【三菱電機】二重化シーケンサ「MELSEC iQ-R シリーズ」新発売
高性能・高信頼システムの構築に貢献
▼新製品の特長
1.CPU やネットワークなど冗長機能の強化により、システムの継続運転を実現
・基本システム(CPUユニット、電源ユニット、基本ベースユニット、ネットワークユニット)の二重化により、制御系で故障や電源オフなどの異常が発生しても待機系に自動的に切り替わり運転を継続
・トラッキングケーブル・CC-Link IEフィールドネットワークのリモートヘッドユニットとネットワークケーブルの二重化により、システムの信頼性が向上
2.小規模から大規模まで高性能・高信頼システムの構築を実現
・プログラム容量を約5倍※、トラッキング容量を約10倍※ に拡大し大規模システム構築に対応
・系切り替え時の出力保持時間の高速化(100ms以下)により、高速制御用途にも適用可能
・プログラム容量80Kステップ以下の小規模システム向けCPUユニットを新たにラインアップ
※現行のMELSEC-Qシリーズ 二重化シーケンサとの比較
3.メンテナンス時の操作性向上により、システム復旧時間を削減
・CPUユニット交換時に、既設CPUユニットのプログラム・パラメータを、新設CPUユニットに自動コピー可能
・リモートヘッドユニットに装着した入出力ユニットやインテリジェント機能ユニットのオンライン交換作業を、エンジニアリングツールの操作なしで容易に実現
▼主な仕様と標準価格
1.プロセスCPU
・R08PCPU(プログラム容量80K ステップ):標準価格(税抜き) 270,000 円
・R16PCPU (プログラム容量160K ステップ ):標準価格(税抜き) 500,000 円
・R32PCPU( プログラム容量320K ステップ):標準価格(税抜き) 600,000 円
・R120PCPU( プログラム容量1200K ステップ):標準価格(税抜き) 800,000 円
2.二重化機能
・ユニット R6RFM (1Gbps光ファイバケーブル ):標準価格(税抜き)150,000 円
▼発売の狙い
製造業の自動化に貢献する FA(ファクトリーオートメーション)分野や社会インフラで計装制御する PA(プロセスオートメーション)では、プログラムの大容量化やシステムダウンタイムの 短縮に対応するため、コントローラーの性能・信頼性の強化・使い勝手の向上が求められており、専用の制御機からオープン化・ダウンサイジング化できる汎用シーケンサへの移行が進んでいます。かかる中、トラブルなどによるシステム停止時の復旧時間の短縮化が課題となっていました。当社は今回、「MELSEC iQ-R シリーズ」の新製品として、冗長機能の強化に加え、操作性・メンテナンス性を向上し、生産現場や社会インフラにおける高性能・高信頼システムの構築に貢献する「二重化シーケンサ」を発売します。
▽関連リンク
三菱シーケンサ「MELSEC iQ-R シリーズ 二重化シーケンサ」詳細ページ(三菱電機FAサイト)
http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/cnt/plcr/pmerit/cpu/process.html?ref=press160901
三菱シーケンサ 製品情報TOP (三菱電機FAサイト)
http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/cnt/plc/pmerit/index.html?ref=press160901
■参考
三菱電機FAサイト TOP
http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/?ref=press160901
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