【約6割以上の方がキャットフードやおやつの添加物が気になると回答!】飼い主さんが気を付けているキャットフードの選び方とは...?
愛猫の健康に直結するキャットフード選び!しかし、商品数が多いため、最適なものを選ぶのは難しいものです。今回は、飼い主が抱える悩みや選び方のポイントを詳しく紹介します。
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今回「キャットフード」について調査を行ったところ、約5割の方が愛猫にドライフードをあげていることが判明!
ドライフードは栄養素が高く、長期保存ができるなどのメリットがありますが、猫ちゃんの健康状態や年齢に応じたキャットフードをあげることが大切です。
飼い主さんがキャットフードで重視するポイントはさまざまですが、できる限り猫ちゃんにとって美味しく、健康的で続けやすい価格帯が嬉しいですよね。
そこで今回は、飼い主さんが選ぶキャットフードの実態について調査します!
調査概要
調査方法:アンケート調査
調査期間:2025/02/07~2025/02/09
調査対象:20代~50代の男女
対象者数:100名
調査項目:「キャットフード」に関するアンケート
アンケート結果
今回アンケートにご協力いただいた100名は43%が男性、53%が女性でした。
各年代の比率は、以下です。
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20代 14.0%
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30代 43.0%
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40代 35.0%
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50代 8.0%
【現在購入しているキャットフードに満足していますか?また、いいえと回答した方は、どんなことにお悩みですか?】
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キャットフードの満足度については、約半数が「満足している」と回答。
では、「いいえ」と回答した方の愛猫のフード・フード選びに関するお悩みについて詳しく見ていきます。
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栄養があるフードを選びたいのに、どれが1番いいのか、合うのか分からない。(30代/男性)
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品質の良くて高いものを与えても、猫が気に入ったものでないと食べてくれない。種類が多すぎて何がいいかよくわからない。(30代/女性)
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添加物が少なく消化に優しいフードを探すのに悩んでいます。どの製品が本当に安心か、選び方に迷っています。(30代/女性)
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穀物フリーのほうが良いのかと思うけど、値段が高いので躊躇する(40代/女性)
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何度新しいのに変更しても、しばらくすると食いつきが悪くなってふりかけなど工夫が必要(40代/女性)
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もっと値段の安いフードがあれば良いと思う。(40代/男性)
上記の回答を見ると、「フードの添加物」「価格」「食いつきの悪さ」についてお悩みを抱えている方が多い印象です。
では、実際にどんなキャットフードをあげているのか、回答を見ていきましょう!
【 現在、愛猫にはどんな種類のキャットフードを与えていますか?また、どのタイミングであげていますか?1ヶ月あたりのキャットフード代はいくらですか?】
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キャットフードの種類に関しては、約半数が「ドライフード」をあげていることが分かりました。次に約3割の方が「ドライフード・ウェットフード」約2割の方が「ウェットフード」約1割が「日によって変える」と回答しています。
キャットフードは種類が豊富にあるため、何をあげるのがベストなのか迷う方も多いはずです。
ここでは、キャットフードの種類について紹介します。
<ドライフード>
ドライフードは水分含量が10%以下のキャットフードで、一般的に「カリカリ」とも呼ばれます。栄養が凝縮されており、総合栄養食が多いのが特徴です。湿気に注意すれば長期間保存でき、猫ちゃんの主食として人気があります。水分含量が少ないため、水分不足のリスクが高い点に注意が必要なフードです。
<セミモイスト・ソフトドライタイプ>
セミモイスト・ソフトドライタイプは、水分含量が25~35%程度の半生タイプのキャットフードになります。ドライと同じ処理をしたものがソフトドライ、未処理のものがセミモイストに分類されます。肉感や香りが強いため、食いつきが良いのが特徴です。水分量が多いため長期保存には向きませんが、やわらかく食べやすいため、子猫の離乳食や病後の療法食、シニア猫のフードにおすすめです。
<ウェットフード>
ウェットフードは水分含量が約75%のキャットフードです。水をあまり飲まない猫ちゃんにおすすめで、食事と合わせて水分補給の役割も果たしています。フレークやペースト、スープ状など種類が豊富で、缶詰やパウチで販売されていることが多いです。肉の食感や香りが強く、食欲が落ちた猫ちゃんでも食べやすいです。一度開封すると傷みやすいため、早めに使い切る必要があります。
キャットフードをあげるタイミングとしては、約7割の方が「決まった時間に決まった量を与えている」という回答でした。
他にも「置き餌にしている」「自動給餌器を使用している」「特に時間は決まっていない、気づいた時にあげている」と飼い主さんの生活状況によって異なっていました。
実は、猫ちゃんの食事は、決まった時間に与えることが、とても重要だったんです。
推奨タイミングとしては、朝と夜の2回!
