「サントリー１万人の第九」朗読ゲストに有働由美子さん決定！

今年で３６回目となる「サントリー１万人の第九」の朗読ゲストとして、有働由美子さん（４９）の出演が決まりました。

朗読ゲストに決まった有働由美子

　１９８３年に始まり、師走の風物詩となった「サントリー１万人の第九」は、ベートーヴェンの「第九」を１万人が合唱するコンサート。総監督・指揮は今回で２０回目となる世界的指揮者の佐渡裕さんが務めます。

 

総監督・指揮の佐渡裕（2017年サントリー1万人の第九）

　２０１３年から始まった “詩の朗読”では、ベートヴェンが交響曲第9番を作る上でのきっかけとなったシラーの詩「歓喜に寄せて」を翻訳した「よろこびのうた」を、朗読ゲストが1万人の前で読み上げます。これまで、仲間由紀恵さん、井川遥さん、栗山千明さん、佐々木蔵之介さん、小栗旬さんが朗読ゲストを務めてきました。

　今回「よろこびのうた」の朗読を有働由美子さんにお願いした背景には、この１年、台風、地震、水害など日本全国で自然災害が続発し、今もなお生活の根本が安定されない方も多くおられるという事情があります。生活情報からニュースまで気持ちを大切に伝え続けてきた有働さんに朗読を託すことで「1万人の第九は1人1人が主役」という不変のメッセージを多くの人に届けられれば、との思いからお願いしました。
　長年、報道や情報番組をけん引し、ニュースキャスターとしても活躍する有働由美子さんが、すべての人々への愛と平和への願いをつづった「よろこびのうた」をどう表現するのか。ぜひご注目下さい。

 

 

　♪ 有働由美子さんコメント ♪

　クラシック界の常識を変え、第九を広く人々に広めた画期的なイベント『サントリー１万人の第九』に、朗読という形で参加させていただける光栄と緊張感でいっぱいです。

　命の歓びが爆発するような力強さあふれる詩。一つ一つの単語の意味を考えながら、世界観を築き上げられればと思います。
 

2017年「サントリー1万人の第九」の模様

「サントリー１万人の第九」

主催　　　：ＭＢＳ
特別協賛　：サントリーホールディングス株式会社
公演日　　：１２月２日（日）１５：００開演　（１４：００開場）
場所　　　：大阪城ホール
番組放送日：１２月２９日（土）１６：００～１６：５４
放送　　　：ＭＢＳ（毎日放送）、ＴＢＳテレビ、ＣＢＣテレビ、ＨＢＣ（北海道放送）、
　　　　　　ＲＫＢ（ＲＫＢ毎日放送）、ＴＢＣ（東北放送）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　６局ネット ※11/12現在
＜出演＞
ゲスト：ベンヤミン・アップル（バリトン）、村上明美（ピアノ）
朗読　：有働由美子

＜概要＞
ベートーヴェンの「交響曲第9番」通称「第九」を１万人が合唱するコンサート。１９８３年に始まり、今年で３６回目の開催です。１９９９年の第１７回から総監督・指揮を務めている世界的指揮者の佐渡裕さんは今回で２０回目となります。
１万人の合唱団は一般から参加者を募り、各地でのレッスンを経て本番に挑みます。もともとは「大阪２１世紀事業」として企画されたのが始まりで、スポンサーであるサントリーの佐治敬三社長（当時）も合唱に参加しました。毎年１２月の第１日曜日に行い、今では年末に欠かせない恒例行事の一つとなっています。