【プレスリリース】フィリピン台風 子どもの保護分野の支援が急務 「子どもに優しい空間」作りをスタート
強いられています。被災した子どもたち、特に家族と離ればなれになってしまった子どもたちが危険に
直面していることは容易に想像できます。ユニセフは、子どもの保護の専門官を被災地に派遣しています。
2013年11月19日
※ユニセフ本部とフィリピン事務所からの情報を元に日本ユニセフ協会でまとめた情報です。
フィリピン台風では、およそ500万人を超える子どもたちが被災、そのうち78万9,000人が避難生活を
強いられています。被災した子どもたち、特に家族と離ればなれになってしまった子どもたちが危険に
直面していることは容易に想像できます。ユニセフは、子どもの保護の専門官を被災地に派遣しています。
親や家族と離ればなれになった子どもたちの状況は、まだその全容が把握されていません。ユニセフは、
地元の自治体と協力して、一刻も早くそのような子どもたちを探し出し、虐待や暴力、人身取引などの
被害にあわないよう、保護する活動を続けています。
また、パートナーとともに作成した、子どもの保護を呼びかけるメッセージを、タクロバン市内で
ラジオや市内を巡回する車のスピーカーから流しています。
避難所においては、親たちが壊れた家を修理しに行っている間などに取り残される子どもたちのために、
「子どもに優しい空間」を作って、子どもたちが安全に過ごせる場所を提供します。今週末までに、
被害が大きかった地域を中心に、「子どもに優しい空間」を正式にスタートさせることで、
タクロバン市長とも合意しました。
このほか、タクロバン市内と周辺6自治体に水を供給する水処理施設の復旧を支援し、16日夜までに、
20万人に安全な水を提供できるようになりました。衛生面では、1万8,000人が利用できる3,000個の
衛生キットを提供しました。さらに、妊婦と授乳中の母親たちのために、タクロバン市内30ヶ所に
テントを設置し、子どもたちの栄養についてのカウンセリングも行っています。
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子どもの保護専門官や、フィリピン事務所の穂積代表へのご取材をご希望の方は、以下まで直接
お問い合わせ・お申込みください。
Zafrin Chowdhury, ユニセフ・フィリピン事務所
Tel:+632 901 01 77, Mobile: +63 917 867 8366, Eメール:zafrinchowdhury@gmail.com
Kent Page, ユニセフ・フィリピン事務所
Tel +63-929-768-2367, Tel: +1-917-302-1735, Eメール: kpage@unicef.org
Chris de Bono, ユニセフ東アジア・太平洋地域事務所広報官(在マニラ)
Mobile:+63 929 768 2367, Eメール:cdebono@unicef.org
Marge Francia, ユニセフ・フィリピン事務所
Tel: +632 901 01 73, Mobile: +62 917 858 9447, Eメール:mfrancia@unicef.org
Kate Donovan, ユニセフ本部(ニューヨーク)
Tel +1 212 326 7452, Mobile +1 917 378 2128, Eメール:kdonovan@unicef.org
Marixie Mercado, ユニセフ本部(ジュネーブ)
Mobile 4179 756 7703, Eメール:mmercado@unicef.org
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募金告知ご協力のお願い
ユニセフ「フィリピン台風緊急募金」
■郵便局(ゆうちょ銀行)募金口座
振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
※通信欄に「フィリピン台風」と明記願います。
※窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。
■三井住友銀行募金口座
支店名: 三井住友銀行東京公務部
口座番号:普通預金 162609
口座名: 日本ユニセフ協会 緊急募金口2
※期間:2013年11月13日(水)~ 2014年2月28日(金)
※コンビニATMや他行からの振込み手数料等については対象外となります。
■募金に関する一般お問い合わせ
フリーダイアル 0120-88-1052(平日9時~18時)
ご協力ありがとうございます。引き続き、よろしくお願いいたします。
■本プレスリリースに関するお問い合わせ
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TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 jcuinfo@unicef.or.jp
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、世界の子どもたちの命と健やかな成長を守るために
活動する国連機関です。現在、150以上の国と地域で活動しています。ユニセフは、子どもの
権利を守る主要な機関として、保健、教育、栄養、水と衛生、保護、緊急支援などの支援活動を
実施しています。活動資金は、すべて個人や企業・団体・各国政府からの任意拠出金で
まかなわれています。(www.unicef.org)
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、
日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、
政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)