【調査リリース】タイプロの視聴実態を徹底調査。Z世代の新たな推しへの心理を明らかに。
Z世代視点で紐解く!社会現象「timelesz project(タイプロ)」とは?~タイプロ視聴の感想から透ける、Z世代の推しへの価値観~

調査データはこちら:https://www.n-info.co.jp/report/0071
総合マーケティングリサーチ会社の日本インフォメーション株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:斎藤啓太)は、インフルエンサーを活用したショートムービーマーケティング事業を行う株式会社TORIHADA(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:若井 映亮)と女子大生・女子高生マーケティング集団「Trend Catch Project 」 を運営するRooMooN株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:浜内 久乃、以下RooMooN)が設立した、若年層の「今と未来」について調査・研究するプロジェクト「Next Generation Lab」に参画いたしました。今後3社共同でZ世代の価値観や生活様式などインサイト研究を行ってまいります。

■「Trend Catch Project」 について
「Trend Catch Project」は、2018年10月に発足した女子大生・女子高生マーケティング集団です。参加している学生主導で活動を行い、企業様へのマーケティング支援やトレンド発信を目的に、日々活動しています。
現在、関東を中心とした高校生・大学生・短大生・専門学生が約20名ほど所属。今後さらに規模を全国に拡大し、女性のライフステージに合わせたリアルな意見を社会に向けて発信していきます。
Trend Catch Projectでは、新メンバーを随時募集しております。以下のフォームよりご応募お待ちしております。
https://forms.gle/hd6YtrdAgPQN889u9
<SNS>
女子大生・女子高生マーケティング集団「Trend Catch Project」
Instagram:https://www.instagram.com/trendcatch_pj/
X(旧Twitter):https://x.com/trendcatch_pj
note:https://x.com/trendmirror_jp
<運営メディア>
「Trend Mirror」
Instagram:https://www.instagram.com/trendmirror_jp/
X(旧Twitter):https://twitter.com/trendmirror_jp
今回は共同調査の第一弾として、社会現象となったtimelesz project(以降タイプロ)の視聴実態と、Z世代の推しに対する価値観を明らかにするための調査を実施いたしました。
今回は共同調査の第一弾として、社会現象となったtimelesz project(以降タイプロ)の視聴実態と、Z世代の推しに対する価値観を明らかにするための調査を実施いたしました。
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詳細な調査結果資料(その他の質問/集計データ)を無料にて配布しております。
ご希望の方は、以下のURLからお気軽に問い合わせください。
https://www.n-info.co.jp/inquiry/report/
※ご希望の資料名に「#71 Z世代視点で紐解く!社会現象「timelesz project(タイプロ)」とは?~タイプロ視聴の感想から透ける、Z世代の推しへの価値観~」と記載ください。
■調査結果から得られたファインディングス
●Findings1
タイプロの認知は約6割で全エピソードを視聴したのは約1割。
●Findings2
SexyZone/timeleszのファンは、新メンバーオーディションの発表当初は賛成派と反対派が半々だったが、番組終了後にはオーディションをやってよかったという意見が過半数に。
●Findings3
視聴者が選ぶタイプロの名場面では、timelesz、候補生、トレーナーが熱意をもって真剣に向き合う姿がランクイン。
●Findings4
タイプロ終了後に新規でファンクラブに入った、もしくは入会を検討している人は全体の約3割と、新規ファンの獲得にも効果があったのではないかと推察する。
●Findings5
推しを決めるうえで、ビジュアルやスキルだけではなく、性格の良さやメンバーとの仲の良さ、努力する姿などの内面的要素も重視される。オーディション番組は課題に対して取り組む姿勢や周囲の人との関係性など、その人の素の部分がフォーカスされるため、推しに求める“人間性”の部分を知るきっかけになり、それがタイプロをはじめとするオーディション番組が支持される理由の一つではないだろうか。
■調査概要
調査地域:日本全国
調査対象:16~29歳の女性
調査設計:スクリーニング調査/3899サンプル
本調査/201サンプル
調査方法:クローズドモニターへのインターネットリサーチ
トレンドキャッチプロジェクトのメンバーへのオープン調査
調査実施時期:2025年2月21日~ 2月25日
■主な調査結果
□タイプロの認知・視聴状況は?