適切な間隔を空けてあげることで、空腹や食べ過ぎを防ぐことができます。
しかし、必ずしも朝と夜にあげないといけないわけではありません。
大切なのは、猫ちゃんが規則正しく食事を取ること。
そのため、飼い主さんのライフスタイルに合わせて、無理のない範囲で時間を決めてあげるようにしましょう。
1ヶ月あたりのキャットフード代については、最も多い価格帯が「2,001円~5,000円」でした。次は「5,001円~10,000円」となっていますが、中には、「20,001円以上」と回答する飼い主さんも数人いました。
猫ちゃん1匹あたりの月々の主食フード代は、約2900円が一般的な相場です。
安価なキャットフードでは、月々1000円程度、またはそれ以下で購入できるものもありますが、品質に大きな違いがあります。
低価格のフードは、飼育費用を抑えることができるメリットがある一方で、原材料や添加物の品質が低いことが多い傾向です。
また、多くの添加物、香料や着色料が含まれている場合があり、安いからといって安易に選ぶことは避けるようにしましょう。
一方、高価格帯のキャットフードは、品質や成分にこだわったものが多いです。そのため、猫ちゃんの健康維持や寿命を延ばす効果が期待できるでしょう。
さらに、病気の予防や医療費の節約にも繋がります!
しかし、高いからといって猫ちゃんが好んで食べるというわけではありません…。
キャットフード選びでは、価格だけでなく、成分や品質をしっかり確認することが大切です。予算に合わせて、できるだけ質のいいキャットフードを選ぶことで猫ちゃんの健康を守れるでしょう。
【愛猫のおやつやキャットフードの添加物は気になりますか?また、おやつやキャットフードに含まれていたら購入しない添加物は何ですか?】
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おやつやキャットフードの添加物について、気になるかを聞いたところ約4割の方が「どちらも気になる」と回答しています。それに反して、約3割の方が「どちらも気にしていない」と回答も得られました。
中には「おやつだけ気になる」「キャットフードは気になる」など、飼い主さんによって添加物を気にしているかどうかは異なる印象でした。
添加物は、フードの品質を長期間保つために使用される成分です。
また、食欲を刺激するフレーバーや、見た目を良くする着色料など、さまざまな添加物が存在しています。
しかし、中には「健康に悪影響を及ぼす可能性」のある成分も残念ながら含まれているのです。そのため愛する猫ちゃんのためにも、しっかり成分を確認しながら選んであげることが大切です。
おやつやキャットフードに含まれていたら購入しない添加物については、飼い主さんによって異なっている印象でした。
特に、着色料や発色剤、防腐剤などは避けたいと考える方の多くがBHAやBHTなどの酸化防止剤にも注意を払っている傾向があります。
2009年6月より、愛玩動物用飼料の安全性の確保に関する法律が施行され、ペットフード製造業者は添加物を含むすべてに原材料を表記することが義務付けられました。
以下にキャットフードに入っていたら注意すべき、添加物を上げますので参考にしてください。
猫ちゃんに気を付けたい添加物としては、主に下記の5つです。
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プロピレングリコール
プロピレングリコールは、半生フードの保湿やカロリー源として使われる添加物です。猫ちゃんが摂取すると血液検査に異常が出ることがあり、長期間の摂取は肝臓や腎臓に負担をかける恐れがあります。
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亜硝酸ナトリウム
亜硝酸ナトリウムは保存料や発色剤として使用されることが多く、発がん性の可能性があるため注意が必要な添加物のひとつ。猫ちゃんは人間よりも感受性が高いため、避けるようにすると安心です。
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エトキシキン、BHA、BHT
エトキシキン、BHA、BHTは保存料や発色剤で、発がん性のリスクがあります。特にエトキシキンは肝臓や腎臓に悪影響を及ぼすことがあり、長期摂取は健康問題の可能性もあるでしょう。
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グリシリジン、アンモニエート
グリシリジンやアンモニエートは、安全性が不明な甘味料です。猫ちゃんは、消化不良やアレルギーを引き起こすことがあり、できるだけ避けたい成分と言えます。
