【朝日小学生新聞の新刊】『君型迷宮図』
ベストセラー「言葉屋」シリーズの作者・久米絵美里による異色のファンタジー
朝日小学生新聞の連載小説(2018年7~9月掲載)の書籍化。
記憶を失い、見知らぬ人たちの中で目覚めたぼく。なんとここは世界の記憶が集まる迷宮だというけれど……。
児童書のベストセラー「言葉屋」シリーズの作者・久米絵美里さんの新作は、朝日小学生新聞に連載した異色のファンタジ―作品です。
見知らぬ空間で目覚めた主人公の「公(こう)」が「記憶迷宮」の案内人という3人にみちびかれながら、旅していきます。
三つ頭のライオンにおそわれたり、真っ暗闇の穴を落ち続けたり、色とりどりの仮面に押しつぶされそうになったり……。
案内人たちに助けられながら、公は出口をめざしますが、彼らが何か隠し事をしていることに気づきはじめます。謎に満ちた記憶迷宮で、出会った彼らの正体は? いったいここはどこ?
「記憶迷宮のからくりが解けたとき、読者のみなさんだけのすてきな迷宮ができあがっていたらうれしいです」と久米絵美里さん。生きることにちょっぴり悩む子どもたちに、元気をくれる不思議な物語です。
読みごたえのある304ページ。イラストレーター・元本モトコさんの魅力的なさし絵50枚以上がいろどります。
〈もくじ〉
プロローグ/第一章 事故紹介/第二章 第一退治の一大事/第三章 散る落ちる闇/第四章 コンプレックスコンプ/第五章 ふたする双子/第六章 謎ときの時/第七章 目覚めさめざめ/エピローグ
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■同作者による『言葉屋 言箱と言珠のひみつ』は、第5回朝日学生新聞社児童文学賞受賞作。
お問い合わせは、朝日学生新聞社出版部(電話番号03・3545・5436、平日午前10時~午後6時)。
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〈作者〉
久米絵美里(くめ・えみり)
1987年東京都生まれ。慶応大学法学部政治学科卒。『言葉屋 言箱と言珠のひみつ』で第5回朝日学生新聞社児童文学賞を受賞し、デビュー。著書に「言葉屋」シリーズ。朝日小学生新聞で「君型迷宮図」を連載(2018年7~9月)。
〈絵〉
元本モトコ(もともと・もとこ)
1982年東京都生まれ。イラストレーター。雑貨や冊子の挿絵などで活動。児童書の挿絵は今回がはじめて。
〈商品情報〉
『君型迷宮図』
2018年12月25日発売(12月中旬配本)
ISBN 978-4909064554
本体価格 1200円+税
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