まずタイプロが彼らにどのくらい認知されているのかを確認したところ、認知ありは約6割、その中で見たことがある割合は約2割で、全エピソードを視聴したのは約1割という結果になりました。配信媒体がNetflixということもあってか、認知自体は高いものの見たことがある人は少ないようです。 (図1)ただし、YouTubeなどで短時間で楽しめるコンテンツを複数公式配信するなど、「タイプロ」内でのユーザー同士の交流やフォロー・ファン文化など、コミュニティが形成されやすい仕組みが功を奏し、社会現象の1つともいえるブームを巻き起こしたようです。

□タイプロに対してSexyZone/timeleszファンは否定的から好意的多数に態度が変容

元々SexyZoneやtimeleszのファンだった方はタイプロに対してどのような印象を持っていたのでしょうか。
新メンバーオーディションを開催すると聞いた時の反応は、賛成と反対はほぼ半々と意見が割れました。(図3)ただ、反対していた方もタイプロをすべて見終わった後には、オーディションをやってよかったという意見が過半数を超え、番組を見進める中で候補生やtimeleszの人柄に触れ、取り組み自体を好意的に捉える人が増えていった変化が見られました。(図4)

□数々の名場面を生んだタイプロ、真剣に向き合う姿に心打たれる

数々の名場面を生み出したタイプロですが、その中で好きな場面、印象に残っている場面を振り返ります。ここでは「名言」「パフォーマンス」「シーン」の項目に分けてそれぞれTOP5を抜粋しました。(図5)
名言では、菊池風磨が歌詞を忘れてしまった候補生に対してかけた言葉、「菊池風磨構文」がTOPに。パフォーマンスでは最終審査で候補生8人が披露したRUNが、シーンでは5次審査の通過者が発表された後、候補者やtimeleszが脱落者との別れを惜しむ中、彼らと離れた場所でトレーナーのNOSUKE先生が大号泣するシーンが1位に選ばれました。候補生やtimelesz、トレーナー陣、同じ事務所の先輩などこのオーディションに関わる人たちが、熱意をもって真剣に向き合う姿勢が、視聴者の記憶に色濃く残っているようです。

□タイプロ候補生の人気ランキング

続いて、4次審査以降の参加メンバーの推しを確認しました。(図6)
「推し何人でも」「一番の推し」いずれも、STARTO ENTERTAINMENTの俳優部から参加した「寺西拓人」が1位という結果になり高い人気がうかがえます。最終メンバーに選ばれなかった候補生では、高いパフォーマンス力を発揮した「浜川路己」、アメリカ出身の17歳「浅井乃我」の人気も高かったようです。

□タイプロ視聴後の反応は?新規ファンはどのくらい獲得した?

続いて、タイプロ視聴後の反応を確認しました。
新メンバーが5名発表され、8名体制となった新生timelesz。一番の推しでは「寺西拓人」が1位という結果になりました。(図8)ただし、タイプロ視聴者の意見であってタイプロを視聴していないファンの意見は含まれていないことは留意したいところです。全体の半数以上が新メンバーに納得していて、(図9)タイプロをきっかけに新規でtimeleszのファンクラブに入った人が約1割、入会検討中と合わせると約3割と、新規ファンの獲得にも効果があったのではないかと考えられます。(図10)