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赤色102号
赤色102号は発がん性やアレルギー反応を引き起こす恐れがある着色料です。皮膚や消化器系に悪影響を及ぼすことがあり、発がん性が示唆されているため、注意が必要な成分です。
キャットフードの添加物表示を確認し、より安心の製品を選んでくださいね。
【 キャットフード選びで最も重視するポイントは何ですか?】
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キャットフード選びで最も重視されるのは「食いつき」でした。どんなに高品質でも、愛猫が食べなければ意味がないため、多くの飼い主さんが優先するポイントのようです。
猫ちゃんが食いつきが悪い場合、以下の対処法を試してみてください。
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しばらく様子を見る
猫は食欲にムラがあり、食べたいときに食べたい分量を食べる習性があります。そのため、元気があり、少し食べる量が減った程度であれば、しばらく様子を見てみましょう。
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食べやすいご飯を選ぶ
猫ちゃんの好みに合わせて、より肉や魚の匂いが感じられるフードに変えてみると、食欲が増す可能性があります。 また、フードを人肌程度に温めると食べやすくなります。 カリカリが苦手な場合は、ウェットフードに切り替えるのも一つの方法です。
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環境を整える
食事中の環境が快適でない場合、食欲が低下することがあります。 食器の位置や周囲の騒音、トイレの近くに食器を置いていないかなど、食事環境を見直してみましょう。
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遊びの時間を増やす
適度な運動は食欲増進やストレス解消に効果的です。 1回5分程度でもよいので、1日に何度か遊びの時間を作ってあげましょう。
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おやつの与えすぎに注意
おやつを与えすぎると、食事の時間に食べなくなることがあります。 おやつはあくまでコミュニケーションの一環として与え、1日の摂取量を管理しましょう。
最後に理想のキャットフードについて聞いてみました。
【「こんなキャットフードがあったらいいな」と思う、理想のキャットフードを教えてください。】
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少し高いが、グランツ、カナガン、などエビデンスがあるものが理想。(40代/男性)
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猫に本来必要な栄養素をきちんと考えてくれているもの。添加物を始めとした、不必要なものが入っていない自然に近いもの。(40代/女性)
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着色料や保存料などの添加物が一切入っていない国産のもので、値段が手頃で種類も豊富なもの(20代/女性)
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尿石症の猫も安心して食べられるフードがもう少し手軽に買えると嬉しい。ちゅ~るのようなものも基本的に食べられないので類似品があれば薬を飲むときも楽。(30代/女性)
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猫が喜んで食べてくれる美味しさと、健康をサポートする栄養バランスが両立していて、価格も手頃で買い続けやすいもの。(40代/男性)
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置き餌にしていても味があまり変化しないキャットフード(20代/女性)
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その日の体調や年齢、体質に合ったものをあげたい。(40代/女性)
理想のキャットフードについては、飼い主さんの意見に共通するポイントがいくつか見られました。
まず、猫に必要な栄養素がしっかり含まれ、不必要な添加物が入っていない安全なフードが求められています。
また、食いつきが良く、飽きずに食べ続けられることも重視されており、健康をサポートする栄養バランスも重要視されています。
