2013年 全国カーライフ実態調査~若い女性の軽人気に拍車 10代・20代女性のマイカー 6割半が軽自動車~
◆車の燃費性能は向上するも「ガソリン代・燃料代」の負担感は年々上昇
◆若い女性の軽人気に拍車 10代・20代女性のマイカー 6割半が軽自動車
◆「消費税増税前に車の買替え」4人に1人が検討中
◆付けたい運転支援システム 「衝突防止装置」が1位で突出
※調査結果の全文、グラフなどはこちら
http://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2013/11/20131125_01.html
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∇詳細な調査結果はこちら∇
◆ 1ヵ月あたりの走行距離 300km未満が半数以上
◆ 1ヵ月あたりの維持費 平均16,000円
◆ 理想の燃費は24.8km/l、実際の燃費は13.0km/l
◆ 車の燃費性能は向上するも「ガソリン代・燃料代」の負担感は年々上昇
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自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女1,000名に対し、
1ヵ月あたりの走行距離を聞いたところ、「100km未満」26.3%、「100km~300km未満」29.2%となり、
月間走行距離が300km未満の割合が半数以上(55.5%)を占め、1ヵ月あたりの走行距離の平均は406kmとなりました。
次に、1ヵ月あたりの車の維持費(※1)を聞いたところ、「5,000円~10,000円未満」(26.1%)と
「10,000円~15,000円未満」(24.0%)の回答が多く、平均額は16,000円(※2)となりました。
主に運転している車のボディタイプ別に維持費の平均額をみると、
軽自動車(平均12,700円)やコンパクトカー(平均14,500円)の維持費は比較的安くなり、
燃料タイプ別では、ガソリン自動車は平均16,200円、ハイブリッド自動車は平均14,600円となりました。
これら、走行距離や維持費の調査結果は、過去3回(2010年~2012年)の調査と同様の傾向となっています。
(※1):保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代等のことで、税金、ローン返済、有料道路通行料は除きます。
(※2):100円未満は四捨五入
また、“これくらい走ってほしい”という車の理想の燃費について聞いたところ、
「20km/l~25km/l未満」が21.8%で最も多く、「わからない」(11.6%)と答えた方を除いた平均は24.8km/lとなりました。
同様に、所有している車の実際の燃費について聞いたところ、「10km/l~15km/l未満」が32.5%で最も多く、
「わからない」(12.8%)と答えた方を除いた平均は13.0km/lとなりました。
理想の燃費と実際の燃費を2011年の調査結果と比較すると、
理想の燃費は2011年から1.2km/l上昇(23.6km/l→24.8km/l)し、
実際の燃費は2011年から0.5km/l上昇(12.5km/l→13.0km/l)していることがわかります。
続いて、車の諸経費で負担に感じるものを複数回答で聞いたところ、「車検・点検費」が最も高く68.6%、
次いで「ガソリン代・燃料代」66.5%、「自動車税・軽自動車税」59.5%が続きました。
ちなみに、「自動車保険料」は半数(51.8%)が負担に感じているようです。
過去3回(2010年~2012年)の調査結果と比較すると、
「ガソリン代・燃料代」を負担に感じる割合は年々増加しており、昨年(57.6%)から8.9ポイントの上昇となっています。
車の実際の燃費は向上しているものの、ガソリン代の負担感から、
理想とする燃費が依然として上昇を続けている実態が明らかになりました。
◆ 若い女性の軽人気に拍車 10代・20代女性のマイカー 6割半が軽自動車
◆ 徐々に普及し始めたハイブリッド自動車 「マイカーはHV」3年間で3.5ポイント上昇
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全回答者1,000名に対し、主に運転している車のボディタイプを聞いたところ、
「軽自動車」が最も多く38.1%、次いで、「ミニバン」16.8%、「コンパクトカー」が15.0%、
「ステーションワゴン」が13.8%で続きました。
「軽自動車」を運転している割合は10代・20代男性で4割(40.0%)、
10代・20代女性で6割半(67.2%)となっています。
また、「軽自動車」を運転している割合を過去3回(2010年~2012年)の調査結果と比較すると、
昨年からは3.2ポイント上昇(2012年34.9%→2013年38.1%)、過去3年間でみると9.8ポイント上昇
(2010年28.3%→2013年38.1%)と年々軽自動車が増加している傾向がみてとれます。
今年は特に、10代・20代女性の上昇幅が大きく、
