半導体製造装置メンテナンス及びECプラットフォームを手掛ける株式会社TMHに投資

フューチャーベンチャーキャピタル株式会社（本社：京都市中京区、代表取締役社長：松本 直人、以下「FVC」）は、豊和銀行と共同で設立したほうわ創業・事業承継支援投資事業有限責任組合（以下「ほうわ創業・事業承継支援ファンド」）より、半導体製造装置メンテナンス及びECプラットフォームを手掛ける株式会社TMH（本社：大分県大分市、代表取締役：榎並 大輔、以下「TMH」）に投資を実行しましたことをお知らせいたします。

【投資先企業について】
TMHは大分県大分市に本社を置く半導体製造装置・部品のメンテナンス、及びECプラットフォームを運営する会社です。半導体業界は未来の産業に必要不可欠なものであり、ますます市場は拡大する一方で、半導体製造装置の延命や生産性改善が求められ中古市場が活性化しています。同社は半導体や機械系事業会社出身の技術営業が現場を理解し課題をヒアリングすることに加え、全社員の4割が外国籍人材であり海外調達先交渉にも強みを有しています。また、修理済み部品や製品を取引するECプラットフォームを運営し、半導体製造のプロが自由にグローバル取引を実現できる場を提供しています。国内4拠点（大分県、茨城県、三重県、岩手県）から、国内の半導体メーカーをサポートしています。TMＨは今回の投資を受け、地域雇用の拡大は勿論のこと、日本の半導体市場の再興の一躍を担うべく、更なる事業拡大を推進していきます。

【ほうわ創業・事業承継⽀援ファンドについて】

ほうわ創業・事業承継⽀援ファンドはFVCとして初の九州地域での地方創生ファンドであり、創業⽀援、事業承継⽀援、地域活性化に寄与することを⽬的としています。豊和銀⾏の営業エリア（主に大分県）に本社や拠点を置く中小企業を、投資対象としています。豊和銀行の支援専門部署であるソリューション支援部が中心となり、地域に根差した深いネットワークを活用し、企業課題に応じて、地域内で活動する企業の伴走支援を行っています。
また、当ファンドと連携協力協定を締結した大分県産業創造機構（おおいたスタートアップセンター）や大分県事業引継ぎ支援センターなどの支援機関が投資先の後方支援を行います。

【FVCについて】
京都に本社を置く独立系ベンチャーキャピタル。地域のベンチャー企業を支援するための「地方創生ファンド」と事業会社のオープンイノベーションを促進するための「CVCファンド」に取り組んでいます。また、資金を投入するだけでなく、長期的な事業継続に向け、事業育成、人材育成、事業コンサルティングなどの支援を行っています。

【投資先概要】
会社名　：株式会社TMH
WEB　  ：http://www.tmh-inc.co.jp/
設⽴⽇　：2012年3月
所在地　：大分県大分市下郡北三丁目14番6号メゾンドールⅡ1号
代表者　：代表取締役　榎並　大輔

【会社情報】
会社名　：フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
WEB　  ：https://www.fvc.co.jp/
設⽴⽇　：1998年9月
所在地　：京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町 659 番地 烏丸中央ビル
代表者　：代表取締役社長 　松本　直人