さらに、価格が手頃で継続しやすいことや、国産で種類が豊富である点も理想の条件として挙げられました。
「安全性」「美味しさ」「コスパのバランスが取れたフード」が求められているようです。
ここからは、キャットフードを選ぶ際のポイントを4つ紹介します。
<キャットフードの選び方>
1.原材料が記載されているものを選ぶ
パッケージ裏の原材料表示を確認し、「肉類」など曖昧な表記ではなく、「チキン」「肝臓」など具体的に書かれたものを選びましょう。猫ちゃんは穀類を消化しにくいため、小麦やトウモロコシが多く含まれるものは注意が必要です。AAFCOやFEDIAF認証のフードなら、品質も保証されているので安心です。
2.添加物が少ないものを選ぶ
添加物には必要なものもありますが、BHA・BHTなどの酸化防止剤や、合成着色料・発色剤など健康に悪影響を及ぼす可能性のあるものは避けましょう。長期摂取によりアレルギーや内臓への負担が懸念されるため、できるだけ天然由来の保存料を使用したフードを選ぶことがおすすめです。
3.賞味期限内に食べれる量を選ぶ
キャットフードは、賞味期限内に食べきれる量を購入しましょう。期限が切れると成分が劣化し、カビや虫のリスクが高まります。特に開封後は酸化しやすいため、小分けで保存し、できるだけ早く使い切ることが大切です。新鮮で安全なフードを与えることが、猫ちゃんの健康維持につながります。
4.年齢や成長に合わせて選ぶ
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子猫用
子猫期は成猫の約2倍のエネルギーを必要とするため、高タンパク・高脂肪のフードを選びましょう。生後1カ月までは粉ミルク、1~2カ月頃はふやかしたフードで離乳を進めます。
3カ月以降は成長に必要なタンパク質やミネラルを含む子猫用ドライフードがおすすめです。この時期は食の好みが決まるため、さまざまな食感のフードを試すことも大切です。
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成猫用
1~7歳の成猫期はエネルギー消費が落ちるため、肥満対策が重要です。タンパク質はしっかり含みつつ、脂質やカロリーを抑えた成猫用フードを選びましょう。
避妊・去勢後は太りやすくなるため、専用フードを活用するのもおすすめです。また、腎臓病予防としてアルギニンやオメガ脂肪酸を含むフードを選ぶのも良いでしょう。
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老猫用
7歳以降のシニア期は運動量が減り、病気のリスクが高まるため、カロリーや脂質を抑えたフードを選びましょう。ビタミンや腸の健康をサポートする成分が含まれているものが理想です。
また、噛む力や消化機能が低下することもあるため、ドライフードをふやかしたり、ウェットフードに切り替えるのも効果的です。食欲が落ちた場合は、早めに獣医師に相談しましょう。
まとめ
今回の調査では、約半数の飼い主が現在のキャットフードに満足していることが分かりました。
しかし、約3割が「どちらでもない」と、約2割が「いいえ」と回答し、すべての飼い主が納得できるフードを見つけているわけではないことが明らかになりました。特に「フードの添加物」「価格」「食いつきの悪さ」といった点が悩みとして多く挙げられています。
キャットフードの選び方には個人差があり、飼い主の重視するポイントもさまざまです。多くの飼い主が食いつきや原材料を最も重視し、安全性と栄養バランスを大切にしています。また、価格や原産国、フードの目的や機能も考慮されており、特に高品質でありながらも手頃な価格で続けやすいフードが求められているようです。
キャットフードの種類については、約半数がドライフードを与えており、次いでウェットフードやその組み合わせを与えている方も多いことが分かりました。フード選びでは、愛猫の食いつきや栄養バランスをしっかりチェックし、添加物を避けることが重要です。特に着色料や発色剤、防腐剤などが含まれていない安全なフードを選ぶことが、愛猫の健康維持には欠かせません。
また、キャットフードの価格帯はさまざまであり、1ヶ月あたり2,001円~5,000円が最も多い結果となり、価格面でも選び方には工夫が必要です。フードの選び方としては、原材料が具体的に記載されているものや、添加物が少ないものを選ぶことが愛する猫ちゃんにとっては大切になります。
最適なフードを見つけるためには、食いつき、栄養バランス、安全性、価格などのポイントを総合的に考慮し、愛猫の健康を守るために慎重に選んであげましょう。
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