昨年から10.7ポイント上昇(2012年56.5%→2013年67.2%)しました。
今回の調査で負担に感じる割合が高かった車検やガソリン代、税金などの維持費が軽自動車では割安
であることに加え、自動車メーカー各社が燃費の向上や走行性能の向上、室内空間の広さなどを
アピールポイントとした軽自動車を発売しており、こういった軽自動車が若者や女性に受け入れられている
結果なのではないでしょうか。
また、主に運転している車の燃料(エンジン)タイプを聞いたところ、「ガソリン自動車」92.1%、
「ハイブリッド自動車」5.7%、「電気自動車」0.2%となりました。「ハイブリッド自動車」を運転している割合は、
少しずつではあるものの年々上昇し、3年前の調査時より3.5ポイント上昇(2010年2.2%→2013年5.7%)しています。
◆ 「消費税増税前に車の買替え」4人に1人が検討中
◆ 「ガソリン価格の高騰でエコカーへ乗換え」3割が検討
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全回答者1,000名に対し、今後車を買替える予定について聞いたところ、
「半年以内」4.3%、「1年以内」6.2%、「2年以内」8.6%、「3年以内」10.4%、「5年以内」18.2%となり、
今後5年以内に買替える予定のある割合は47.7%となりました。
また、「買替えはせず、手放す予定」は2.6%となっています。
過去3回(2010年~2012年)の調査結果と比べると、
来年(2014年)4月の消費増税前にあたる「半年以内」に買替える予定とした割合が
昨年より1.8ポイント上昇(2012年2.5%→2013年4.3%)とやや増加しました。
そこで、【消費税増税】を理由とした買替え計画の状況を聞いたところ、
《消費税増税を理由に、増税前の買替えを検討している》の項目では、
「あてはまる」(非常にあてはまる、ややあてはまるを足したもの。以下同様)が2割半(26.0%)となり、
潜在的に増税前の“駆込み購入”を検討している層は4人に1人の割合となりました。
今後さらに駆込み購入を決断する方が増えるかもしれません。
また、【ガソリン価格の高騰】を理由とした買替え計画の状況を聞いたところ、
《ガソリン価格の高騰を理由に、エコカー(電気自動車やハイブリッド自動車)への買替えを検討している》
の項目では「あてはまる」が3割(29.3%)となりました。
消費税増税やガソリン価格の高騰が、買替え計画に与える影響は少なくないようです。
◆ 次に買う車は「ハイブリッド自動車」5割弱、HV人気は年々上昇
◆ 新車販売に回復の兆し? 「次は新車に買替え」62.0%、昨年比1.8ポイント上昇
◆ 車を買替える際の予算 平均183.1万円、昨年比5.6万円増
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車を買替える予定がある方974名に対し、
次に買替える際に購入したい車の燃料(エンジン)タイプを聞いたところ、
「ハイブリッド自動車」(47.1%)が最も高くなり、「ガソリン自動車」(23.0%)、「電気自動車」(4.8%)が続きました。
過去3回の調査結果と比較すると、「ハイブリッド自動車」を購入したい方の割合は、
2010年から7.5ポイント上昇(2010年39.6%→2013年47.1%)、
昨年からは6.4ポイントの上昇(2012年40.7%→2013年47.1%)となりました。
次に、車を買替える際に「新車」と「中古車」のどちらでの購入を考えているかを聞いたところ、
「新車」が62.0%、「中古車」が15.7%となりました。
昨年落ち込んだ「新車」の購入意向(2011年64.5%→2012年60.2%)は、今年は1.8ポイント上昇
(2012年60.2%→2013年62.0%)しました。今後、新車の販売状況に回復の兆しがみられるかもしれません。
続いて、車を買替える際の車体本体価格(※諸経費:自動車税、自動車取得税、自動車重量税などは除く)
の予算を聞いたところ、最も多かったのが「100万円~150万円未満」23.3%、
次いで「150万円~200万円未満」17.1%となり、「わからない」(11.7%)と回答した方を除いた
平均予算額は183.1万円となりました。
買替えを考えている車のタイプ別に平均予算額をみると、ハイブリッド自動車の購入を考えている層は
202.5万円、電気自動車の購入を考えている層は206.4万円となり、
ガソリン自動車の購入を考えている層(164.6万円)よりも予算が高くなりました。
また、平均予算額は昨年と比べて5.6万円の増加(2012年177.5万円→2013年183.1万円)となりました。
◆ 付けたい運転支援システム 「衝突防止装置」が1位で突出
◆ スマホのナビアプリの利用経験2割半
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全回答者1,000名に対し、安全運転に役立つさまざまな“運転支援システム”について、
車に付けたいと思うものを複数回答形式で聞いたところ、最も多かったのは「衝突防止装置」で64.7%、
