「Gomez 観光情報サイトリライアビリティランキング2023」の発表について
~Webサービス・アプリケーションのパフォーマンスと信頼性評価~
2022年10月に新型コロナウイルス感染症対策として実施されていた入国制限が緩和され、訪日外国人旅行者数は急速に回復しています。(*1)また、政府による水際対策、及び、マスク着用ルールの緩和に続き、2023年5月8日には新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「2類相当」から「5類」に移行されました。社会がコロナ禍前の状況へ徐々に移行する中、人々の旅行や外出に対する意欲も国内客、国外客問わず上がっていることが各種調査でも示されています。
訪日外国人旅行者数が右肩上がりに回復している今、インバウンドのみならず、国内国外需要に向けたプロモーションに力を入れている企業や自治体は多い状況です。その際、様々なアプローチを検討する上で、ユーザ向けに提供するウェブサイトが、いつでも快適かつ安心安全に利用できる状態を保つことは、ユーザ動向を的確に掴むことと同様に重要です。
当社のサイトリライアビリティランキングでは、評価に当社独自の基準を設けており、サイトパフォーマンス、セキュリティ、プライバシーの3つのカテゴリに従って、合計45項目で達成度を調査し、重要度を加味した加重平均点数をもとに総合得点を算出します。この結果をもとに、企業や自治体は、効率的かつ安定的にサービス展開や運用を行うためのサービス品質に関する目標・評価基準を定めていただくことができます。
2023年6月現在、47都道府県に加え、全国には1,718もの市町村があります。また、温泉協会やホテル協会など、観光関連協会も多数存在しています。これら自治体や観光協会について、最新のまとまった情報は存在せず、今回当社が初めて手がけることとなります。47都道府県の観光サイトから開始し、地方自治体、各観光関連協会と順次サイトリライアビリティランキングの対象を拡大する予定です。
*1 2019年の訪日外国人旅行者数は約3,188万人と過去最高を記録しました。しかし、新型コロナウイルスの世界的な流行により、2021年の訪日外国人旅行者数は、わずか25万人と激減しました。2019年12月は約250万人の外国人旅行者が訪日しており、2022年12月は約137万人と、コロナ前と比較して、約54%まで回復しています。この数値は、まだ規制が続く中国の旅行者数を含めており、中国を除く場合は約74%に上がります。このことから、インバウンド需要は順調に回復していると言えるでしょう。(日本政府観光局「JNTO」 訪日外国人旅行者数、出国日本人数の推移より)
「Gomez 観光情報サイトリライアビリティランキング2023」上位20都道府県は、以下のようになりました。
※21位以下の総合ランキング結果は当社までお問い合わせください。
【調査概要】
【評価方法】
測定結果をリスト化し、各評価の基準となるスコア表を作成。スコア表は、全測定値から平均、標準偏差を元に95%信頼区間までのレンジを設け、小さい数から5つの点数(10点、7.5点、5点、2.5点、0)を設定し得点を算出します。
【Gomezについて】
Gomezは、インターネット上で提供されるサービスを中立的な立場から評価・分析し、インターネット利用者の利便性向上とEコマース市場などの拡大に貢献するための情報提供・企業向けのアドバイスを目的とし、消費者・企業双方に対して利益となる情報を掲載しています。
Gomezを運用するゴメス・コンサルティング本部は、BBSec が2021年7月に事業継承しております。
【BBSecについて】
BBSecは、ITセキュリティの診断・運用・保守・デジタルフォレンジックを手掛けるトータルセキュリティ・サービスプロバイダーです。「便利で安全なネットワーク社会を創造する」をコンセプトに、2000年11月の設立以来、高い技術力と豊富な経験、幅広い情報収集力を生かし、大手企業、通信事業者から IT ベンチャーに至るまで、様々な企業のITサービスをセキュリティ面でサポートしています。
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