□タイプロから考えるZ世代の推しへの価値観

近年アイドルグループのオーディション番組は数多く存在していて、開催されるたびに若者の間で話題になっています。今回のタイプロを通して、Z世代の推しに対する価値観の関係性を読み解きます。
タイプロの話題は、約半数の人が家族や同性の友達と共有していたことがわかりました。(図11)身近な人とのコミュニケーションの中でアイドルのオーディションや推しについてが話題に挙がっていて、Z世代はもちろん親世代など広い世代で関心を得ているのではないかと考えます。
ではなぜ彼らはタイプロを見るのでしょうか?タイプロの魅力を確認したところ、「応援したくなる」という回答が最も高い結果になりました。また、今回のオーディションが既にあるSTARTO社のアイドルグループに一般応募者が入るという前提だったため、オーディションの過程で「候補生の成長する姿や人柄が見られる」点もファンや視聴者にとって大きかったかもしれません。候補生の人柄を知ることでtimeleszの3人が最終的に選んだ新しい「仲間」への納得感にも繋がったのではないでしょうか。(図12)

続いて、アイドル・アイドルグループに推しがいる人に、推しを決めるうえでの重視点を聞いてみました。(図13)
すると「ビジュアルがよい」ことも重視されていますが、「性格が良い」ことや「努力している姿がみられる」こと、「ファンを大事にしていること」や「メンバーとの仲の良さ」といった内面的な部分に魅力を感じて推しになることが多いようです。オーディション番組ではパフォーマンスを披露する部分もありますが、与えられた課題に対して必死に練習する姿やその過程で垣間見える人間性、周りの人との関係性といったその人の素の部分がよりフォーカスされます。Z世代が推しに求める人間性の部分を知るきっかけになることが、タイプロをはじめとしたオーディション番組が支持を得る理由の一つなのではないかと考えます。

□ 今後の取り組み
引き続き、3社共同プロジェクト『 Next Generation Lab 』でリリースなどを発信していく予定です。
今後の取り組みをご期待ください。
以上、「Z世代視点で紐解く!社会現象「timelesz project(タイプロ)」とは?~タイプロ視聴の感想から透ける、Z世代の推しへの価値観~」と題して、研究結果第1弾をお伝えしました。
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※詳細な調査結果資料(その他の質問/集計データ)を無料にて配布しております。
ご希望の方は、以下のURLからお気軽に問い合わせください。
https://www.n-info.co.jp/inquiry/report/
※ご希望の資料名に「#71 Z世代視点で紐解く!社会現象「timelesz project(タイプロ)」とは?~タイプロ視聴の感想から透ける、Z世代の推しへの価値観~」と記載ください。
レポートの著作権は、日本インフォメーション株式会社が保有します。内容を転載・引用する場合には、「日本インフォメーション(株)調べ」と明記してご利用ください。
引用元には以下のリンクの設定をお願いいたします。
記事ページ(https://www.n-info.co.jp/report/0071)
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LINEリサーチ:若年層の回収力が高いインターネットリサーチ
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若者リサーチ:中高生を対象とした学校内アンケートやサンプリング調査の実施が可能
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U-18クラスター:中学生・高校生を、「基本的志向」「情報行動」「生活スタイル」「消費行動」などで独自分類したU-18世代の志向クラスター
詳細はお問合せフォームよりお気軽にお問い合わせください。
■会社概要
会社名:日本インフォメーション株式会社
所在地:東京都中央区銀座3丁目15-10JRE銀座三丁目ビル4F
代表取締役社長:斎藤啓太
資本金:5,500万円
設立:1969年12月1日
URL:https://www.n-info.co.jp/
事業内容:マーケティング・リサーチ事業、マーケティングコンサルティング 他
■会社概要
会社名:株式会社TORIHADA
所在地:東京都渋谷区道玄坂2-25-12 道玄坂通 6階
代表取締役:若井 映亮
設立:2017年10月
URL:https://www.torihada.co.jp/
事業内容:インフルエンサー関連事業・デジタルマーケティング事業・マネタイズプラットフォーム事業
■会社概要
会社名:RooMooN株式会社
所在地:東京都港区六本木4-3-11 六本木ユニハウス223
代表取締役:浜内 久乃
設立:2020年4月
URL:https://note.com/hisano_hamauchi/
事業内容:インフルエンサーマネジメント事業・広報PR事業・コンテンツプロデュース事業・コミュニティ運営事業・メディア運営事業・キャスティング事業
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