リオで警察による殺人が激増
オリンピックを目前にしたリオデジャネイロ市で、警官よる殺人が激増している。治安に関する政府系機関の統計によれば、5月の犠牲者は40人にのぼり、17人であった前年同月に比べ135%増となった。リオ州全体では、44人から84人に増えている(90%増)。
この数字は、治安維持活動が生存権を軽視していることを端的に表している。そして、当局がオリンピックという大規模なスポーツイベントを控え、生存権という最も根本的な人権を守れていないことを、浮き彫りにするものだ。
警察による過剰な武力の行使に対しては、これまで数々の警告がなされ、リオの住民からも多くの訴えがあった。それにもかかわらず、殺人件数が増加していることは、とうてい許されるものではない。当局は治安部隊の行き過ぎた行為を阻止し、暴力の連鎖を食い止め、生存権が保障されるよう、すぐに行動をとるべきである。
アムネスティ・インターナショナル日本
www.amnesty.or.jp
警察による過剰な武力の行使に対しては、これまで数々の警告がなされ、リオの住民からも多くの訴えがあった。それにもかかわらず、殺人件数が増加していることは、とうてい許されるものではない。当局は治安部隊の行き過ぎた行為を阻止し、暴力の連鎖を食い止め、生存権が保障されるよう、すぐに行動をとるべきである。
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