【株式会社ミライト・ワン】人流データの可視化とETC-X技術を活用した群馬県補助事業による地域DX実証に参画
~群馬サファリパーク、富岡製糸場と連携し、社会インフラ技術で観光回遊データを活用~
株式会社ミライト・ワン(本社:東京都江東区豊洲5-6-36、代表取締役社長:菅原 英宗、以下ミライト・ワン)は、群馬サファリパーク(所在地:群馬県富岡市)において、群馬県の補助事業「ぐんま未来共創トライアル」で採択された「データと自動化技術で挑む“街の生産性改革”実証事業」に、コンソーシアムの一員として参画します。本実証は、2025年12月1日より開始します。
本事業は、群馬県が推進する「新しいことは群馬で試す」をテーマに、デジタル技術を活用した新たなビジネスの実証・実装を支援する制度のもと実施されるものです。ミライト・ワンは、これまで培ってきた通信・社会インフラ技術や、地域社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する知見を活かし、株式会社ヨコオ、Zenmov株式会社および群馬サファリ・ワールド株式会社と共に4社でコンソーシアムを構成し、地域経済の生産性向上と観光客の行動データ可視化に貢献します。
今回の実証事業では、群馬サファリパークおよび世界遺産・富岡製糸場をフィールドとして、来園者や観光客の行動データを可視化・分析することを目指しています。 具体的な取り組みとして、群馬サファリパークの園内各所および富岡製糸場に高感度AIカメラを設置し、顔認識やナンバープレート解析を活用して、来園者の属性や滞在時間、回遊経路などのデータを匿名化処理したうえで収集・分析します。これにより、両拠点をまたいだ人・車・データの流れを明らかにし、観光地運営の最適化や地域経済の循環を促進する仕組みの構築に取り組みます。
さらに、群馬サファリパークの入場ゲートにETC技術を応用したキャッシュレス決済サービス「ETCX」を導入し、従来の現金・電子決済に加え新たな支払い方法を提供することで、来園者の利便性向上と業務効率化を図ります。
ミライト・ワンは、本実証において、インフラ構築の専門性を活かした設備構築を担います。AIカメラの設置工事に加え、ETCX導入に関わる設置工事、免許申請支援から電波測定までを担当します。通信・社会インフラの現場で培った確かな施工技術を提供することで、先端技術の実装を物理的な側面から支え、スムーズなシステム導入と安定的なデータ収集環境の構築に貢献します。
コンソーシアム各社は、データの有効性および経済効果を検証します。将来的には、富岡市内の他施設への展開も視野に入れ、地域全体の回遊性向上や観光・商業活性化を実現する「地域DXのモデルケース」として発展させていく計画です。ミライト・ワンは今後も、強みであるエンジニアリング力とデジタル技術を融合させ、地域の社会課題解決と持続可能なまちづくりに貢献していきます。
■ コンソーシアム構成企業
•株式会社ヨコオ(代表申請者) https://www.yokowo.co.jp/
(プロジェクトマネジメント・富岡市、富岡製糸場との連携・データアナリシス・Simulation解析)
•Zenmov株式会社 https://zenmov.com/
(AIカメラ解析・データアナリシス・ダッシュボード化)
•群馬サファリ・ワールド株式会社 https://safari.co.jp/
(実証実験フィールド提供・業務効率改善実証)
•株式会社ミライト・ワン https://www.mirait-one.com/
(ETC‐X・AIカメラ等 設備実装)
<株式会社ミライト・ワンとは>
株式会社ミライト・ワンは、1946年に創業し約80年にわたる歴史を持つ、様々なインフラを創り・守る企業です。これまでの通信インフラ建設で培ってきた豊富な経験と技術力をもとに、近年では、エネルギー分野や交通分野といった社会のインフラも創り・守り続けています。通信、電気、建築、土木などの技術を活かし、地域や企業のDX化、グリーンエネルギー活用の推進など未来に繋げる街づくり・里づくりに取り組んでいます。“技術と挑戦で「ワクワクするみらい」を共創する”というパーパスのもと、人々の暮らしを豊かにする新たな価値創造と持続可能な社会の実現を目指しています。
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