パラアスリートを中心とした講師から共生社会を学ぶあすチャレ!ジュニアアカデミーの新講師を発表
~全国の小・中・高等学校等を対象とした出前授業とオンライン授業~
2020年8月にスタートしたオンライン版の需要の高まりを受け、パラサポがパラアスリート等を対象に実施しているスピーチトレーニングプログラムを修了し「あすチャレ!メッセンジャー」(https://www.parasapo.tokyo/messenger/)として認定されたアスリートから新たに講師として育成し、学校からの申し込みに対応する予定です。
戸田雄也(とだ・ゆうや)
北海道出身、東京在住。パラ・パワーリフティングの現役アスリート
北海道庁からパラサポに出向し、日々新たに仕事と競技の両立に挑戦中です。アルペンスキー競技で体育会スキー部主将を務め、卒業後は銀行に就職。新婚旅行先のハワイで突然、足が動かなくなり、落ち込んだ時期もありましたが、得意なスポーツで人生を立て直す経験をしました。くすっと笑える場面と、深い話のハイブリッドで授業を届けます。
官野一彦(かんの・かずひこ)
千葉県在住。リオ2016パラリンピック銅メダリスト(車いすラグビー)
パラサイクリングの現役アスリート
車いすラグビー日本代表としてロンドン2012とリオ2016パラリンピックに出場し、リオ大会では銅メダルを取る事が出来ました。現在は、パリ2024大会に向けてパラサイクリングに競技転向し現役選手として活動しています。パラリンピックやパラスポーツの理解を通して、障がいを持っている事が決してマイナスではないことを伝えていければと思います。
- 講師紹介
最新情報は、事業サイトをご参照ください。
https://www.parasapo.tokyo/asuchalle/junioracademy/navigator/
- あすチャレ!ジュニアアカデミー
「あすチャレ!ジュニアアカデミー」は、パラアスリートを中心とした障がい当事者講師から共生社会を学ぶ、小・中・高等学校向けワークショップ型授業です。講師との対話を通じ、児童生徒一人ひとりが「自分には何ができるか?」を考える機会を創出します。スポーツを通じ共生社会への気づきや学びの機会を提供する「あすチャレ!(明日へのチャレンジ)」プログラムの一つで、2018年の開始から2020年度末までに全国で421回実施、44,665名の児童生徒が受講しています。
事業サイト|https://www.parasapo.tokyo/asuchalle/junioracademy/
2020年度は新型コロナ感染拡大の影響を受け、上半期の開催をすべて取りやめとしたものの8月にオンライン版を開講し、8か月間で200回実施しました。オンライン版では、講師と教室をライブで繋ぎ、WEB会議システムを利用して授業を行います。
学校訪問については、「新型コロナウィルス感染症に対応したガイドライン」(https://bit.ly/3yYxbtp)を策定し、安心・安全に配慮した準備を整えています。
- 日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)
「SOCIAL CHANGE with SPORTS」をスローガンに、パラスポーツを通じて、一人ひとりの違いを認め、誰もが活躍できるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)社会の実現を目指しています。
設立以来、パラリンピック競技団体の運営支援をはじめ、パラアスリートや障がいのある当事者と一緒に知る、学ぶ、体験する、パラスポーツを活用したD&Iプログラムを展開し、2019年にはスポーツ庁長官表彰を受賞しました。パラサポ公式サイト|https://www.parasapo.or.jp/
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