次いで「アンチロックブレーキシステム」(44.1%)、「横滑り防止装置」(42.2%)、「全周囲モニター」(39.9%)が
続きました。すでに、日本で新型車への搭載義務化が始まっている横滑り防止装置よりも、
衝突防止装置に注目が集まっているようです。
6割半の方が自分の車に付けたいと希望している衝突防止装置ですが、
すでに自家用車に搭載している方や、今後搭載を予定している方はどの程度いるのでしょうか。
主に運転している車に搭載されている機器や機能について聞いたところ、
《衝突防止装置》を「搭載している」は1割未満(2.3%)と少数派なものの、「搭載予定」は2割(20.7%)となりました。
今後、搭載車数が増加しそうな様子がうかがえます。
また、《ドライブレコーダー》についても同様の傾向がみられ、すでに「搭載している」割合は1割未満(8.4%)、
今後「搭載予定」の割合は2割弱(17.9%)みられました。
次に、運転を支援するスマートフォン向けアプリケーションについて、
利用経験のあるものを複数回答形式で聞いたところ、最も多かったものは「ナビアプリ」で24.3%、
以下は1割未満で「燃費診断アプリ」(3.2%)や「ドライブレコーダーアプリ」(3.0%)などが続きました。
「ナビアプリ」の利用経験のある割合は、昨年の調査結果から5.4ポイント上昇
(2012年18.9%→2013年24.3%)しています。
ちなみに、ナビアプリの利用経験のある層は利用経験のない層よりも、
《カーナビ》を今後「搭載予定」と回答した割合は高く(ナビアプリ利用経験層12.3%>ナビアプリ非利用経験層9.5%)、
「搭載するつもりはない」と回答した割合は低く(ナビアプリ利用経験層17.7%<ナビアプリ非利用経験層26.0%)
なっています。スマホがあればカーナビは不要、と考える方よりも、ナビアプリで便利さを知って車載型のカーナビを
搭載したいと考えるようになる方が多いのではないでしょうか。
◆ ドライバーの7割は交通事故の経験あり、直近1年では1割
◆ 交通事故の3大ヒヤリハット「追突」「居眠り」「自転車」
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全回答者1,000名に対し、自分が運転している際に自動車事故に遭った経験があるか聞いたところ、
「経験がある」が7割(69.8%)となりました。
また、この1年で事故の経験があるかについても聞いたところ、「経験がある」が1割(9.5%)となりました。
1ヵ月あたりの走行距離別に、この1年で事故の「経験がある」と答えた割合をみると、
走行距離の多い方は事故を起こした割合が高く、月間走行距離1000km以上の方は1割半(16.4%)となりました。
また、車を運転していて、実際に事故にはならなかったものの危うく起こしそうになった事故について
複数回答で聞いたところ、「追突事故」が最も多く6割弱(58.6%)、次いで「居眠り運転による事故」(34.9%)と
「自転車との事故」(34.7%)が3割半で続きました。
これら上位3項目は、過去3回(2010年~2012年)の調査においても、毎回上位3項目になっています。
また、この1年間で起こしそうになった事故でも同様に、「追突事故」(22.1%)、「自転車との事故」(16.1%)、
「居眠り運転による事故」(10.9%)が上位回答となりました。実際にこの1年間に事故を起こした方は、
これらの“ヒヤリハット”の経験率が高くなり、特に「追突事故」(41.1%)や「車線変更時の事故」(18.9%)では、
この1年事故を起こしていない方(それぞれ20.1%、5.9%)の2倍以上の経験率となりました。
※過去3回の調査結果の詳細は、下記URLにて公開しています。
・2010年 全国カーライフ実態調査
前編 http://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2010/10/20101028_1.html
後編 http://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2010/11/20101125_1.html
・2011年 全国カーライフ実態調査
前編 http://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2011/11/20111121_1.html
後編 http://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2011/11/20111124_1.html
・2012年 全国カーライフ実態調査
前編 http://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2012/11/20121126_1.html
後編 http://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2012/12/20121220_1.html
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