次データ(サプライヤの実績値)の収集・管理機能を実装するなど、サプライヤの排出管理に関わる機能を拡充しています。そのことからPACTのルール構築の初期検討メンバーに選出され、グローバルパートナーとして2023年1月からワークショップおよび技術検討に参加してきました。
■今後の展開
当社は今後、サプライチェーンにおける実際のPCFデータ交換に焦点を当てたPACTスケールアップイニシアチブ(Implementation Scale-up)に、ソリューションプロバイダとして参加します。
企業が脱炭素化を進める上で不可欠な炭素データの透明性を高めていくため、当社はPACT指導の下、「Pathfinder Framework」と「Pathfinder Network」(サプライチェーン全体で製品レベルの排出量データを算出・交換するためのガイダンスと技術仕様)の開発パートナーとして積極的に協力していきます。これには、さまざまなソリューション間のデータの相互接続と情報交換が含まれ、サプライチェーン全体にわたる製品レベルの排出量データを計算して交換することを目的としています。
当社は、脱炭素化の追求においてサイロ化されたアプローチを回避する、国際的に認められたデータ交換プロトコルの開発に引き続き貢献していきます。
(※)WBCSDならびにPACTについて
https://www.carbon-transparency.com/
Framework:
https://www.carbon-transparency.com/media/jpslsujn/pathfinder-framework.pdf
technical specification:
https://wbcsd.github.io/data-exchange-protocol/v2/
【参考ページ】
2022年6月16日WBCSD発表の排出量データ交換に関するプレスリリース
Press release on emission data exchange announced by WBCSD on June 16, 2022
(原文)Partnership for Carbon Transparency (PACT) sets foundations for standardized emissions data exchange
https://www.wbcsd.org/Programs/Climate-and-Energy/Climate/SOS-1.5/News/Partnership-for-Carbon-Transparency-PACT-sets-foundations-for-standardized-emissions-data-exchange
(和訳)炭素透明性のためのパートナーシップ (PACT) が標準化された排出量データ交換の基盤を確立
https://www-wbcsd-org.translate.goog/Programs/Climate-and-Energy/Climate/SOS-1.5/News/Partnership-for-Carbon-Transparency-PACT-sets-foundations-for-standardized-emissions-data-exchange?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp
■会社概要
社名:株式会社ゼロボード|Zeroboard Inc.(https://zeroboard.jp)
所在地:東京都港区三田三丁目5-27 住友不動産三田ツインビル西館10階
代表者:代表取締役 渡慶次 道隆
設立:2021年8月24日
事業内容:温室効果ガス排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」の開発・提供/脱炭素経営に関するコンサルティング/ユーザーコミュニティ「All Aboard!」の運営
【zeroboardとは】
「zeroboard」は、GHG排出量算定・開示・削減までを支援するソリューションです。国内外のサプライチェーン排出量、製品別・サービス別の排出量(カーボンフットプリント:CFP)をクラウドで算定・可視化するほか、削減貢献量や水資源などの登録も可能で、各種レポートの出力にも対応。算定を入り口として、ユーザー企業の課題に合わせたGHG削減ソリューションを提供することで、企業の脱炭素経営を支援しています。
「zeroboard」をベースに業界特有の機能を備えたプロダクトとして、建設業界向け「zeroboard construction」、物流業界向け「zeroboard logistics」を開発し、提供を始めています。
【本件に関するお問合せ先:株式会社ゼロボード】
zeroboard導入について(ビジネス本部) :info@zeroboard.jp
採用について(人事部):recruit@zeroboard.jp
報道やご取材について(広報):pr@zeroboard.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像